2012/10/29

冬時間

「11月から時間が変わるから気をつけてね。」
って、学校でも先生が言っていた。
この時期、サマータイム(夏時間)とウィンタータイム(冬時間・・・って言うのかな。)の入れ代わりがある。

何を隠そう、私はこの時間が切り替わるという、その場にいるのは初めてのこと。

何日も前から楽しみで楽しみで・・・。

大体今回は、冬に入るために時間が1時間早くなる。・・・・と、こういってもどっちに進むのかピンと来ないけど、こういえばわかるはず。
この日1日だけ朝1時間余分に眠れる!

こう聞けば誰にとってもうれしい話・・・だと思う。


さて、私が聞いていたのは「11月に入ったら」。
ということは11月1日から・・・だと思っていた。

ところが土曜日。
Wolleがおかしなことを言い出した。
「Yasko。僕のパソコンの時計1時間ずれてる」

でも土曜日は27日。
?????
「もう冬時間なの?」

これに気づいたのは昼近く。
それでもまだ私たちは、実際にどうなのかよくわからなくて、夜パーティのために人が来てから聞いた。
「そうよ。今日から時間が違うのよ。」
と。


え~~~~~!
あの「おまけ」の1時間はどこに行っちゃったの?
今日の午前が1時間長かったようには思えないけど~~~?

楽しみにしてたのに・・・。

時間というのは目に見えないもので、時計さえなければきわめてあやふやな存在。
そんな時間が昨日と1時間差がある、なんてどんな風に感じるんだろう、なんて興味津々だったのに。
残念。

ところが今日、月曜日。

すでに土曜日から・・・もとい、知らなかった私たちにとっては昨日の日曜日から・・・時計は1時間変えてある。
朝6時に目覚まし時計の音。
ここ毎日のことだけど、さ~む~い~。布団から出たくな~い~。

あれ、でも、空がちょっと明るい。

特にここ2週間。
朝起きてから、2時間も暗いなんていう状態が続いていて、どうも朝の活動が鈍っていた。
暗いんだからまだだらだらしてていいんじゃなーい。
明るくなってからしよう。
って。

今朝月曜日。
Wolleが仕事に出かけたころにはすでに少し明るい。

これは思っていた以上に楽で、「朝が明るいってステキ」なんてばかばかしいことを思ってしまったほど。


1時間のおまけはなかったけど、これがこのシステムの必要性だ、って改めて思った。
これは「便利だから」使ってるんじゃなくて、必要なんだろうな、と思う。

ん?
今回1時間余分に時間がもらえたって言うことは・・・夏時間になるときには1時間取られてしまうの?
それはなんだか聞こえがよくない。
ヨーロッパからアジアに帰るときみたいな気分なのかな。

これはもう少し先の楽しみにしておきましょう。


追記:
これを書いた時点では知らなかったのですが、冬時間が始まるのは「10月最後の日曜日」が基準らしいです。

初霜

久しぶりに「霜」というものを見ました。

昨日までの週末は寒くなる、って聞いていた。
朝起きてみると、窓が白い。

私たちのベットがある部屋は、いわゆる屋根裏部屋なので窓が空のほうに向いてる。
そのせいで窓にもびっしりと霜・・・窓に付くのも霜が降りるっていうのかな。

バルコニーから外を見ると朝日が昇るのと同時に、庭が真っ白。

 こんなに寒いのが嫌いなのに、庭までカメラ持って見に行ってしまった。

霜を見るのなんて何年ぶりなの?

小さなころに学校に行くとき、霜が降りてるところを歩くのがすごく好きだった。自分の足跡が残って。

庭の花たちは一様にしょげているようにも見える。
これだけ霜が付いていたら花だって冷たいよね、きっと。



まだ、太陽が昇ればすぐに解けてしまう。これが本格的な冬に入ったら、もっとごっそり霜が降りるんだろうなぁ。

ちなみにもちろん車も凍ってます。
暗いうちから通りで車の霜をとる音がする。






 

Wolles Geburtstagsparty 2012















2012/10/23

圧力鍋の威力

今年の夏、ドイツで圧力鍋を手に入れた。
・・・な~んて、かっこよく書いてみたけど、実は買ってもらった。

義母が使っているのは見たことがある。
圧力鍋を使うと長時間に込む料理が短時間ですむ。
調理後、ふたを開けるときが危ない。

そんなことくらいしか圧力鍋のことは知らなかった。


でも、料理大好きな私としては、使ってみたいものの一つだった。
だって~。
数時間かかる煮込みものも1時間足らずでできちゃうんでしょう?

