2010/06/30

ドイツ語のコース・・・修了しないで終了

月曜日から水曜日まではMagdeburgに行くのにコースの先生の車に乗せていってもらってる。先生も私と同じ町に住んでるから。

で、月曜日のクラスの後、車の中で先生が突然切り出した。
「コース、やめてもいいよ。」って。
mmm・・・?
確かに先週は、やめようかなぁ、なんて思ったけど、費用も払っちゃってるし、なんだかんだ考えて、行ったほうがいいかな、なんて思ってたところ。

私がそんなことを考えた理由も、先生がそんなことを言う理由もわかってる。
クラスがやんちゃすぎる。

ヨルダンの大学生が奨学金で1ヶ月ドイツに留学。グループは19人。
生まれて初めて、家族から遠く離れた外国で、友達と一緒に1ヶ月住むなんて、楽しくないわけがない。
毎晩遅くまで遊んでいるらしく、宿泊施設にしているユースホステルの門限「2時」に苦情を言い出す生徒まで・・・。

しかもみんな元気のいい子達で、一緒に遠出をしたり、休憩時間中に話をするのはすごく楽しい。
ただ、教室の中では話がちょっと違う。
朝はもちろん、休憩の後も送れて教室に入ってくるので、いつまでたってもまともに授業が始まらない。彼らの待ち時間だけで1日1時間は無駄にしているような気がする。
1日たったの5時間のクラスの1時間を無駄にしたら、週5日のうち4日しか授業をしてないのと変わらない。
さらに、先生が彼らに文句を言うなり、しかるなりしている時間をカウントすれば・・・。

無駄な時間と、それに対する苛立ちと、総合的に考えると、クラスに行って習得できる内容を加味しても、自分で勉強していたほうがいいような気がする。


とはいえ、私も彼らと同じ年齢だったころには、同じようなことをしていた気もする。
大学の授業なんて、出欠を取るまでしか教室にいなかったことがほとんどだし、テストはいかに上手にカンニングするかを競う場だったような気もするし・・・。
でもきっと、そういうのって先生たちはわかってたんだろうなぁ、と今になると思う。

ただ、今のクラスメイトをいくら理解できるとは言え、私にとってドイツ語を話せるようになることは現在すごく重要で、彼らが単位を取るためにコースを取りに来ているのとはちょっと違う。


と、いうことで、昨日からコースには行ってない。
先生とも少し話して、先生の時間のあるときに個人レッスンを受けられたらいいなぁ、と思ってる。

本当は教室でほかの人と一緒にするのがベストなんだけど、それができないなら仕方ない。

毎年毎年、うまくいかないもんですなぁ。
今年のコースのレベルはぴったりだったのに・・・。

2010/06/27

USA対ガーナ

今、アメリカ対ガーナの試合中です。
もうすでに延長試合に入ってるんだけど・・・延長試合なんていうのかわかんないけど・・・いま、アメリカのゴールキーパーが相手のゴールの近くまで来てた・・・。
こんなことあるんだね。

あ。
試合が終わりました。
ガーナの勝ちです。
もう、ゴールキーパーもオフェンスに回るしかないほど切羽詰ってたってことなんでしょうね。サッカーをキャプテン翼の漫画以来まったく知らない私としては、ちょっと一瞬面白かった。

毎日これだけ試合を見てると、それなりにいくつかは面白いと思えるゲームもあったりして、楽しんでる。おとといは日本も勝ったしね。ちょっとびっくりしたけど。
昨日は教室で何人かに「日本勝ったねぇ」っていわれたよ。・・・ゲームの前半はお昼寝してたんだけどね、私。Wolleに起こされたときにはすでに2点入ってた。
見ていなくすみません。

でも、昨日のブラジル対ポルトガルはちょっとちゃんと見てしまいました。
Ronardoはかっこよすぎて、好きだとはいえないけど、やっぱりかっこいいので・・・はっはっはー。マンチェスターのころの話をすれば、私はRoonieが好きなんだけどね。かっこいいのに、かっこよくないから。

な~んて、よくわかんないサッカーの話をしたりして。
ワールドカップという時事ネタにのってますねぇ。

2010/06/23

遠足

いやいや、この歳になって遠足というのも何かと思うんですが、今日はクラスでWolfsburgという町に遠足に行きました。
この町はVolkswagenの工場がある町で有名なところ。駅のわきにどど~んと、やったらめったら大きな工場が建っていて、よく見ると線路が工場内に直結してるほど。

