この小さな町で私たちは6日ほど過ごした。
前に数日過ごしたPort Bartonと違って、今回は「発展した町」に出かける気積もりで入った。
Port Bartonから地元の人たちも時々乗り降りする半公共、半旅行者用のミニバスでガタガタと揺られること3時間。
私たちはPort Bartonで知り合ったMickelからおススメの宿を聞いてすでに連絡してある。Sea &Jungle。
まさにその名の通り、バンガローはエルニドの町と海を見下ろす丘の中腹に建っている。この町は小さくてその割に旅行者が老若男女問わず多く、なんとなくごみごみしたところだったけれど、このバンガローのおかげでずいぶんとゆったりした気分で過ごした。
何よりのびっくりが、バンガローからの景色がピピ島に住んでいたバンガローからの景色とそっくり。町の形、湾の形。湾を囲む岩山の様子。
そしてそれを見下ろしながらのコーヒー。
町中はホテルだらけで、人も多いけれど、近隣の小さな島を巡るアイランドホッピングツアーがしっかりと用意されているせいか、日中は町中で旅行者がぞろぞろということはない。
が、反動で夕食時には驚く。
特にビーチ沿いのレストランは6時半以降は常に満席だ。
各レストランの店頭に並べてある魚たちはどれも新鮮。だけど実際に食べると、日本人の私としてはそれほどおいしいとは言えない。普段新鮮な魚介類が手に入りにくい欧米人たちにとっては大人気だけど。
一度ツアーに参加した。
エルニド全体で共通ツアー、共通料金で、かなりきっちりと管理されている。ツアーはA~D。各ツアー、ひとつとして同じビーチはかぶっていない。 Aはカヤック可能、Bはビーチがメイン、など、各ツアーを選ぶポイントも違う。
エルニド周辺には45もの中小の島々と100を超えるビーチがある。
旅行者はどこでも好きなところに行けるというわけではなく、フリーツアーを組んだとしても行けるところは限られているようだ。これはひとえにエルニド周辺の環境保護のためであり、さすが、ここたった20年ほどで観光地化されつつある地域だなぁ、なんて思ってしまう。
タイやほかの国で失敗してしまっている方法から、何が大切なのかきちんと学んでいるのだろう。
今現在、町の人々も旅行者の持つお金に対して、それほどがめつくない。何事にもフェアな料金を提示してくることが多い・・・あくまで多いだけだけど。
おもしろいことに、旅行者がお金を落とすようなアトラクション、タクシーの行き先などは、たいていはすでに料金設定がされており、まぁ頑張って値切ることはできないこともないけど、どの旅行会社あるいはどのトライシクルドライバーに聞いても全く同じ料金が提示される。そして値切ったとしてもこれまた共通の料金までしか下がらない。
ただこれが、時間が経ち、世代が代わってきたときにどんな変化を見せるのかはわからない。
さて、私たちが参加したのはツアーC。単純にその日の参加者が少ないツアーを選んだ。
いくら行き先が素敵でも、移動中のボートがすし詰めっていうのはごめんだ。
結果。移動中もビーチでものんびり。もちろん他の旅行会社から出ているボートはいたけれど、グループが小さいというのはとにかくいい。同じツアーの参加者たちもフレンドリー、天気も上々、と半日大いに楽しんだ。
フィリピンで驚いたことのひとつがボート上のバーベキュー。
バンカーと呼ばれるボートのハル(船体)の両外側に七輪のようなものが設置されており、船が移動中でもそこで火を起こしてしまう。スタッフも毎日ボート上で調理しているだけあってバーベキューもすごくおいしい。
エルニドから個人で出かけられるビーチもきれい。
トライシクルで40分ほどのNacpanビーチ、10分ほどのサンセットビーチ。
あんまり油断しているとサンドフライに刺されることもあるけれど、どちらも気持ちのいいビーチだった。
ここでサンドフライ。
蚊よりもずっと強力なサンドフライは、刺されると10日ほどかゆみが続く。そして、そのかゆみも蚊の比ではない。たいていは水ぶくれができて、ひどいと刺された跡が長いこと残る。
あまりかゆみがひどいようなら薬局で抗ヒスタミン剤も売っている。日本に売っている虫刺され用のクリームくらいでは効かないことが多いけれど、薬局で手に入れたかゆみ止めのジンクが一番よく効いた気がする。
ただ、このサンドフライは、人によって反応が違うことが多い。ちなみに私はWolleよりもずっと敏感に反応して、しかも刺される数も多い。
最近名前をよく聞くようになったこの町。
まだまだ発展途中だけど、今のうちに行っておかないと10年後では手遅れの場所になりそうでもある。
住んで仕事をするなら悪くないかもしれないけど、もう一度遊びに行きたいかと聞かれたら、・・・・・どうしようかな。