そんなものを使わない手はない。


さて。
実際に圧力鍋を入手してからしばらく、鍋は放置してあった。
と、言うのも、説明書がドイツ語、英語、ロシア語、イタリア語、スペイン語・・・・・・・これ以上に沢山の言語で書かれて1冊になってるのに、こういうとき、ぜえええええええええ~~~~ったいに日本語はないのよね。

まだ英語があるからまし。
と思って、開いてはみたけど、全部理解するのに時間がかかり、2、3週間。

それからやっと使い始めた。



実際に使ってみると。

こんなに便利なものはない。

チャーシューでも、角煮でも、カレーでも、スープでも。
何でもかんでも煮込み時間は15分以内に収まる・・・って言ったら大げさかな。

むしろそれ以上煮込んでしまうと材料の肉なり野菜なりから水分が飛びすぎてしまっておいしくない、ってことも判明。


入れた水分が、時間をかけるのと同じくらい飛ぶのかと思いきや、それほどでもない。
ただ、長時間に込むときにある、煮崩れが少ない。
これは慣れの問題だと思うけど、ソースを作っているのに、思ったほど崩れていないせいでただの煮物みたいな出来上がりになったりもする。
でも、そんなことはその後どうにでもなる。

私の圧力鍋は火から下ろして圧力を抜けばすぐにふたも開けられるようになっている。
聞くところ、最近の圧力鍋は以前のものと違って、かなり使いやすくなっている様子。


ちょっと前までは、「圧力鍋なんて、手抜きじゃない」なんて思っていた私。

手抜き上等です!!


しかも、密閉されている状態で調理するので、栄養分はむしろなくなってしまわない・・・様なことが説明書には書いてあった。


mmmm・・・・。
料理はどんどん楽しくなるけど、最近食べるほうが追いつかなくなってきているような・・・。

 

バター・バター・バター

ドイツで驚くことのひとつに「バター」がある。

ドイツで時々暮らすようになって、最初の最初は気づかなかった。
何もかもが新しくて、大小を問わず驚くことが珍しくなかったからかもしれない。

だから、少し経ってから気づいた。

ドイツ人、どの人も、どれだけバター使うの??!!

朝食。
朝食はパンが一般的。
Brötchenといって、こぶし大より少し大きめのパンを上下半分に切って、半分ずつ何かしらつけて食べる。これがよく見る朝食。

たいていは、バターと何か。
ジャムだったり、チーズだったり、ハムだったり。あるいは、朝食用にパンに乗せる用のサラダだったり。

乗せるものは今回は置いておくとしよう・・・・これだって、言いたいことは沢山あるんだけど・・・。

パンに乗せるバターの量。
中途半端な量じゃない。

パンの中身は柔らかいから、バターをナイフで押し付けるようにすると・・・当然へこむ。そのへこんだ分があるにもかかわらず、真横から見てもバターが盛り上がっている。

そこにちょこっとだけジャムを乗せて食べてる。あるいはチーズを一枚乗せて食べる。

mmmmmm・・・・。

それって、チーズの味するの?

と、聞きたくなるのは私だけじゃないはず。

それよりも。
そんなに多量のバターを一度に口、あるいは胃に入れて、気持ち悪くないの??


仕事に出かけるのに朝食用のパンを持っていくWolle。
普段は義母が前の晩のうちに作っておいてくれる。が、両親が旅行中のときは、私が朝早くからヤッコラサと起きて用意する。
あるとき、
「Yaskoの朝ごはんは、朝作ってすぐ食べるからフレッシュでおいしいんだよ。だけど、いつもバターが足りないねぇ。」
だって・・・。

私も、自分で食べる分じゃないから、Wolleがいつもつけていそうなくらいのバターは塗っているのに!!

最近でこそ、バターが足りないといわれなくなったのは、私が彼らのバターの分量に慣れてきて大量につけるから?それともWolleがバターの少ない朝食に慣れてきたから?


義母に時々調理の方法を聞く。
この前の、あれ、おいしかったけど、どうやって作るの~?

