2011/01/25

魚の燻製作り

今シーズンはじめ。Wolleが友達のところに行って燻製機を作ってきた。
燻製機と言っても機械なわけじゃない。燻製を作るオーブンというかなんというか。まぁ、写真をみてください。

前日にプーケットに行ってさばをごっそり買い込んできた。燻製をする友達曰く、さばは脂が乗っているからおいしい、という話。
前日に塩水とハーブを混ぜた液体に、内臓を取り除いて洗ったさばをつけておく。それを拭いて乾かして準備完了。




これは燻製を始める前の状態。
専用のフックで肴をつるし、これから熱し始める。

ずっと燻製機から離れられないWolle。外から見ていたってどうにもならないのに・・・。
下方についている扉を開けて、トレイの下に木の破片を入れる。そのしたから火を炊く。



これが専用のフック。ねじれたほうを魚の口から入れる。
さて、2時間ほどして出来上がり。扉を開けた瞬間はむわっと煙が出てきた。
どうだ!!
このなんともおいしそうな色。こんな色って自然じゃなくちゃできないような黄金色。



燻製前と燻製後。こんなに色が違う。


身がそれほど固くなってなくて、すごくおいしい。止まらないくらい。


次回はいつでしょう。早くもう一度作ってね。みんなに分けたから、私たち結局2匹くらいしか食べてないんだから。

2011/01/17

カヤック日和

数日前にカヤックの写真を撮りにロング・ビーチまで行ってきた。
いい加減広告なんかも作らなくちゃいけないとか、そんな理由だ。
はじめに「カヤックでロング・ビーチに行かない?」って言われたときは、てっきりデートかと思って大喜びしたら、大間違いだった。そうよね、一人でできないことがあるときにしか呼ばれないよね。

まぁ、どっち道デートでもそうじゃなくてもカメラを持っているのは常に私なので、いずれにしても写真を撮ることには変わりないんだけどね。


これは今島に来ているWolleの友達。





これ、唯一ほかの友達が撮ってくれた私の写真。
実は私にはこのカヤックちょっとだけ大きい。あるいは私が小さすぎる。フットレストも一番短くしないと足が届かない。肩幅のせいか、パドルをカヤック本体に頻繁にぶつける。間違うとパドルじゃなくて、自分の手をぶつける。





なんだかんだといって、もう一度は写真を撮るために出掛けなくちゃいけないみたいだけど、それはそれで結構楽しかった。
ロングビーチは私がのろのろこいで行っても1時間弱しかかからないところで、しかも湾内なので波も流れもなく、ごく快適にカヤックができる。
翌日は久しぶりに少し肩が痛かったけど・・・最近運動不足のせい・・・?

2011/01/11

ファンダイブ

今年、というか去年というか、とにかくこのシーズン。店で計画していた予定と大幅に狂って、日本人のスタッフは私ひとりになってしまった。
普段はデイトリップのビデオを撮って上映し、それをダイバーに売るというのが私の仕事。それがスタッフ不足のために急遽インストラクター業に戻ることに・・・。

3年ぶりの復帰。
ダイビングから離れていたわけでもなし、店から離れていたわけでもなし、さして問題はない。コース内容なども変更されたところはちゃんと補ってるし。

さて、来ました、年末。クリスマスを過ぎるころから日本人のお客さんはどっと増える。もちろん前もって連絡がある人もいるんだけど、もちろんそうでない飛び込みの人もたくさん。
毎回年末には顔を見せてくれる面々も。

最近ビデオばかりとっているせいで、何が問題かというとガイドの腕。ここ3年、私が水中で探していたのは同じチームのほかのダイバー。水中生物なんかそっちのけで、できるだけたくさんダイバーを撮るのが私の仕事だから。
でも今回、私が探さなくちゃいけないものは一緒に潜っているダイバーの喜んでくれるもの。それって、もちろんほかのダイバーじゃない。
珍しいもの、自分の目では見つけられないような小さなもの、探すのにコツが必要な生物、等々。
もちろんこれはガイドの腕によって見せるものが変わってくるので、ダイバーによっては「このガイドと一緒に潜りたい」というはっきりとしたリクエストも来る。特に小物好きの人ね。

さらに、今シーズンは天候のせいか水温のせいか、珍しい生物でいつも同じところに住んでいる生物が見つかったという話がまだほかのガイドかから流れていない。
・・・ということは、まったく前情報なしのガイドになる。

緊張していた、というほどでもないけど、それなりに気合を入れてガイド。
なんとこれが凄く楽しかった。久しぶりだというせいもある。あるいは、ビデオの対象になるダイバーが普段泳がないところにもいける、というせいもある。
いくつかの要因が重なって、インストラクター業ならぬ、ダイブマスター業(主にガイド)に戻ろうかと思うくらい。
そして、仕事のためではないカメラも持って入れる。

ビデオは上級者ダイバー向けにはとってないので、自然撮影する対象も初心者向けになる。カメ、サメ、ウツボ・・・。
でも実は私が好きなのはエビ。
1センチにも満たないようなカラフルで半分透明なエビがイソギンチャクにくっついて腕をフリフリしているところなんてかわいくて仕方ない。

さらに、楽しいのは一緒にダイビングに行ったダイバーたちとの会話。ビデオグラファーとしてボートに乗ると、どうしても全員と話をしなくちゃいけなくて、一人ひとりと話す時間がそれほどない、というのが実際のところ。
でも短時間じゃお互いによく知らないもの同士それほど仲良くなれるわけじゃない。それが水中も一緒に時間をすごして、その後のおしゃべりとなると格段と違ったものになる。
・・・それとも、私が最近あんまり日本語しゃべってないからホームシックならぬ、日本語シック・・・?

忙しくて目が回りそうだったけど、楽しい年末年始だった。
でも今はビデオも恋しい・・・いや、きっとビデオが私を恋しがっているころ・・・。

2011/01/02

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
ばたばたとあわただしい年末年始です。もちろんダイビング三昧です。
ここ数日、コンディションもよく、私も久しぶりにガイドやコースを持ってすごく楽しんでいます。

皆さん今年もよろしくお願いします。