2013/06/28

出かける前の憂鬱

毎度毎度、おそらくこのブログでも愚痴ってるんじゃないかと思うが・・・・私は飛行機のチケットの手配と、荷物のパッキングが大嫌い!である。

今回、チケットの予約に一騒動あり、やっとチケットが手に入ったと思ったら、今度はパッキングを始めなくちゃいけない・・・当たり前なんだけど。

そして、なぜか、私の荷物は毎回恐ろしい量になる。
特にこの時期のドイツ行き。

1年間、「これも便利かも。」「あんなのもドイツにないかも。」と買い集め、かき集め、山積みになったものが、恐ろしいほど場所をとる。
確かに。
確かに、それらのものはたいていドイツには、ない。そして、どれも素敵なものばかり。
蓋ものの器のセット。お茶碗。酒器。花瓶。・・・・あれ、陶器ばっかりじゃん。

そうなんです。
私は食器が大好き。
ドイツのうちにある、適当な洋食器だけじゃ、どーーーーーーしても気がすまない。

ということで、去年あたりから本格的に陶器を運び込んでいるしだい。

ひとつひとつはそれほど大きくなくても、陶器という物は保護するパッキンだけでかさばる。
じゃ、パッキンに衣類を使えば・・・というほど衣類は持っていかないし。
いくらなんでも、Wolleのお土産にする・・・要するにプレゼントにするグラスを私のパンツや靴下で包むわけにもいかない。

最終的には荷物にうまく入れ、あるいはあきらめて郵送したりして、どうにかなるんだけど、この「どうにかなる」までの数日間はなんとも憂鬱。

今現在、私が座っている2mほど先に、小山ができている。
しかも、これですべて持っていくものがそろっているのかどうかも不明。

私のバックパックの下部のスペースはすでに食料が押し込まれている。

が、今回は、これは、どこからどう見ても入りきらない量でしょう。

たいていパッキングをすると、山はバックパックに入りきってしまうことが多く、特に義妹などは毎回驚いている。
「え、あの山このリュックに入っちゃったの・・・?」

ああ、だけど。
今回はダメ。押し込んでもきっと無理。
だって、陶器が多いもーん。陶器は圧縮もできないし、外側に持ってくることもできないし、パッキンがかさばるし。

きっと一箱は郵送でしょう。


それにしても、毎回どうしてこんなに大変なんだろう。
ドイツにもタイにも必要なものはすでに置いてあるというのに。

欲をかくと荷物が増えるんだと思うけど、これは欲張りの性格が顕著にでる瞬間ですな。


あ、そういえば、お米入れるの忘れた。

 

2013/06/15

お留守番

実家にひとりでお留守番。

今週末、両親が所用ででかけ、家にひとりきり。


こんなことは・・・・もしかして、初めて・・・?
前にも1回くらいはあったかなぁ。


ひとりになる前は、ごろごろできるじゃん、とか、好きなもの食べられるじゃん、とか、何もしなくていいじゃん、なんてちょっと喜んでいたりもしたんだけど・・・。



両親が出かける朝、私は病院の予約があったので、両親よりも一足先に家を出ることに。
いってきまーす、かなんか言って、車で出かけたのはいいけど、二つ目の信号にたどり着く前に、「あれ、帰ってきたら、みんなもういないんだよね。」なんて思って、ちょっと不安になって、してもいない忘れ物を取りに行った振りなんかしてみた。

流石に2回目に家を出たときには、行ったりきたりしていても始まらないことに気付き、ちゃんと病院に向かったけど・・・。


さて、病院から戻ってくると、鍵もかかってるし。家中の窓も閉まってるし・・・・当たり前だけど。


何をしようか。

あ、まずご飯だ。

・・・・・。
何食べようか。

ご飯が残ってるからお粥かな。


ご飯を食べ終わる。

・・・・・。
することない・・・。

あ、いつもあんまりしない床ぶきでもしようか。
あ、今日は夕食作んなくていいから、台所のレンジ周りでもきれいにしようか。

あ、そういえば、庭に野良猫がウンチしてたの、昨日見つけたから、取っちゃおう。

あ、ダンボールが山積みだから、片付けて。
あ、こんなところに汚れたままの漬物用の甕がある。洗っちゃえ。
あ、なんか、玄関汚れてない?

・・・・。
気がついたら、いつでもできるような掃除ばっかりしてる。


小さなころ、家族の誰かが一人で家に留守番しているときには「○○がネズミに引かれちゃうといけないから早く帰ろうね。」って、言って早く帰る、という習慣があったのを思い出す・・・。




いくら掃除しても、しても、まだ外は明るく、時間が経つのが実に遅い・・・。


今日、私、ネズミに引かれちゃうかな。


そんなとき。
電話が鳴る。
出てみると・・・。
「JR岡崎駅のものですが。今日ご家族の方が4名さま、特急の切符を使ってお出かけかと思いますが・・・。」

・・・・・!!!!!!!!