時間をもてあましている義母は大喜びで教えてくれる。
その料理も。

これにもバター。
こっちにもバター。
こんなにバター・・・。

こんな風に料理を作っていたら、250gのブロックで売っているバターは、二人分の食事しか作っていないのに、1週間もすればなくなる。


Wolle以外のここの家族は「健康のため」と称して最近は脂身をとる量を減らしているらしい。
だけど、こんなにバターを使っていたら、あんまり意味がないんじゃないかと思う・・・言えないけど・・・。


確かに料理にバターの風味があるのは食べていておいしい。
だけど、どれもその味だったら、飽きるんじゃないの?

「純『和』」の私がなんにでもおしょうゆが欲しいと思うのと一緒なんだろうか。

まぁ、バターがどれくらい体にいいのか悪いのか全く知識のない私としては、「入れるのよ」といわれれば入れるまで。
確かに味はおいしいし。

他のヨーロッパの国も同じなんだろうか。それとも、ドイツだけ?
 

暗い日

最近朝起きるときにはまだ暗い。
大体明るくなってくるのが7時半から8時の間だろうか。

ドイツ語の学校は終わったけれど、Wolleが仕事に出かけるときに朝ごはんを作るために一緒に起きる。
時間は6時・・・過ぎてることも多々あるけど。

暗いと起きるのがつらいだけじゃなくて、起きた後に目も覚めにくいし、活動を開始するのも時間がかかる。
仕方ないから最近は朝起きてすぐにメールなんかをチェックしている。

今朝。
しばらくメールをチェックした後に外を見ると、なんだかまだ薄暗い。
もうちょっとしたら洗濯でもしようかな、なんて考えながら、さらにパソコンをいじる。

何度外を見てもなんとなく薄暗い。
??
???


時計を見ると、すでに9時!

今日は雨らしい。
霧雨のような細かい雨なので、ベッドの上の窓に水滴が落ちず、雨が降っていることに気が付かなかった。

結局一日、明るくなりきらないで終わったような、変な天気の日。
私はもちろん、家の中にこもっていました。

寒いとみんな外に出なくなるんだよ、って、前にWolleが言ってたけど、ホントだ。

しかも、日が暮れるのも早い。
今6時半ごろには暗くなってるかな。

9時10時まで明るい、夏のドイツに慣れている私にとっては、どうも落ち着かないというか、1日が短く感じる。
このままどんどん日が短くなっていって、冬至の日はいったい何時に暗くなるんだろう。
 

2012/10/22

ホットチョコレート

「試験当日の朝はホットチョコレートを飲んでくるのよ。」
って、先日教室で先生が言っていたのを思い出して、試験の日でもないけど、久しぶりにホットチョコレートを作ってみた。

市販の粉状の「ココア」は私にはちょっと甘すぎる、というので甘さを抑えたのを時間の有り余る学生のころよく作った。

材料:
    カカオの割合の高めのチョコレート、あるいはケーキ用のチョコレートブロック
    牛乳

①チョコレートを薄く削る。花かつおのようにうすーく削れればベスト。あんまりころころしていると溶けにくい。
②牛乳をミルクパンのそこが隠れるくらいの少量温める。
③少しずつ削ったチョコレートを溶かしていく。
④チョコレートの濃さを調節しながら、好きな味まで量を増やしていく。

※甘さ、濃さは好みで調節する。


私は比較的濃くて・・・牛乳が好きじゃないから・・・甘みの少ないのが好き。
体もあったまるし、そのあとはちょっと頭がしゃっきりする。

市販のココアの粉を溶くよりは少し手間がかかるけど、これを飲んだらココアの粉は使えなくなるくらいにおいしい。

すごくすごく寒い日には、コアントローなんか垂らして飲んだら、ちょっとした手間なんて忘れちゃうほど。


ちなみにこのホットチョコレート、学生のころよくうちに来ていた友達が大好き。彼女が来ると、お鍋いっぱいに作ってあった朝用のホットチョコレートが夜のうちになくなってしまう。
おいしい、とは言っても、そこまで好きだとは・・・。
そんなに大量に飲んだら、普通は気持ち悪くなると思う、ので、真似しないでね。


 

