2010/09/25

ビデオ 「P.S. I Love You」

ヒラリー・スワンクが出ている、というだけで借りてみました。
彼女がラブストーリーを演じているというだけの理由で。
私が知っている彼女の上演作はごく一般的なものばかりで「ボーイズ・ドント・クライ」と「ミリオンダラー・ベイビイ」のみ・・・最近はよく見かけるけど。

ところがこれがよかったよ。

何がよかったって、彼女のだんなさん・・・死んじゃうけど・・・。
しょっぱなからメチャクチャセクシー。
いやいや、あんな彼がいたら・・・なんて思うのは夢見すぎ?ま、映画だもんね。しかも死んじゃうからいいのかもね・・・。

でも後から出てくるアイリッシュの彼もすごくセクシー。
私アイルランド人の友達あんまりいないけど、アイルランド人の男性ってみんなあんななの?

数年前、生徒でアイルランド人の若い男の子たちがいて、「一回アイルランドに来なくちゃいけないよ」なんていわれたけど、それは私がビール好きだと知ったから。
でも・・・彼らはそれほどセクシーではなかった。年齢が必要なのかしら。

たぶんこの映画の趣旨はその部分ではないのでと思うけど、私の感想はそんなところ・・・かな。ほかの意見、お聞かせください。

2010/09/19

大阪行き

大阪に行ってきた。
私は東京都大阪を比べると、東京に出掛けることのほうが圧倒的に多いんだけど、今回は最近大阪に住んでいると判明した友達に会いに。なぜか最初の夜出掛けたのはゲイバー。かつて仕事の仲間だったというけど・・・?
でもすごく楽しいところだった。 翌日、二日酔いと寝不足でふらふらしながら出掛けたのは、海遊館。
二人ともダイバーなんだから、やっぱりここは抑えとかなくちゃいけない。
アザラシやアシカ、ペンギンなんかの水槽もあって、さすがは有名な水族館なだけある。


この写真の中央に写っているのは赤ちゃんのペンギン。体の大きさはほかのペンギンとそれほど変わらないのに、よく見ると頭にほよほよした毛が残ってる。どれくらい赤ちゃんなのかわからないけど、どうやら自分が生まれた巣からほとんど動かない様子。そんなことに気がつくと、なんだかすごくかわいく見える。
えさの時間。
係りのお兄さんとお姉さんはペンギン1頭1頭のくちばしに魚を押し込むようにえさをあげてる。生きたえさじゃないから飲み込みにくいのかしら・・・?

建物の中央かと思われる大きな水槽に、かの有名なジンベエ。
このジンベエ。よく見ると口の回りにいくつも大きなこぶが・・・。そしてもっとよく見ると、ほかのさめや、マンタなんかも体にいくつもこぶができてる。それを取り除いたのではないかと思われるような跡も・・・。
これって、何かの病気なんじゃないかな。ダイバー二人で話をした結果、これはストレスから来るおできなんじゃないか、と。
だって、海でそんなにこぶができてる生物見ないもん。しかも水に問題があるとしたら、水族館で水の管理をするはずだし。
したの写真の右にちらりと写っているのは、普段比較的深い海に群れて住むハンマーヘッドシャーク・・・シュモクザメ。
でも、この水槽は深さ9メートル。
ぼんやりして最初は気がつかなかったけど、この水槽の中にジンベエ2匹いる。
ダーダン、ダーダン、ダーダーダーダーダーダーダーーーン。こっちに向かってきてるのはタイガーシャーク。うぉぉ~、海の中でみたい~~。ちょっと怖いけど。
これが近くを通るタイガーシャーク。

このマンタにくっついてる魚。どう見てもコバンザメじゃないんだけど、いったい何?水槽の紹介にも出てない。それとも、コバンザメが異常に太ってしまって体色変化したもの・・・?いやいや、ちがうよ、きっと。

外から見ている私たちって、水槽の中からはどんな風に見えるんだろう。ちなみにこれは私じゃありません。

これもハンマーヘッドシャーク。普段群れているのに、この水槽の中で同じ種類の仲間がいないって、寂しいだろうなぁ、なんて水族館に来ておいて勝手なことを思う。



水槽を洗うダイバー。この水槽は水温が低く、ドライスーツを着てる。

このさめだって、私は海で見たいぞ!オビゴーンシャーク。

このかに。お互いにぶつかって1匹がしりもちをついた瞬間を見て大笑い。バランス崩れるよね、たまには。
ナポレオン。疲れちゃったのかな、壁に寄りかかってる。ナポレオンって、寝てるところ見たことないからわからないけど、こんな風に休むの?
マーブルレイが水槽のガラスを這ってきた。体の下にある口がかわいい。
なんとマンボウまでいる! でも鼻先に傷があるのは、ガラスにぶつかりすぎたせい?
さて、ほかの水槽。
くらげが小さめな水槽に展示してある。近づきたいとは思わないけど、くらげってすごくエレガントで、私は大好き。でも、生きてるまま魚に食べられちゃうんだよね。毒をもってるくらげも同じかな。

