2013/04/25

今朝の天気


今朝、雨がバンガローの屋根をたたく音で眼が覚めた。時計を見ると6時。
起きるころにはやむかなぁ、なんて思いながら、もうひと寝入り。
 
さて、7時。
何度かスヌーズを繰り返した後、やっと起きる。
と、まだ雨が降ってる。
さっき目が覚めたときの勢いはないけど、しっかり降ってる。
 
今日のダイビング・トリップは寒くなりそうだ、なんて思いながら、ジャケットなんかも用意する。代えのシャツ、サングラスの代わりに帽子、シフトに備えて、長めのパンツまで・・・。

うちから出かけるのに調度いい時間に小降りになったので階段を降りる。
自転車をこぎ出したとたんまた雨脚が強まった。
 
もう~~~、さっきバンガローの裏側には青い空が見えてたのに。
 
 
結局びしょぬれになって店へ着く。
 



ボートに持っていくものの用意をしていると、電話が鳴る。

電話はお客さんから。
雨がひどいから、今日の予定を明日にずらしたい、とのこと。
ほかのスタッフの受け持ちのお客さんからも電話がかかり、結局今日のお客さんは全員キャンセル。

と、いうわけで、今日はシフトが始まる夕方6時まで何もなし。
こんな日があってもいい。

ところが、9時ごろになると、雨はぱったり止み、ぎらぎらの太陽が出てきた。




バンガローに戻るころにはこんなにいい天気。

バルコニーの日陰で風を楽しんでいます。


 

2013/04/18

最近のペット

今シーズン、Wolleが昼間バルコニーにいるときに、時々来る鳥にお米をあげていた。
そうしたら、その番いの鳥、毎日Wolleのところに来るようになった。

喜んで調子に乗ったWolleは、バルコニーにある調理用のガステーブルにかぶせてある蓋に水を入れ、鳥たちに水浴びまでさせていた様子。

さて、Wolleが島から出てすでに3週間。
今日久しぶりに昼間バルコニーにいる。

すると、2羽の鳥が来た!


この鳥、なんて名前なのか知らないけど、とにかく鳴き声がうるさい。
ピーピーピー、ギャギャギャギャ、クワァークワァークワァー、って感じでなく。
上の写真は鳴いてるとき。なくときになぜか羽を立てる。

写真の右端に写ってるもの。拡大すると、

これ、なに?

この子達、Wolleにも時々これを持ってきてたけど、よく見ても何なのかわからない。つつくと崩れるんだけど、土ではない。
木屑かな、って気もするけど、どうしてこれを持ってきてくれるんだろう。
もしかしたら、彼らにとっては結構大事なのもなのかな、と思う。だから、ご飯と水をくれるWolleに時々持ってきてくれるのかな。


今日は二つも持ってきてくれたので、お米と水をWolleがするみたいにあげた。
・・・私実は、鳥、あんまり好きじゃないんだけど・・・。

かれら、Wolleには花や葉っぱも持ってきてた。
なんとなく微笑ましい。


ところで、今日は久しぶりにおサルも降りてきてました。

 

バルコニーから見る景色

先日店のスタッフがうちに遊びに来た。
ちょうどサンセットの時間帯で、その日は驚くほどきれいな夕焼け。

そのスタッフが一言。
「ここから見る景色は緑と青だけだね。半分が緑で、もう半分が青だ。」

なるほど。
確かに。

あ、バルコニーの奥から見ると、結構茶色も入ってますな。
ちなみにうちでインターネットをつなげるのはバルコニーです。いつも外なんて、パソコンによくないんだろうけど・・・。


バルコニーの縁から左を見るとピピ島のトンサイエリアが見渡せる。


そして右を見ると、海。
天気によってはプーケットの細かいところまでよく見える。

いやいや、彼のいうとおり、緑と青だ。
自分たちでも、気持ちのいいバルコニーだとは思っていたけど、こんな理由もあったのかな。

YaskoとYas

これを読んでいる方はご存知かと思うけど、私の名前はYasko。
ところで、私の名前、一般のローマ字で書くスペルとは少し変えてある。

「Yasuko」と書くと、日本語のような高低のアクセントでなく、強弱のアクセントを持つ、特に英語圏の人たちは、私の名前を「やすぅ~こ」などと、とても私の名前を呼んでいるとは思えないようなアクセントで呼んでくれる。