2012/10/18

ピピ島・モスキートダイビングのヤスコ ~ピピ島でダイビング~

ここのところ、今シーズンのダイビングの予約のメールが増えてきた。
一度ピピ島で一緒にダイビングしたという人が多い。

たまたまこのブログの設定なんかを見ていたとき、「モスキートダイビング」って日本語で検索すると、私のブログのページが簡単に見つかることを発見。

なるほど、だから直接私に連絡が来るわけか。

ところで、そのページにも書いてあるけど、今年からヤスコはモスキートダイビングにいません。
今はHippo Diversという店にいます。

どの店にいますか、っていう問い合わせが多いので・・・。

どこかからこのページを探し出して、読んでいる方。
直接店に来てもらってもかまいませんが、私のメールアドレスに送ってくだされば詳細お話できます。

ピピ島でダイビングをご予定の方、連絡くださいね。


後記:現在はモスキートダイビングにいませんが、ピピ島でダイビングを続けています。ピピ島でのダイビングに興味のある方、直接ご連絡ください。
yasukoukai@gmail.com

ドイツ語のコース修了

今日で今年の夏のドイツ語コース修了。
11時まで通常の授業があって、その後にオリエンテーリングの試験。
で、その後にパーティ。

授業といっても、自分たちでテストに出る問題を読みあって答えあって、という、半分遊びのような授業。
試験は、ドイツについて。ドイツの政治、歴史、文化の問題が25問。260問の質問の中から25問が出るという試験で、前もって読み通しておけばそれほど難しいわけではない・・・なんて、書いちゃって、試験に落ちてたらどうしよう・・・。

知っている問題を25問解くのはそれほど時間のかかるものでもなく、15分もするとクラスのほぼ全員が庭に出ておしゃべりをしていたほど。

今日の楽しみは、この後のパーティ。
ひとりひとりが、自分の国の食べ物を持ち寄る、という語学学校でよくありそうな設定。
でも、数えてみればうちのクラスは15人のクラスメイトで14カ国から集まっているので、偏ってなくて面白い。

私は、もちろん「Sushi」のリクエストだったんだけど、海苔巻き。
朝から教室の隅の机は持ち寄ったものでいっぱい。

パーティの最初に、修了書を受け取った。
この証明書はちゃんと公式の書類になるらしく「大切に保管すること」。

先生が一人ひとりにお祝いのメッセージをくれた。
あまりに素敵なメッセージに、涙をためるクラスメイトもいた。私は最後の3ヶ月弱しか通ってないけど、みんな6ヶ月自由にならないドイツ語を一生懸命習ってきたんだから、わからないでもない。
特に、私のように好きでボーイフレンドにくっついてドイツに来てるわけじゃなく、自分の祖国から半分脱出するような形でドイツに来ている人にとってはなおさらだろうと思う。

言葉がままならず、肌の色のせいですれ違う人にさえじろじろと見られ・・・そんな日常だから、先生の優しい言葉は、すごくしみる。
 これは校長先生。

さて、みんながお楽しみの食事。
宗教上や、習慣上食べられるものと食べられないものがある人のために、みんなちゃんと食材を選んでる。
でも念のため、何が入っているか、どうやって食べるか説明してから。
海苔巻きの食べ方、なんて聞く必要もなさそうだけど、おしょうゆとわさびをつけて食べるのよ、と。

女性はもちろん自分の手料理。
男性は奥さんが作ってくれた手料理。

サラダからデザートまで、これでもか、っていうくらいゴージャスなビュッフェだった。

これは私たちの先生。
私は今までに他にも数人の先生に教わっているけれど、この二人は私にとってベストの二人。
二人とも違うタイプで、授業もタイプが少し違う。でも、どっちの授業もすごくわかりやすいことには変わりない。
去年もこの二人が私の先生だった。すごくプロフェッショナルで、授業中にも時々驚かされる。
授業の内容だけじゃなくて、各生徒への接し方や心配りには本当に頭が下がる。
そして、授業もすごく楽しい。
テストの直後に集合写真を撮った。
テストが終わった後のせいか、みんないい顔をしてる。



 食事が終わった後も、おしゃべりは止まらない。
どうしてここだとこんなに話すことがあるのかわからないくらい、みんなよくしゃべる、しゃべる。

これだけの人数で国籍がばらけているというのは珍しいらしい。
でもそのせいで、共通語がドイツ語しかなく、言語の偏りがなくてみんながみんな仲がいい。学校側でも驚くほどらしく、Super nette Gruppe(特別に素敵なグループ・・・って言うかんじの意味合い)って言われたりするくらい。
こんなクラスに入れて、私はすごくラッキーだった。

これから、先のコースに進む、家庭に戻る、仕事を探す、と、それぞれがばらばらになるけど、ずっと連絡を取り合えたらうれしい。
私も一緒に次のコース取りたいな、と思うけど、仕方がない。好きなことをして生きているはずなのに、こんなところでジレンマなんておかしいけど。