なんと。サメやエイを触れる展示コーナー。
「サメたちのために、手を洗ってから触ってね」なんて書いてあるけど、手を洗ったって触る気にはなれない。こんな水槽に入れられて、何者かわからないものが突然水中に侵入してきて、自分の体を触られる彼らに身になったら、とてもじゃないけどそんなことできない。
海遊館。
私はきっと小学生のころと同じくらい魚を見るのが好きだから、水族館は好きなんだと思う。でも毎回毎回水族館を訪れるたび、ほんのちょっぴりの自責の念に駆られる。同じように魚を見ているのに、海から上がった後の気持ちよさはなくて、自分が犯罪にでも加担したかのような気持ちになる。

ずっと前に、仕事をしてるとき、日本人じゃないお客さんに海遊館に行ったことがあるか、と聞かれた。
彼らは行ったことがあったそうだ。
そして、私が日本人だというだけの理由で、この海遊館のことを私にものすごい勢いで責めた。「どうして、あんなに大きな生物をあんなに小さな水槽にいれておくのか。」と。
私が日本人だという理由でクジラだのイルカだの、一般の人が思っている以上に頻繁に攻撃をされる。もちろんそれは私が海で働いている人間だからなんだけど、その攻撃たるや驚くほどの勢いがある。
たいていそういう人たちは、私が思うに知識不足なんだけど、彼らがそう信じている以上それを覆すのはなかなかに難しい。信じて、しかも怒っている人というのは人に耳を貸さないものなんだろうと思う。
だけど。
今回ばかりは彼らの意見に賛成。
水深9メートル、大きさ・・・おそらく一番長いところで30メートル強の水槽にジンベエ2匹、マンタ2枚、ハンマーヘッド2頭、タイガーシャーク1頭、ナポレオン2匹、ブラックティップ、ホワイトティップシャーク数え切れないほど、マンボウ、マーブルレイ数枚、スティングレイ5,6枚、ギターシャーク数匹、ロウニンアジたくさん、レオパードシャーク数匹・・・その他、ありとあらゆる「ちょっと珍しいもの」がごまんと詰め込まれている。
どの種類も一般に海で見る大きさよりも小さめ。彼らが一般的なサイズに成長したら、この水槽はどうなってしまうんだろう。あるいは、彼らも生き残るために、そんな大きさまで成長しないのかもしれない。

もしかしたら、私たちダイバーは彼らがどれくらい広い海で、どれほど美しく泳ぐことができるのか知っているからそんなことを思ってしまうのかもしれない。
想像してほしい。
映画で誰でも一度は見たことがあるんじゃないかと思う、牢獄につながれている人間を。しかも長期間にわたって、この先どうなるのかわからない状態で。
彼らが人間の姿として美しいと感じる人はまれなのではないかと思う。もちろん人間は希望を捨てない限りは目が美しかったり、その人独特の美しさを保つことはできるかもしれない。でも、壁や柵のない大地を踏んでいる人間の姿と比べたら、やはり美しさは劣るんじゃないかと思う。
この水槽の魚たちは、そんな状態なんじゃないかと思う。そして、彼らには申し訳ないけれど、ちっとも美しくなかった。

な~んて、ちょっとえらそうなことを書いてしまった。

海遊館の隣にある観覧車。
のんびりと、いつの間にか4時間くらい水族館で過ごしてしまったせいで、外はもう暗い。その代わりに観覧車からは輝く大阪を見ることができた。

そして、なぜかまた夜に出掛けたのはゲイバー。
みんなノリノリになってくると、場違いな私はまったく見向きもされなくなる。

そんなこんなの大阪でした。
訪ねた友達も大阪弁を話すわけでもなく、夜はゲイバーで日本語と英語のちゃんぽん。食べ物以外、まったく大阪を感じない大阪行きでした。

2010/09/10

ものの言い方

今日車の中でなんとなくラジオを聴いていたら
「ほら、ほら、明日、あれ。テロのあった日じゃ~ん。ニューヨークで。」
なんていう言葉が耳に飛び込んできた。

おぉ~。
なんという言い回しだ。しかも聞き取りにくいほどのだらしないはなし方。
いや、話し方は仕方ない、その人の話し方だもんね。でも、ものの言いようはあるんじゃないかと思うよ。
その話の先は、「世界の抗争は宗教のせいのものが多いから、宗教がいけないよね~。」なんてことになっていて、まったく、おいおい・・・これ、放送してもいいの?って思わず、苦笑い・・・。