これが私のクラスメイトたちで~す。
今日はなんと9人しか来てなかった。
このクラスはどうやら先生たちの間で「史上最悪」といわれてるらしく、とにかく騒がしい。教室から追い出されても、ドアがあくまでドアの前で待ってたりする子もいる。やる気があるのかないのかさっぱりわからない。
私は教える立場じゃないから、結構気軽に「かわいい子達じゃん」なんて思ってるけど、このクラスの教壇に立つなんて絶対嫌だ。ゴメンね、先生。
でも実際、いつもなぜか私の隣に来る子はすごく面倒見てくれるし・・・面倒な生徒だけど、他の生徒の面倒見はいいのかもしれない・・・これも結構謎・・・。

Volkswagenの工場内をツアーで回った。
けれど、撮影禁止で、工場内に入る前にカメラは預けなければならなかった。残念。
1時間半近くのツアーは工場内の車体のプレス部分と、組み立て部分を結構ゆっくり回ってくれた。
トラム状のものに乗って、ドライバー兼ガイドの人がしてくれる説明がスピーカーから流れる。どこを慮ってくれたのか、説明はクリアな英語ですごくわかりやすかった・・・数字がやたらと多いことを除けば。

それにしてもすごい数の数字を並べてくれて、私の頭の中はごちゃごちゃ。
1日に4万3千台のゴルフが作られる。ゼロから車になるまでに21時間かかる。1930年代にできたその工場は第2次世界大戦中にほぼ全壊したが、1箇所だけ残った棟の天井部分には、いまだに銃であいた穴が残ってる。戦後派1944年に再開したが、戦中はバズーカなど金属製品を生産していた。84000人ほどいる従業員のために食堂でカリーブルスト(ベルリンの名物で、カレー味のソースがかかっているソーセージ)を供給しているうちにVolkswagenの会社自体がカリーブルストを生産し販売するようになった。等々。

確か小学生のころに確かトヨタの工場を見学したことがある。その頃の工場はきっと今とは全く違ってるだろうけど、アーム型のロボットを使っているところはよく似ていたことを覚えてる。
大人になったせいか、その頃よりも雑多なことに興味を持つようになったせいか、今日の工場見学は随分と楽しかった。


これは14歳のMaria。
接するからに「14歳の優等生」といった子で、正直なところを言わせてもらえば、騒がしいほかの生徒よと接してるほうが楽。知識が必要以上に豊富なため常に自分が正しくなければ気が済まず、けれど子供、といった困ったキャラクターをすでに造り終えてしまっている・・・。

工場のあとには近くにあるAuto Stadtという車の会社のパビリオンなんかが並ぶアミューズメントパークへ。

あれ・・・。6枚のスクリーンに順に何かが映っていたのに、写真だと見えないんだね。


これはクラス1,2の問題児たち。
私にとってはいい子達なんだけどね。
こんな展示物なんかもある。
ランボルギーニの展示場。中は今ひとつ面白くなかったけど。
これは、コンピューターで簡単な車のデザインをして、プリントアウトしたもの。
第1問題児のFowziは何枚も作ってたけど。
私はどうも想像したものと一致しない車ができました。なんとなく奇妙な車だね。

今日は行っても行かなくてもいい、って言われてたから、どうしようか少し迷ったんだけど、行ってみてよかった。
楽しかったし、初めて行くところだったし。

珍しいことはしてみるものだね。

2010/06/15

ドイツ語コースが始まった

またまた今年も始まりました、ドイツ語のコース。
急に始まることになって、不安も何も何の心の準備もしてなかったので、その分緊張もしてない。・・・いいのか悪いのか・・・。

住んでる町で取りたかったんだけど、結局また今年もMagdeburgのクラスに行くことになった。来年こそは・・・と思うけど、とりあえず今年、1ヶ月がんばんなくちゃいけない。

で、ラッキーなのかそうでもないのかさっぱりわからないけど、テストを受けに行ったときに事務所で会ったコースの先生が、毎日この町からMagdeburgに通うということで、その先生が受け持つ月火水曜日は行き帰り車に乗せていってもらうことになった。
教室の中で特別になるのは嫌だけど、このオファーには勝てなくて、結局乗せていってもらうことに・・・。

コースのほかの生徒は全部で21人。随分大人数だ。私ともう一人を除いたらほかは全部ヨルダンの大学から来てる大学生。
これがまた、みんな元気で、去年ロシア系のクラスメイトだった子達と大違い。平均19歳くらい・・・って、私と17歳違うの・・・?しかも一人、ポーランドとウクライナのハーフの女の子は14歳・・・。私の娘だっておかしくない・・・彼女はブロンドだけど。

とにかくみんな元気で、人見知りも何もあったもんじゃない。初日から特に元気な子達はわざわざ私の隣に席を移動してきて、授業中も質問攻め。もちろんドイツ語に関する質問じゃなくて私に関する質問・・というか、日本に関する質問。
苦笑いする暇もないほどの質問で、挙句の果てには自分のテキストに私の名前を漢字で書いてくれ、なんていいだす始末。
いやいや、あなたのテキストに私の名前を書いてどうするの・・・?