そこで、真ん中の「u」と飛ばして書くと、ちゃんと私の名前が呼べる。
そして、それが短くなってニックネームの「Yas」というわけだ。

大体自己紹介をするときにYaskoって言ったら、翌日まで覚えてくれる人は少ないけど、Yasって言うと大抵は覚えていてくれる。

Yaskoって自己紹介すると翌日にはJessicaになっていることも多い。
確かに言われてみればよく似ている。

まぁ、仕事柄Yasで問題ないので、日本人以外のお客さんにはYasで通してる。

だけど、日本語でYasって言うニックネームは男の子の名前だよね。日本人で私のことYasって呼ぶのはたったの数人です。



さて、お客さんはともかくとして、新しいスタッフや少々改まったときにはやっぱり「Yasko」と自己紹介をする。
そうすると、最初のうちはちゃんとYaskoって呼んでるけど、お互いの距離が縮まるとYasに変わる。あるいは中のいい人が私をYasって呼んでることに気づくとYasに変わったりする。

特に新しい若いスタッフたちにとって、私は年も離れてるし、ずっとピピ島にいるっていうせいもあってか、最初は少し様子を見られることが多い。
だから、若いスタッフたちが私をYasって呼び始めたら、打ち解けてきた証拠。



二人、私の名前を「Yaz」と書くスタッフがいる。
去年ジョニーというスペイン人のスタッフがリストにYazと書いてるのを見て、そのころまだ新しいスタッフだったトムが勝手に私のスペルをYazと勘違い。
だから彼らにとっては私はYazらしい。
普段一緒にいるフィルが私を呼んでるのを聞くと確かに「Yaz」と聞こえなくもない。
とにかく「や」にアクセントが強烈に置かれているから、YasだろうがYazだろうがあまり違いはないんだろうけど。



もうひとつ。
英語で人を少しかわいく呼ぶとき、最後に「i」なり「y」なりをつけることが多い。あ、これはドイツ語も一緒だ。
たとえばWolleはWollie。WolleのファーストネームのFrankならFrankie。私がかわいがっていたスタッフのニックネームはPikey。彼の苗字がPikeだから、等々。
ふざけたり、調子に乗ったりしてるとTomもTommie、MattもMattieになってしまう。

今シーズン1ヶ月だけダイブマスターのコースを取りに来ていたKirstie。彼女の名前も本当はKirstinかなんかなんだろうけど。
彼女は最初から私のことをYassieって呼んでた。
彼女を含めたオーストラリア人陣には、ただYasをかわいく呼んでいるに過ぎなかったんだろうけど、どうもこの呼ばれ方には慣れない。
まぁ、あんまりこう呼ぶ人はいないからいいけど・・・。


ちなみに私のことをYasko-sanと呼ぶ外人二人。
WolleとFlo。
私にとって一番近くにいる二人がなぜ、「さん」付け・・・?
 

ソンクラン 2013

4月13日、タイでは水掛祭りがある。
もともとはタイ北部のチェンマイから始まった豊穣祭。今ではタイ全国で祝う。

プーケットやほかの地域では1週間も続くこのお祭り。ピピ島では1日だけ。
なぜかって・・?この島、小さくて水がそんなにたくさんないから。

このお祭り、とにかく1日中人に水を掛けまくる、という始めて聞いたら驚くようなお祭り。
古い習慣では、銀のボウルに水と花びらを入れ、相手のほっぺと頭にぬらした手でしずくをたらすごく優しいもの。

が、今ではこんな状態。


 
 
ダイブショップですら、閉めている店もある。もちろんバーや一般の店も大抵はしまってる。
 
うちの店は・・・。上の写真の通り・・・。
ダイビングボートが朝出る。ボートに乗っているスタッフ以外は全員朝のシフト。
大きなバケツに大量の水を用意して、ビールを冷やして、Tシャツからラッシュガード(水に入る時用の薄手のシャツ)に着替えて、水鉄砲を用意して、カメラをハウジング(水中でカメラを使うためのケース)に入れて・・・。
 
