2009/11/22

モスキートのTシャツ

仕事の時間だけではなく、日常的に店のTシャツを着ている。今回その1枚を着てきた。
胸に店ののロゴ。そして背中にはこう文句が入ってる。

70% of the earth is coverd by water.
Non diver?
I hope you enjoy your 30%.

通りで汗ばみ、Tシャツの胸元をバフバフしながら思った。
あれ・・・?このTシャツをラオスで着てるのって・・・・周囲の人たちみんなを挑発してる・・・?

まぁ元々ちょっと挑発してる文句なんだけどね。

ラオスでお寺に入る ~Ho Para Keo~

通りを歩いていてふと見上げると、お寺らしき屋根が見える。タイのお寺とよく似た屋根だ。
門のような小さな入り口から中を覗く。
壁の外から屋根を見て想像するよりも数倍立派だ。


トコトコと中に入っていくと後ろから呼び止められる。
「チケット!チケット!」
あら。入場料がいるの。・・・ってことは大きなお寺なのね、ここ。

入場料は500kps。タイバーツにすると20B。バンコク辺りと比べたら小さなお寺だからね。
それでも中庭には輝くような緑の手入れが行き届いてる。そしてその向こうにはここで歴史を受け入れてきた余裕を感じさせる建物が建ってる。 決して派手できらびやかではないけれど、重量感のあるやさしさに満ちた建物だ。

そしてその前には日本人観光客が並んで写真を撮ってる・・・。そうよね。これってどこでもつき物。でも、それってことは同時に、このお寺は見る価値があるってこと・・・?

建物の中には、展示物と、そして正面に見上げるほどの仏像が納まっている。
私はビエンチャン、あるいはラオスの歴史にも詳しくないので詳細はわからないけれど、おそらく、たどれば態の歴史と似たところは多いんじゃないかと思わされる。


外に並ぶ仏像は間じかで見ることができる。


顔は日本で見る仏像とは随分違ってる。
でも見るものの心を落ち着かせるという点は同じ。

たまたま通りかかっただけのお寺だったけど、気持ちのそこにある何かの部分を穏やかにしてくれる時間だった。

日曜の朝 トロトロ散歩

早起きでもない私が朝8時になぜかパッチリ目を覚ました。
散歩にでも出かけようか。

初日に宿で地図を頼んだときに、お兄さんに「この辺りに何か素敵なところはある?」って聞いてみた。そうしたらお兄さんはすご~く困った顔をして「特にないよ。」って。
その「特に」って言うのはここに住む彼にとって特別でないだけなのか、一般論としてなのか定かではない。
とにかくもらった地図ではメコン川が近そう。
ん~~。以前ラオスのメコン下りだか上りだかで国境を越えようとして逃してしまった。じゃ、水の流れでも見て涼みましょう。

日曜のせいか朝のせいか、大き目の交差点には 何人もの警官が立ってる。
どうやらヘルメットなしでバイクに乗ってる人を取り締まってる様子。私が交差点にいる間に何台ものバイクが止められた。どのドライバーも一様に「しまったな~。」って顔をしてる。
10分も歩くと地図上のメコン川岸らしきところに着く。
あれ・・・?でも工事中?
その向こうの遠くに茶色い川が見える。どうやら河岸を何のためにか工事中で、川には近づけなさそうだ。近づくとしても随分歩かなくてはいけなさそう。
ちょっぴりがっかりだけど仕方ない。工事中地帯の手前には低い堤防のようにもなってる。それに沿って一応公園らしく緑が整備されてる。小さなブランコやベンチ、売店まである。でもどのベンチも埋まってるよ。ゆっくりできるかと思ったのに。
a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhXijS-OnAbkcKcGjRnoDi-pRK7rm_bun8_1jUmol9D_ALkJfhPQhiw-B8Xf_vK5_L1LkbEZW_tLFgpBhni0MFSGJ8HGPLPXMiucv1uoNxCEFUMUcnBXqj6CeP4uWCg1K7ndeGYjL0atP2l/s1600/RIMG0012.JPG">
公園沿いに少し歩くと屋台が並び始める。一見タイの食べ物とよく似てる。バーベキューにした鶏肉、肉団子、肝、豚肉・・・豚肉はピピやクラビにはないけど。蒸した落花生に果物。
むしろ閑散としているともいえるその辺りに、なんだか気分が良くなって、バーベキューをひとつ買ってみた。
・・・ところが。私がラオスの物価も通貨計算にも弱いことをどうして屋台のおばちゃんは見抜いたんでしょう。
後からゆっくり計算したらピピで、同じようでもっと質がいいものを買うのと同じくらいの値段だった。