結局、内容は、特急券の料金を余分に頂いてしまった、だか、なんだか、だったんだけど・・・。
もう、心臓がホップスッテップで逆立ちしちゃうんじゃないかと思うくらい驚いた。

頼むから、ネズミに引かれるんじゃないか、なんて心細い思いをしているときに、よりによってそんな電話だけはやめて。


そんな電話の後は、もう気が抜けて、掃除もする気もなくなった。

本を読み終えた。
コンピュータのメモリに入っている膨大な音楽のファイルを整理し始めたけど・・・複雑すぎて途中で挫折。
もう一度ご飯を食べる。
洗濯物を取り込む。
編み物なんかを始めてみて、いくらなんでも季節がずれていることに気付き、ほどく。
夜のために、お風呂を洗う。
インターネットで「笑える画像」などという、今まで開いたこともないサイトを開いてみる・・・ネタがわからなくて、ちっとも笑えない・・・。


自分でも呆れかえるほど落ち着きがない。


そうだなぁ。
よくよく考えてみると、私はここ10年ほど、常に誰かと一緒にいる。
家に帰ればWolleがいたり、実家にいれば両親がいたり・・・。転がり込むのは大家族の祖母の家、とか、弟の家、とか。
タイにいるときは、昼間、仕事仲間とうだうだしてる。その後はつるんで飲みに行く。帰りはWolleと一緒。
日本にいるときには、特に夜「静かにしてくれ!」と叫びたくなるようなちびっ子モンスターたちが近くにいる。
ドイツでひとりきりになることはまずないし・・・。


ひとりでいると、何もすることないんだね。
自分の時間を見つけて読むから、本だって面白いのかもしれない。
ずっと誰かが一緒にいるから、夜、静かになるのが、ほっとするのかもしれない。


こんなことなら、いっそ、この日にあらかじめ誰かと会う約束でもしておけばよかった・・・。

いつも誰かがそばにいるって、とてもありがたいことなんだ、ってよぉ~~~~く、かみしめております、今夜。

いつも私のとなりにいてくれる人、ありがとう。
いつもぶぅぶぅ怒っていて、ごめんね。

今晩ネズミに引かれませんように・・・。


 

甥とリンダリンダ

先日、お風呂から上がってきた甥ののちちがパジャマを着ながら何か口ずさんでる。
義妹が甥の近くで何かしていて気がついた。

「え~~~。りょうちゃん(のちちの本名)リンダリンダ歌ってるぅ~~~。」

え、リンダリンダ?
リンダリンダって、あの、ブルーハーツの?

なんで、のちちがリンダリンダなんか知ってるの?
まさか幼稚園で習うの、そんな歌・・・・今時だから・・・?・・・いや、この歌がなぜ今時・・・?


私とママの激しいリアクションに、それまでチョイご機嫌気味で、ふんふん、口ずさんでいたのちちは一瞬で口を閉ざしてしまった。

「僕は何か悪いことをしたでしょか??」
顔が明らかに緊張してるのがかわいいぞ。

のちち、その歌、どこで習ったの。
だれに教えてもらったの?

「タイガくんのママ・・・。」

よく聞くと、どうやら幼稚園のお友達が、ママに教わって歌っていたのをおぼえてきた模様。

さらによく聞くと、タイガくんは足を捻挫して、しばらく幼稚園をお休みしていた、とのこと。

なるほど。
幼稚園をお休みしているタイガくんが飽きないように、ママがYou tubeでも見せていたのか・・・。

のちちは、タイガくんが歌うリンダリンダをなんとなく覚えてきただけで、歌詞を全部知っているわけではなさそう。



だったら!!
ここはぼん(私)の出番でしょう!!

早速Youtubeでリンダリンダを検索。
あった、あった。


さて、お子様をお持ちの方には、もうお分かりのことかと思いますが・・・。

それから数日間、お風呂から出てから少なくとも10回はリンダリンダを聞くこととなり、初日は一緒に踊っていた大人4名も、3日目くらいからは聞くのもウンザリ・・・になり・・・・。

一方3人の子供は、日増しにヴォーカルの真似がうまくなり・・・。
・・・あの、ぴょん、って飛ぶやつね。

流石に1週間もすると、ノリノリなのは3歳児のあやぼんだけになり・・・・。誰も教えてないのに、まるでステージで歌っているかのように、ひざでスライディングまでするようになり・・・。
みなに行く末を心配され・・・。

のちちは、ノリノリのあやぼんを見ながら、「リンダリンダ、教えてあげたのはオレなのに・・・・。」などと、よくわからない文句をいい始め・・・。


10日ほど経って、やっと、お風呂から出てもリンダリンダを思い出さなくなってくれました。


いやいや、久しぶりにリンダリンダ、楽しかった。
こんなに経ってもノリがいい曲というのは、ノリがいいもんだ、などとくだらない感想など持ったりして。

最近は間違うと、鼻歌でリンダリンダ、出てきてます。



 

2013/06/03

ピピ島の友達と飲もう @東京

今年も、去年開いたパーティを開いた。
ピピ島で知り合った人たちと会いましょう、っていう会。

実際に直接、かつ確実に全員会っているのは私だけ、なんだけど、年末に来る時期が重なって知り合いになった、っていう人たちもいる。
あるいは、去年開いた同じパーティで初めて知り合って、それから日本でも仲良くしてる、なんていう人たちもいる。


去年は早めに計画を立てたせいか、集まったのは20人。
今年は2週間前になって言い出したこともあって、集まったのは9人。

数字だけ見ると、あれ、なんだか少ないなぁ、なんて思ってしまうけど、これが実際にはとてもいい人数だった。

これくらいの人数だと、全員が一緒におしゃべりできる。

今年初めて来た人が3人。しかもそのうちのひとりは、ピピ島に来たこともないし、私も初対面。

9人の中にはダイバーもいるし、そうじゃない人もいる。ダイバーの中にも私と一緒に潜ってない人もいる・・・。

なんか、ばらばらで面白い。

去年から始めたこの会。
1年に一回、これからも続けていけるといいなぁ。