通りに人が歩き始めたら、まるで攻撃するように水をかけまくる。
 
この日は、水を掛けられても怒ってはいけない、というのが絶対ルール。
水を掛けることがお祝いだから。
祝われているのに怒る、っていうのは確かになし、だ。
 
さて、この水がちょっと曲者。
ただの水なら「きゃ~。」位で済む。
でも、中には氷水や、パルカムパウダーを混ぜた水、ペンキを混ぜた水、など、とんでもないものが入ってることがある。
ちなみにうちの店はピンクとブルーのペンキ入りの水・・・でした。

タルカムパウダーを混ぜた水をほっぺになすりつける、っていうのもある。
勢いで、もちろんペンキも顔に塗られる・・・。これは肌についた場合、水で落ちるからいいんだけど、服についたのはもう落ちない。
 
昼過ぎにボートが戻ったら、即、店を閉める。
もちろん朝のシフトに入っていたスタッフはすでに「超」を超えるほどのご機嫌状態で。
そのままの勢いで、今年は特別リクエストであけてもらったレゲェバーへ。
 
 
大騒ぎとアルコールが混じって、みんな子供のようになってしまう。
私は寒がりだから、ダイビングに行くときのような格好をしてるけど、大抵はみんな水着か濡れたシャツを着てる。
 
 
ちなみにこのお祭り、私たちにとっては前夜から始まっている。
翌日ダイビングに行かないこと、朝から全員でシフトだっていうこと、そのシフトもお祭りだということで、前日すでに水を掛け合っていた。
 
ただでさえ、普段から水やらビールやら頭から掛け合うことの多い私たち。
それが公に許されるとなったら、確かにすごく楽しい。
 


 
一応前夜はみんなTシャツ着てますね。びしょびしょだけど。
 
 
さて、ソンクラン当日。
あいているバーをいくつかはしごして、なんと健康的なことに夜8時ごろにはみんなうちに帰ってしまう。
朝から大騒ぎしながら飲んで、はしゃいで、走り回って・・・8時まで持てば上等です・・・。
 
今年のソンクラン。
ショップの顔ぶれのせいもあって普段よりも楽しかった。というか、この日に働いていないのは、私、数年ぶりかも。
自分がダイビングから帰ってきて、みんながこんな状態だったら、すねたくなる。
 
ほかの地域ではこれが1週間も続くのかと思うと「ピピ島にいてよかった」などと思ってしまう。
 
1年に1日、こんな日があってもいいよね。
 
 
 
 
 





2013/04/09

フリップ・フロップ

私たちこの島に住んでいる人は大抵ビーチサンダルをはいている。
靴を見かけるのはごくたまに。プーケットに出かける人や、ホリデーに出かける人がはいているのを時々見かけることはある。

ここ数年はクロックスをはいている人もいるけど、やっぱり一番多いのはオーソドックスな形のもの。
ビーチサンダル、って英語でも使われるけど、普段「フリップフロップ」といわれることが多い。あるいは「靴」。私たちにとってはこれが靴だから・・・?


私はいつも同じモデルのフリップフロップを選ぶ。
・・・というよりも、こっちがいいか、あっちがいいか、って考えないでいいから。
数年同じモデルのものをはいていて、去年くらいから気がついたことがある。

同じモデルの同じ値段のフリップフロップの質が、毎年落ちていく。

数年前は1足でシーズン中買い換える必要はなかったのに、去年は2足、今年はすでに3足目。

それを友達に話した。
そうしたら・・・
「でもさー、これ1足ばっかりいつもはいてるんでしょ。」

そうだよー。

「君のうちは遠いけど、1日にどれくらい歩く?」

ん~、1時間半くらいはざくざく歩いてるね。

「時速4.5キロで歩くとしよう。1ヶ月で135キロ、3ヶ月で400キロ以上。こんなにひとつの靴で歩いてるんだよ。だめにもなるよ。」

・・・・・・。
そんな考え方したことなかった。
しかもこんな風に具体的な数字を出されると、数字にからっきし弱い私は「なるほど」なんて、思ってしまう。

そうか~、私そんなに歩いてるんだね。
東京から実家に戻るよりも距離が長い。
あの距離をこのフリップフロップで歩いたら・・・そりゃだめになる。

ちなみに「だめになる」基準は靴底にグリップがなくなって、薄くなって、かかとが何を踏んだのかわかるようになるころ。
濡れたタイルの上を歩くのが怖くなってくる。

数日前に買い換えた新しいフリップフロップ。
毎度のことで、左足の甲に靴ズレができてきたけど、5月までは持つはず。