で、ところで。
今回のコースはドイツ語と英語を教室で話してもいいことになってるんだけど、じゃぁ、英語を話せない人がコースに参加した場合はどうなるの?
時々先生は何か細かいことを英語で説明してくれるけど、英語が話せなければこのコースは取れないということ・・・?
そういえばモントリオールでも、フランス語のコースを取りに来た日本人の子が、英語が話せないという理由で英語のコースに勝手に回されたりしてたけど、随分勝手なことだと思う。

日本ではそれほど外国語っていくつ話せるのか、とか重視されてないけど・・・英語はされてると思うけど・・・母国語と英語っていうのは、最低限話せなくちゃいけないものなのかなぁ。それって、日本の教育を考えると、結構距離のあるものだと思うけど。
でも、自己紹介を聞いてると、母国語のほかに英語は全員話して、ほかにフランス語ロシア語まで何人も入ってきてるから、思わず頭をたれてしまう。

とにかく。
始まったからには1ヶ月がんばろうと思う。でも今回はゼロからのスタートじゃない分だいぶ気は楽で、クラスメイトの雰囲気も手伝って、楽しいものになるんじゃないかと・・・。想像じゃなくて、期待。

ドイツvsオーストラリア

先日のワールドカップ。
ドイツ対オーストラリア戦。
もちろん私の周りは大騒ぎだった。なんてったてドイツ戦。

前座に夕方の試合を近所の友達のうちで見る。 ・・・これはどこの試合だっけか・・・? ・・・あぁ、私サッカーファンじゃないのね・・・ ;(
さてさて。本番の試合。

Wolleは仕事が一緒の人や仲のいい友達も含めた大人数で、各試合の点数をあらかじめ登録して賭けをしてる。どうして点数まで予測できるのか全く不明だけど、その国のチームの特性や、天候なんかも考慮に入れてるみたい。例えば、ブラジルのチームは強いけど、南アフリカは今寒いから彼らには不利だとか、オランダはいいチームだけど試合をする場所の海抜が高いから不利だとか、カメルーンのチームの選手は個々はいい選手だけど普段全く違うチームでプレイしてるからチームワークにかけてるはずだ、とか・・・。
呆れるほどの情報を駆使してテンスを予測してる。
・・・これくらい他のことにも気合を入れてくれたらいいのになぁ、なんて呆れるほど。

夕方、というより、時間でいったら夜に始まるドイツ戦。
今の時期、日照時間が長いのでまだまだ外は明るい。
毎週木曜日にうちにのみに来る仲間の一人Burgaのうちでバーベキューをしながら観戦。

あぁ、でもその前に、この日曜日はなんて忙しいことにF1まであった。モントリオールでのゲーム。そういえば3年前は現地に見に行った・・・。あれからもう3年も経つのね。・・・ってことは私も3歳歳を取ってるはず。・・・気持ちは若いままだけどねぇ。

お隣さんも一緒に。
バーベキューといえばぜ~ったいに出てくるのはソーセージ。彼女は両手に持ってますね・・・。
さぁ、試合開始。
最初から勢いづいてるから、ビールで乾杯じゃなくてショットで乾杯。
Wolleは愛国心のせいか、現実的にそう判断したのか・・・ドイツ:オーストラリアに4:0で賭けてる。まぁ、賭けだから、他の人がかけてないベットに賭けると受け取る額が上がるせいで、できるだけ、ほかの人が賭けてない点数に賭けてるらしい。

普段あんまりサッカーに興味がない私も、中のいい人たちがこれだけ真剣に応援しているチームには、やっぱり勝って欲しいと思う。
サッカーをこんなに真剣に見たのは正直言って初めて。

ゴールがはいるごとに思わず拍手をしてしまう。
写真でもわかるけど、これはもう試合の後半。
いや、もうふたりとも踊りだしてるね。
Yeahhhhh!!!
試合が終わった直後。
もちろん酔っ払ってるし・・・ショットを最初から飲み続けてるんだから・・・。しかも試合は4:0でドイツの勝ち。Wolleの予想とビンゴで、近所にはばかるほどの大興奮。
Call me Shakila. とか叫びながら、寝るまで大騒ぎだった・・・、