前に数日過ごしたPort Bartonと違って、今回は「発展した町」に出かける気積もりで入った。
Port Bartonから地元の人たちも時々乗り降りする半公共、半旅行者用のミニバスでガタガタと揺られること3時間。
私たちはPort Bartonで知り合ったMickelからおススメの宿を聞いてすでに連絡してある。Sea &Jungle。
まさにその名の通り、バンガローはエルニドの町と海を見下ろす丘の中腹に建っている。この町は小さくてその割に旅行者が老若男女問わず多く、なんとなくごみごみしたところだったけれど、このバンガローのおかげでずいぶんとゆったりした気分で過ごした。
何よりのびっくりが、バンガローからの景色がピピ島に住んでいたバンガローからの景色とそっくり。町の形、湾の形。湾を囲む岩山の様子。
そしてそれを見下ろしながらのコーヒー。
町中はホテルだらけで、人も多いけれど、近隣の小さな島を巡るアイランドホッピングツアーがしっかりと用意されているせいか、日中は町中で旅行者がぞろぞろということはない。
が、反動で夕食時には驚く。
特にビーチ沿いのレストランは6時半以降は常に満席だ。
各レストランの店頭に並べてある魚たちはどれも新鮮。だけど実際に食べると、日本人の私としてはそれほどおいしいとは言えない。普段新鮮な魚介類が手に入りにくい欧米人たちにとっては大人気だけど。
一度ツアーに参加した。
エルニド全体で共通ツアー、共通料金で、かなりきっちりと管理されている。ツアーはA~D。各ツアー、ひとつとして同じビーチはかぶっていない。 Aはカヤック可能、Bはビーチがメイン、など、各ツアーを選ぶポイントも違う。
エルニド周辺には45もの中小の島々と100を超えるビーチがある。
旅行者はどこでも好きなところに行けるというわけではなく、フリーツアーを組んだとしても行けるところは限られているようだ。これはひとえにエルニド周辺の環境保護のためであり、さすが、ここたった20年ほどで観光地化されつつある地域だなぁ、なんて思ってしまう。
タイやほかの国で失敗してしまっている方法から、何が大切なのかきちんと学んでいるのだろう。
今現在、町の人々も旅行者の持つお金に対して、それほどがめつくない。何事にもフェアな料金を提示してくることが多い・・・あくまで多いだけだけど。
おもしろいことに、旅行者がお金を落とすようなアトラクション、タクシーの行き先などは、たいていはすでに料金設定がされており、まぁ頑張って値切ることはできないこともないけど、どの旅行会社あるいはどのトライシクルドライバーに聞いても全く同じ料金が提示される。そして値切ったとしてもこれまた共通の料金までしか下がらない。
ただこれが、時間が経ち、世代が代わってきたときにどんな変化を見せるのかはわからない。
さて、私たちが参加したのはツアーC。単純にその日の参加者が少ないツアーを選んだ。
いくら行き先が素敵でも、移動中のボートがすし詰めっていうのはごめんだ。
結果。移動中もビーチでものんびり。もちろん他の旅行会社から出ているボートはいたけれど、グループが小さいというのはとにかくいい。同じツアーの参加者たちもフレンドリー、天気も上々、と半日大いに楽しんだ。
フィリピンで驚いたことのひとつがボート上のバーベキュー。
バンカーと呼ばれるボートのハル(船体)の両外側に七輪のようなものが設置されており、船が移動中でもそこで火を起こしてしまう。スタッフも毎日ボート上で調理しているだけあってバーベキューもすごくおいしい。
エルニドから個人で出かけられるビーチもきれい。
トライシクルで40分ほどのNacpanビーチ、10分ほどのサンセットビーチ。
あんまり油断しているとサンドフライに刺されることもあるけれど、どちらも気持ちのいいビーチだった。
ここでサンドフライ。
蚊よりもずっと強力なサンドフライは、刺されると10日ほどかゆみが続く。そして、そのかゆみも蚊の比ではない。たいていは水ぶくれができて、ひどいと刺された跡が長いこと残る。
あまりかゆみがひどいようなら薬局で抗ヒスタミン剤も売っている。日本に売っている虫刺され用のクリームくらいでは効かないことが多いけれど、薬局で手に入れたかゆみ止めのジンクが一番よく効いた気がする。
ただ、このサンドフライは、人によって反応が違うことが多い。ちなみに私はWolleよりもずっと敏感に反応して、しかも刺される数も多い。
最近名前をよく聞くようになったこの町。
まだまだ発展途中だけど、今のうちに行っておかないと10年後では手遅れの場所になりそうでもある。
住んで仕事をするなら悪くないかもしれないけど、もう一度遊びに行きたいかと聞かれたら、・・・・・どうしようかな。