ラジオ番組にはまったく持って疎いので、それが誰なのか、どこの局なのかすらよくわからないけど、911っていう、いまだにその日のことを苦しんでいる人がいることに対して、もう少しましな言い方をしてほしいなぁ、と思う。
だらしない話し方を直せ、なんて無茶なこと言わないから、せめて敬謙な気持ちを持って話してほしいなぁ、なんて・・・。

そして、明日は9月11日です。

ビデオ 「明日の私に着がえたら」

日本で実家にいるとき、夜母と二人で映画を見ることにしている。
洋画、邦画問わず。ただし、笑えるものだけ。

ビデオ屋さんにレンタルしに行くのは私なので、選んでくるのは私。だけど、これが結構難しいんだ。面白いか面白くないかなんて、見てからじゃないとわからないから。

昨日は今回帰国してから初の映画鑑賞。
借りてきたのは「明日の私に着がえたら」。原題だと「The Women」かな。
私はどこかの飛行機の中でチラッと見た気もするけど。
この作品はリメイクで、女優さんが盛大に使ってある。ちょっと華やかな女性向けの映画。

で、母のリアクションは、というと。大ヒットでした。
特によかったところは、最後の最後のシーンまで、一コマも男性が出てこないこと。話は浮気の話だから、男性の存在も名前も出てくるんだけど、顔はなし。
メグ・ライアンとアネット・ベニングを中心にちょっとおしゃれに面白くストーリーが展開する。
まぁ、映画の中のように本当二仲のいい友達や家族っていうのはあんまりいないと思うけど、それでもそういうのを夢見たりするのは悪くないと思う。

こういう、何も考えずに安心してみていられる映画が最近すごく好きになってきた。もちろんほかのジャンルも好きなんだけど、前はこういうちょっとラブコメディみたいなのはあんまり好きじゃなかったから。

今晩用意してる映画もまたまたメグ・ライアン。どんな映画でしょうね。

2010/09/06

石鹸の出来上がり

ドイツに出かける前、5月に作っておいた石鹸をカット。
棒状の石鹸の塊を、使いやすい大きさに切る。
そして、それだけだとちょっとかっこよくないから、角をカットして落とす。
この写真は角を整える前。
そしてこっちは角をそろえた後。

これをもう少し熟成させて、紙に包んだら出来上がり。

この石鹸たちはアボカドオイルとココアバターをふんだんに使っているので、どっちも保湿抜群のはず。
ちなみにアボカドのほうを少し使ってみました。今のところ、なんともいい色で気持ちのいい使い心地。

2010/09/05

高校のころの友達とランチ

もっのすご~く久しぶりに高校のころの友達と会った。
最後にあったのはきっと5年位前。私が津波で怪我をしてたときにお見舞いに来てくれたとき。

その後にもどうやら会うチャンスはあったらしいけど、なぜか私はいかなかった模様・・。

今日は3人がうちの近くまで来てくれた。

みんな・・・これは高校のころの友達に限らず・・・子供もいるので会うのはランチタイム。学生のころのように気軽に「今日飲みに行こうよ~」って感じではない。
でも、たまにはビールじゃなくてコーヒーを前にして話に興じるのも楽しい。

やっぱり話題は子供のはなしに偏りがちだけど、私にだって周りに子供がうろちょろしてるから・・・私の子供じゃないけど・・・それはそれで結構楽しい。

高校のころの顔がそろうと、誰でも気分は高校時代に戻るようで、私もきっとほかの場所の友達といるときとは違った顔をしていると思う。
私の高校のころって、どんなだったろう。よく思い出せないけど・・・そんなに昔のことだってこと・・・?

みんなお母さんだけど、ひとりひとり個性のあるお母さんになっているように聞こえた。周りに振り回されたりせずに、しっかりと考えながら子供を大事に育ててる。
私はまだそういう存在がいないから、彼女たちと比べるとずいぶん子供っぽい気もする。いつか私も子供を持つことがあったら彼女たちのように大人になるんだろうか。・・・これは大いに疑問だ。

とにかく今日はすごく楽しかった。
ブログ読んでるよ、って言ってくれたカジ、たまにはコメント入れてね~。

日本にちょこちょこ帰ってきてるんだから、今日みたいな日をもう少し増やしてもいいなぁ、と思う。あ、私が帰ってきたときにまめに連絡すればいいんだよね。
これからはもっと連絡します。