まだまだワールドカップは続きます。
毎朝早く起きなくちゃいけないっていうのに、パーティが満載の1ヶ月になりそう・・・。

2010/06/12

ワールドカップ2010開幕

ワールドカップ、始まりました。
なんて書いている今、テレビでは南アフリカ対メキシコが試合をしてて、その前ではWolleが叫んでる・・・。

いくら私がサッカーには興味がそれほどないとはいえ、これだけ近くにいる人がサッカーに狂っていると自然そっちのほうにも目が向く。

今晩Magdeburgの友達のバースデーパーティに行き、明日はワールドカップ鑑賞会をこのフラットでする予定。
もちろん、というか、自然、飲み物・食べ物の担当は私・・・。
いいパスを逃しても腹が立たないのは私だけだから・・・。
とはいっても3人くらいしか集まらないけどね。なぜか、、アルゼンチンファンの3人・・・。

まぁ、ワールドカップ中はWolleはテレビに夢中なはずなので、私はその間本を読んだり南下して好きなことができるということ。おーっと、ドイツ語の勉強がありました・・・。

ドイツ語のコース 再び・・・

2,3日前に語学学校にコースの説明を聞きにいった。
前からWolleが連絡を取ったいたんだけど、決定的な返事をできる人がホリデーでいなくて話が延びていた。

で、話を聞きにいってみると、またか~、の聞いていた話と違う話。去年もそんなこんなで妙なクラスに入ってしまった。
今年こそちゃんと・・・なんて思っていたのに。
結局私のレベルに会うクラスはこの町にはなくて、また! Magdeburgに行かなくちゃいけないみたい。

話によると、夏はホリデーに出る人が多いし夏休みもあって、普段よりもコースの数自体が少ないということ。
毎年もう少し上のレベルのクラスはあるんだけど、私にぴったりのコースはMagdeburgでしかないということ。
あ~ぁ。

別にMagdeburgが嫌いなわけじゃないけど、1か月分の荷物を運んだりするのがめんどくさい。
ということで、今年はこの町から通ってみることにした。

電車に乗る時間が1時間くらいのことだから、東京で通勤することを考えれば、あるいは学生の頃の通学を思い出せばそれほど無理でもない。


で、今日は、私のドイツ語レベルを確認するためのテストにいってきた。
去年の9月以来ドイツ語の本は全く開いていない・・・。
こんな状態でテストも何もあったもんじゃないけど、まぁ、本当のレベルを確認するのにはちょうどいいのかもしれない・・・な~んて、なめすぎてるかな。

先日Wolleの車でいっただけのところなので、うる覚えだったところに今日は一人で行くことになった。
簡単に道順は聞いていったけど、ははは。
心配したとおりしっかり迷った。

去年ドイツ語のコースで時間厳守にうるさかったことを思い出してすごくあせったけど、迷ったものは迷っていて、どうにもならない。
道を歩いてる人にどうにか、こうにか聞いて、学校の入り口を見つけたのはすでに30分も遅刻してた後。

ドアをたたきながら、もしかしたら開口一番「時間」っていわれるかと思ったら、なんだかすごくやさしく迎えられてちょっと戸惑った。

とにかく、ようやくたどり着いた学校の一室でテストを受ける。

ひゃ~。
やっぱり9ヶ月以上何もしてないとすっかり忘れるもんですね。いくら近くで聞いていても、時々使っていてもさび付いていることは否めないほどに。

答え合わせをして、とりあえず必要なレベルには到達しているということで、来週の月曜日、すなわち3日後からMagdeburgのクラスにはいることになった。

いや、こんなんで本当に大丈夫なんでしょうか。
答えが合っているだけで、実は内容はほとんど理解していなかったと思うんだけど。

でも、まぁいいか。
去年を思い出せば、大分ましな気もするし・・・。

日曜日のパーティは気をつけねば・・・。

2010/06/11

初バーベキュー ~おいしい話~

ドイツに来てから初のバーベキュー。
ここでは七日、他のうちでもなのか・・・聞いているとどこのうちでもみたいだけど、夏の天気のいい日にはしょっちゅうバーベキューをしている。

火を起こしたり焼いたりしてくれるのはたいてい男性なので、私はちょっと準備するだけでよくて結構楽なんだけど。ただし大きいバーベキューパーティになると準備のほうが大変なときもある。

この日は夕食代わりのバーベキューで私は楽チン。

こんな大きなお肉。
おなかが捨てるときに買い物に行くことが多いのでどうしても多めに買ってきてしまう。もちろんこのほかにもソーセージが5本とスペアリブが待ってる。

お肉もおいしいけどこういうのも箸休め・・・フォーク休めにおいしいんだよね。
これはチーズとマスカット。すごくおいしい取り合わせ。
そろそろ・・・。
じゃじゃ~ん。
一緒に住んでる姪っ子がソーセージをもらいに来た。
ひとつ頂戴。まだできないの?
いっただきま~す。