mmmm・・・。やられた。恐るべし、旅行者を見慣れた都会の屋台のおばちゃんの眼力。
しかも驚くほどおいしくなかった・・・というか、まずかった。
これは食べたことのある人でないとわからないかもしれないけど、ニカラグアのガヨピント以下です。・・・あんなに毎日食べたのにこんなこといってゴメンネ、ガヨピント。
でも少なくとも、それを買った時点ではそんなこと知らなかったので、ご機嫌のまま散歩続行。
川沿いから宿に帰る途中、お寺らしきところがあったので入ってみた。
お寺の話は次回・・・。

ラオスの人

私は実はラオスに入国するのは初めて。
10年位前にベトナムから入ろうとしたところ、入国直前に原因不明の発熱をし、そのまま2週間熱が続いたので日本に戻ったことがある。結局ラオスには入らずじまいだった。

ことここ数年。その頃とても良い雰囲気だったベトナムも個人旅行が可能になってから長いこと経つためか、以前より人々がお金に固執するようになってきたと聞く。
でも今なおラオスの人々はばっくぱっかーに人気だ。
ラオスからタイに入ってきた旅行者に「ラオスどうだった?」なんて聞くと、「人がよかった」ってよく聞く。
漠然としているけど、それってすごくよくわかる。
知らない国を旅行していて何もしてないのに居心地がいいって言うのはそこに住む人のおかげだ。

日中ビエンチャン。
することもなく、通りを歩いてみた。
暑いな~、銀行ないかな~、なんて思いながらトロトロ歩いてる私の前を、雨傘を日傘の代わりにしたお姉さんがこれまたトロトロ歩いてる。
そういえばさっきからこのお姉さん私の前を歩いていて、まるで私はお姉さんの後をつけてるみたいだ。しかも私の歩調のほうがきも~ち速いのかだんだん距離が縮まってる。
と、お姉さん。私の2メートルくらい前で立ち止まった。そしてゆっくりと、後ろから着た私にかさを掲げる。
きっと私のサンダルの足音が聞こえてたんだろう。私をきちんと確認もせず、かさを差し出した彼女に和達しは少し驚いた。「ありがとう」「どこに行くの?」「銀行」「私も。」って、すぐそこを指差す。あ、銀行ここね。
陽射しのせいだろうか。
私は一緒に傘に入りながら銀行へ向かった。
途中で「暑いね」なんていってみたけれど、彼女はそれほど英語を話すわけでもないらしく、「?」って顔をして微笑んでる。

もちろん一緒だったのは入り口まで。「ありがとう。」といったきり。
でも結局私は必要な用は足せずすぐに銀行を出た。そのときまたお姉さんと目が合ったので、また「ありがとう」。
あ、正面から見るとすごくきれいな人だったんだ、なんて思いながらまた外の陽射しの中へ戻る。

後ろから歩いてくるだけの人を自分の傘に入れる、なんてことを私はするだろうか?
しないよな~。どんなに機嫌のいいときでも。
でも、なんだかそんなちょっとしたことで私はすごく気分がよくなった。
簡単だな~、私の気分って。