さて、11月3日の試験まであと2週間弱。
授業は楽しかったけど試験には落ちました、なんて、笑えないから、がんばりましょう。

2012/10/10

道端のハリネズミ

夏、暗くなるころに、道端でがさごそ何かが動いていたら、これ。
ハリネズミ。
10月になるともう寒すぎて出ては来ないけれど、この写真は9月にうちの玄関の前で撮ったもの。しかも夜中の3時。

調度両手で持てるような大きさ。
手を伸ばすと針を逆立てて威嚇してくるのでなかなか抱っこできないけど。よしんば両手で持ち上げることはできても、針をあっちこっちに動かすので抱っこはできない・・・残念。

庭の果物なんかを食べてるらしい。
ということで、りんごを持ってきてみたけど、このときはフラッシュに驚いたのか、慌ててうちの垣根に入っていってしまった。

夕方牛乳かバナナでも庭に出しておくと来ることもあるらしいけど、私は道端でしか見たことない。

だからか、散歩に出かけると、ちょっときょろきょろ探してしまう。
勿論この子達は野生。
ちょろちょろと道路にも出てくるみたいで、時々車にひかれてしまってるのを見かける。

このハリネズミのほか、アライグマみたいなのも見かけることもある。
かれら、愛想も何もないけど、見かけるとすごくうれしい。どうしてかな。
ペットにしたいとは思わないけど、これくらいの大きさの動くものっていうのがそもそもかわいいのかな。
 

寒い日の飲み物

※このページの写真、たてが横にならず、見にくいです。

ここのところ毎日冷える。
私にとってはじめてのドイツの秋。思っていた以上に寒い、というか冷たい。
夏の間も、日本とは違って日が暮れると同時に足元が冷えてきた。それが10月に入った今は昼間から。

そこで、寒い日に、飲むと体がぽかぽかする飲み物。
ハニーレモンならぬ、ジンジャーレモン。

材料:
しょうが  一片・・・すりおろす
レモン   1/3個
はちみつ  大1
お湯

これを全部混ぜるだけ。もちろん好みで味は変えられます。

レシピのように見えて、実はハニーレモンにしょうがを入れてるだけだけど・・・。

生姜が多いほうが体は温まると思うけど、空腹にしょうがは少し胃に負担がかかることもある。だから、その時々に合わせて適当に量を変えている。

これを飲むだけで、手足の末端が冷え易い私でも、つま先まであったまる。
寝る少し前に飲むとベッドでもぽかぽか。



さて、時々疑問に思うんだけど、生姜って、冷たくして飲んでも体はあったまるのかな。

 
生姜の皮は、干してお風呂に入れています。これもあわせてぽかぽかです。
 


2012/10/08

つたない会話

今日教室でみんなで笑ったこと。

今私たちはオリエンテーリングコースを受けていて、授業内容はドイツの政治の制度。
私が日本と比較しながら聞いているように、他のみんなもじぶんんお国の制度と比べながら授業を聞いているんだと思う。

今のクラスはみんな国籍がばらばらなので、休憩時間もドイツ語でおしゃべりになる。
ふと、客観的にその光景を見て、なんだかおかしくなった。
もしここに普通のドイツ人の人が入ってきたら、その人はどんな風に思うんだろう。

ご主人がドイツ人のクラウディアにそう言うと、「ほんとだ。」って。

何がおかしいのかって。
私たちのドイツ語は、まだ、とても正しく話しているとは言いがたい。単語数も限られているし、発音もばらばらだし、文法だってかなり適当なもんだ。
いうなれば、幼稚園児が話しているような間違いが沢山ある。

それなのに、話してる内容が政治問題、国際問題、等々。

そりゃぁ、きっとおかしい。

誰かが「うちの子、もっとすらすらドイツ語はなすけど、政治の話はできないよ。はははー。」
なんて誰かが言う。
「でも、ここではみんなに通じてるからいいじゃん。」
なんてほかの誰かが言う。


こういう空間は語学学校でしかない、独特の雰囲気。
同じレベルの語学力だからこそ会話がスムーズに行くけれど、これで誰かレベルの違う人が入るとこの輪は崩れる。

残念なことに、私は夏の間しかドイツにないので、来年他のみんなに会うときには私がひとり言葉が出てこなくて輪を乱すことになるんだろう。
他のみんなも、これから先の学校へ行く人。ここで学校は終わりの人。みんなばらばらになるので語学力に差が出てくる。

このまま他のクラスメイトと一緒にもう一つ上のコースも取れるといいんだけど、なかなかそんな簡単にはいかない。


この不思議な空間があと1週間しかないのかと思うと、ちょっぴり寂しい。

2012/10/05

秋らしくなってきた・・・?