その後少し通りをうろついて気がついた。最近タイではもう見かけない風景が通りのあちこちにある。
日陰で涼んでいるのか、座っているだけのおじさん。歩道に台を持ち出してゲームに興ずるおばちゃんたち。日にどれだけ売れるのかと思うような品物を入れたかごを置いて商いしてるおばちゃんに集まるおばちゃんたち。

あぁ、そういえば私がバックひとつでこの辺りの国をうろつき始めた頃こういうのをよく見た。
もう「昔」っていえるんだろうか、こういうのって。
今ラオスにウロウロしてるバックパッカーたち歯これをいいって言ってるんだろうな。
特に素敵なビーチがあるわけでも、名所があるわけでもないラオス。でも、ラオスの人々はどこにでもいる。

次の10年後、この人々は変わっているんだろうか。なんとなくあんまり変わんないで欲しい気もする。難しいことだと思うけど。

慌ててビザラン

今シーズンもやってきましたビザラン。・・・ということは、私がタイに入ってから早1ヶ月ということになる。
1ヶ月っていうのは気がつくと経ってしまっているような時間みたいだ。ドイツ語のコースの1ヶ月はなが~い1ヶ月だったけど、過ぎてみれば早かったし。

今回のビザランはラオスのビエンチャンへ。
どうも最近ペナンではビザが下りにくくなっているらしい。ただ、ビエンチャンだとダブルエントリーのビザでも結構下りるらしい。

今朝ダイビングに出かける前に、急に思い出してパスポートのスタンプの日付を見てみた。ビザが切れるのは13.Novとなってる。・・・明日だ。
あれ・・・?ラオスの国境まで島からその日のうちに行けるの?

と、ちょっと不安だったので最近ビザランから帰ってきたダニエルに聞いてみた。そしたら、当日のクロスボーダーは無理みたい。・・・ということは、私は今から1時間後のプーケット行きのフェリーに乗らなくちゃいけないってこと・・・?
当日ラオスに入るのは飛行機でしか無理。急いでダニエルが調べてくれたところ、飛行機だと片道だけで数倍も運賃がかかる。
Walttee曰く、そんなに払っても、今日のダイビングのDVDの売り上げじゃマイナスじゃ~ん。7枚も8枚も売れるほどお客さんいないし~。

ってことで、バンガローにかけ戻り、Wolleをたたき起こして事情を説明し、お金とパスポートをつかみ、またピアまで駆け下りた。どうにかフェリーには間に合う。

実はよっぽど気をつけてないと、これを頻繁にする羽目になる。
ビザは基本的に30日単位。でも私たちの頭の中では30日といえば1ヶ月。「1ヶ月」として記憶してる。
15日に入国したから「15日。15日。」って記憶する。
でも実は15日に入国したら30日後は14日なのだ。しかもその付が31日あったりしたら13日になる。2日分も早まってしまうのだ。
いい加減このトリックに慣れてもよさそうなのに・・・。何年経っても慣れない。

しかもタイーラオス間の国境辺りで気がついたこと。金曜日の今日申請したビザが下りるのは月曜日。
ビエンチャンに1泊で済むはずが3泊もしなくちゃいけない。
大慌てでつかんできたお金だけで足りるんだろうか・・・。

2009/11/10

海の中

毎日海に出てると、だんだん種類だけじゃなくて固体の識別ができるようになってくる。特にレオパードシャークとカメは大きいものなだけに性格まで把握できるようになる。

この下の2枚の写真の子は体がまだそれほど大きくない。
で、ほかの子と比べてすごくシャイ。着底している所にうまく近づかないとするっと泳ぎだしてしまう。今日はほかに生徒のダイバーも近くにいたにもかかわらず、カメラをぎりぎりまでよらせてくれた。
よくみるとへたっぴぃダイバーが巻き上げた砂が体の上に被ってる。