今日教室で先生が「さぁ、そろそろ秋っぽくなってきたわよ~。」と。

今日の天気は、朝4度くらい。風があって、しかも風は冷たい。そして、授業を受けているときに雨が降り出した。

これがドイツのこのあたりの「秋らしい天気」。
とにかく冷たくて、風が強くて、しかも雨が多い。

なんていう秋。
日本の秋のイメージと随分違うもんだ。

人に聞くと10月11月はここで一番みんなの嫌がる季節らしい。
冷たくてぬれてる、なんて確かにイヤだ。

私は自転車で学校へ向かうとき、山用の上下のレインジャケットとパンツ・・・派手派手のオレンジ色だから、きっと事故は起きない・・・と帽子に手袋、と、とても10月の頭とは思えないような格好をしている。
雨が降ってないときはダウンジャケット。これも、日本なら12月にでも着そうなジャケット。

流石にこれだけ寒いと、教室の中も暖房が入ってる。

・・・と、それなのに、どうして先生、まだTシャツ着てるの~~~??
勿論先生は私ともう一人が手袋をして学校に来ているのを笑う・・・よね、自分がTシャツ着てたら・・・。


さっき買い物に行ったときには、横からの風で自転車ごと倒れそうになった。こいでたのに・・・。
日照時間もどんどん短くなるのが日ごとにわかるほど。明るくなるのは6時半くらい。と、いうことは私たちがおきだす時間はまだ暗い。

後1ヶ月、がんばって寒さをしのぎます・・・。

2012/10/04

Deutsch Orientierungskurs 2012

先週いっぱいで通常のドイツ語授業が終わった。
今週の頭からオリエンテーリングのコースが始まった。

これ一体何かというと。
ドイツに住むのに、私たち外国人は二つ試験をクリアしないといけない。
ひとつが最低限の語学力を試すドイツ語テスト。これは11月3日に控えている。
さらに私たち外国人がクリアしないといけないのは、ドイツの一般常識問題のようなテスト。
これがオリエンテーリングコースだ。
内容は、政治・歴史・文化・・・となっているけど、実際の内容はほとんどが政治問題。

コース開始から3日たった。
国家の形態から、憲法、人権、などなど。日本語でだってそれほど頻繁に聞かない言葉ばかりが列挙される。
あぁ、そういえば私、政治って大の苦手だったかも・・・高校のころとか・・・。

私にとって「興味がない」とは、まさにこのこと。
恥ずかしい話だとも思うが、日本の話だってよくわかってない。それなのに外国の政治の話なんて、テストさえなかったら「ふ~ん」ってなことだ。

だけど、今回はコースの最終日にテストがある。しかもいつか合格しなければいけないもの。
高校のころより少しだけ成長している私は、今のところ・・・まだ3日目だけど・・・がんばって授業を聞いている。
いづれにしても通らなくちゃいけないなら、面倒だから一度で済ませようという、こいういう気合は高校のころはなかったなぁ。あったら、もう少し何かが違っていたかも・・・。

恣意的な組み合わせの暗記に極端に弱い私としては、またしても大量の単語数に圧倒され、しっかりと混乱させられ、授業中にも「あれ、先生これってなんていう意味だっけ?」なんて、最初のページに出てきた単語を確認したりしている。
きっと足引っ張ってるんだろうなぁ、と思う。

というか、語学の授業で習ってないような言い回しとか、極端に違う単語とか、どうしてみんなわかってるの?
・・・というか、他のクラスメイトわかってるんだろうか。
いやいや、問題に解答してるんだからわかってるんだろうな・・・と思う。

あるいは、わかってる人もいるけど、わかってない人もいるのでは・・・。だって、先生の話すスピードも、内容も、急に速く進むようになったから、ものすごく集中してないとすぐ付いていけなくなる。

あぁ、語学テストですら緊張しているというのに、さらに苦手な政治なんて・・・。
でも、これに合格しないと、また同じことを繰り返さないといけない・・・・ので、あと10日位がんばりましょう。