この子はもう少し体が大きい。私が隣に寝そべったら、私のフィンまで入れると同じくらいの長さになるくらい。
この子はそれほどナーバスに泳ぎ回る子じゃない。でも、2日くらい前には水面近くから5メートルくらいのところをぐいぐい泳ぎ回ってた。
この子はピピ・レにいるちょっと小型のカメ。
よく同じ穴の中にいるので探しやすい。まだ若くて、甲羅に藻が生えてない。歳を取ってくると、この種類のカメ・・・タイマイといいます・・・は甲羅にコケが生えてくる。赤いコケなので遠くから見ると赤い甲羅に見える。
でもこの子の甲羅はまだ緑と茶色。
この子は時々ビダ・ノックで見かける子。
今日、水面から降りてくるときに会ったので追いかけたら、するっと岩の間に入って、あっという間に寝始めたらしい。
全く動かないし、目も動かさない。たいてい起きてると目が動いたり、何らかの反応をするんだけど。 コブシメ。
昨日久しぶりに会った。この子達は今年まだ何度も見てないので、個体の識別までできない。大体この子達はどれくらいの長さ生きてるんだろう。
じゃじゃーん。
マヤベイ。映画のロケに使われてから、来る人がどんどん増えて、昔のようなきれいなビーチじゃなくなってしまった。
それでも遠くから見ればまだきれいかな・・・。



先シーズンから、弱ったゴンズイや死んじゃってるゴンズイをよく見かけるようになった。
去年はそれでもビダ・ナイでのみだったんだけど、今年はビダ・ノックでも頻繁に見るようになった。
普段水中で死骸を見かけることは少ないんだけど、みんなおなかがいっぱいなのかこれはよく見る。
今日はヒメツバメウオが食べられてるのをみた。

明日はダイビング休みかなぁ。

2009/11/06

Sunset

今日の夕焼け。
バンガローからで~す。



Long Beach day

Daniが休みの月曜日に、みんなでロングビーチに出かけようってことになった。
Ton Sai湾の一番外側にあるロングビーチは、歩くと1時間近くかかるけどタクシーボートになっているロングテールボートに乗っていけば10分くらいで行ける。
それでも普段は腰が重くてなかなか出かけないところ。私の記憶では、私が最後にロングビーチに行ったのは6年か7年くらい前。
その頃と比べるとロングビーチにもバンガローやレストランが増えたけど、まだまだトンサイエリアよりずっと静か。

前日の夜、Daniに誘われた。
当日も迷ってたんだけど、結局観光旅行者に見えるような格好をして出かけることになった。だからWolleはできるだけ色を使った組み合わせの服を。そして私の写真はないけど、私もWolleとおそろいの帽子を被って。カメラを持って。
みんなピピに長居してる5人なのに、ロングテールのドライバーはちゃんと旅行者だと思ってくれた。


到着~。




ランチを食べるのが主な目的で出かけたんだけど、結局夜までロングビーチにいた。




この辺りはDaniはもう覚えてないらしい。




ハードな半日だったけど、久しぶりに出かけたところは楽しかった。
たまには他のビーチにも行かなくちゃね。




2009/11/04

ひゃ~

今日Wolleの誕生日なのをすっかり忘れてた~~~。
ダイビングから帰って、Wolleが店に来て、他の人がHappy birthdayって言うのを聞いて思い出した。

mmmm・・・。

2009/11/03

ロイカトン

今年もロイカトンが来ました~。
Le Grand Bleuに9時集合!! 少しずつ声をかけて集まったのは10人以上になった。





11時ごろまでゆっくり飲んで食べた後、ピアに行ってカトンを流す。




この日はダニーの亡くなった彼ミキエラの誕生日も重なった。
ダニーは特別に素敵なカトンを用意して、ミキエラのために流してた。




私のカトンは友達がくれた。たまたま彼女のレストランの前を通ったら、「カトン欲しい?」っていうから「もっちろ~ん」。もらい物なのに、他の人のより一回り大きいカトンでした。



もちろんその後はまたビールへ。

もう一軒。



1年に1回、何かを祈るためにカトンを流すこの日は、私にとってパーティをするいい日でもある。
仲良しが集まるのは楽しいし。