2011/07/11

ワールドカップ2011 ドイツ対日本

ここドイツでは昨日の夜中・・・日本だと早朝だったのかな、女性のワールドカップ・・・日本でなんて呼ばれてるんでしょう・・・のドイツ対日本の試合があった。

週末友達のところに遊びにいっていて、そこでお祭りに出かけ、帰ってきてからベットで半分眠りに落ちながら試合を見た。

下手に一般男性の試合を見ているよりもずっと面白かった、というのが感想。いや、半分眠りながらだから大きな感想はいえないんだけど。

で、結果的には日本が勝った。
翌朝近所のこれまた知り合いとコーヒーを飲みながらサッカーの話になる。
「日本のゴールキーパーがすごくよかった。」
らしい。

でも、このワールドカップが開かれているのはドイツ。
しかもこのドイツのチーム。4年前も、さらにその前のワールドカップも優勝している。しかもここずっと負けなし。
それなのに、今回のワールドカップ、これから、というところで負けてしまった。さらに、このカップは次回のオリンピックの予選もかねていたらしく、スウェーデンがオーストラリアに勝ってしまったことによって、次回のオリンピックの出場も出来なくなってしまった。

これはドイツの全体の士気を下げるのに十分だったらしい。
今日友達のところから帰ってくるときにつけていたラジオも、その話ばかり・・・。

普段「なでしこ」なんて名前がついているチームをちょっと笑ったりもしていたくせに、日本が勝ったのはうれしいけど、なんとなく複雑な気分。

あぁ、明日学校に行ったら絶対にこの話になるんだろうなぁ。こういう複雑な気分をドイツ語で話せるわけもなく・・・なんて説明するんだ、私。
きっと「ちょっとうれしいですね」なんていう適当なコメントになるはずだ。

それにしても、アメリカがブラジルに勝つし、ドイツは負けるし、この後の試合はどうなるんでしょう。

2011/07/05

週末誕生日パーティ

毎年のことなんですが、週末になるととにかくパーティの連続。
外で遊べるような夏が短いのか、それとも夜が明るいせいなのか。

この週末は今年40歳になるという友達二人が一緒にパティを開いた。
10歳ごとの誕生日はとても大切で、他の年のときよりもさらに大きなパーティを開く。

今回は誕生日のひとりが所有する森の中のバンガローでパーティ。近くに湖もあって、みんな土日に泊り込みで参加。・・・泊り込みとは言ってもべっどが用意されているわけではなく、敷地内にテントを張るか、車の中で寝る、あるいは近くのゲストハウスを借りて。


私たちは誕生日の本人達と一緒に、ほかの人よりも一足先にバンガローへ。
金曜日からの参加。金曜日はいい天気だったけど、週末はしっかり雨が降る予定。

この子はテレビを見ているよりもこうやって外で遊ぶのが好きな子で、この日はその辺の木を拾ってきていかだを作っていました。まぁ、夏休みの自由研究と同じで、パパがせっせと作っていたけど。
でも少なくとも発想はこの子のもの。一応ちゃんと手伝ってるし。他の大人は、ぼちぼちと料理屋テーブルの支度をしながら最初のビールを開ける・・・。出来上がったいかだをみんなで湖へ運ぶ。
こういうとき、大人が率先して子供のしたいことを手伝ってあげているのは、見ていて気持ちがいい。
どうしたら運ぶのが辛くないか、子供はそれなりに一生懸命考える。そして、大人は、実は、自分達だけで運んじゃったほうが楽なのに、ちゃんと子供に手伝ってもらってる。さぁ、水へ。もちろん創作者の彼に乗る権利がある。実は信じられないくらい寒いんだけどね。しゃべるをオールにして、一応進んでる・・・。彼はこのいかだの後にも、庭で何か作っていました。土曜日。
近くにある、Wolleたちが小さいころに毎年遊びに来ていたキャンプ場を見に行く。
幼馴染も一緒に「ココ!ココ!でも、もう開いてないんだ」なんて大喜びしながら雨の中、湖の周りをドライブ。昔からあるらしいちょい有名なレストランだそうだ。




週末は特にメインの土曜日がすごい雨。
森の中にバンガローがあるせいで風はほとんどないんだけど、太陽が全く出てないのですごく寒い。
雨の中で火を焚く。焚き火って雨の中でも結構火がつくものらしく、しかも回りも暖かくなる。
濡れたベンチも乾いてしまうくらい。去年ピピにしばらく遊びに来ていたグロッケも来た。彼のドイツ語はメチャクチャ早いんだけど、なぜかちょっとわかる・・・。これを考えると、相手によってリラックスしていればドイツ語も理解できるという典型的な例・・・。でも、怖い顔をしながら・・・ごめんね、グロッケ・・・すごくハートの暖かい人なのでそのせいかも。もちろんみんなでバーベキュー。そして大事な時間。誕生日プレゼントを渡す。
未だに私にとって「誕生日の友達にお金をあげる」というのがちょっぴり理解できないんだけど・・・。このケーキのようなプレゼントのあちこちにお札が隠されている。この日は遠くからもわざわざ仲良しが駆けつけた。左のオレンジイルのジャケットを着た友達のために、数時間掛けて後ろの二人が夜中に来た。彼ら、翌早朝にはもう帰っていったけど。ちなみにWolleが着ているのは昔のドイツ軍のレインコートらしい。私も一緒にコートの中に入れるくらい大きい。どんな天気でも、友達の誕生日パーティを祝うというのはうれしいこと。みんなとても40歳過ぎには見えないくらいはしゃぎ、すごく楽しそう。

手作りトマトケチャップ

私が夏の間ドイツにいるのが夏のせいか、それとも普段からなのかわからない。普段手に入るのは季節の野菜ばかりだから、きっと私がドイツにいる間は特に、真っ赤なトマトが簡単に手に入るんだろう。
とにかく、どこのスーパーマーケットに行っても、枝ごとの真っ赤なトマトがごろごろしている。
もちろん私としては、これを料理に使わない手はない。

そこで、料理とはいわず、トマトケチャップを作ってみることにした。普段トマトソースはよく作る。ケチャップだってソースだってそれほど変わらないはず。

まず材料。
トマト(中)20個・玉ねぎ(小)1個・ベイリーブス・砂糖・塩・コショウ・パプリカ(粉末)・ねぎ(白い部分)・人参・チリ(粉末)

まずはトマトを湯剥き。
私は普段他の料理であまり湯剥きをしないけど、ケチャップはやっぱり皮が入ってちゃまずいよね。
この状態から、トマトを上下半分に切って、中の種の部分を取り出す。種も皮と一緒で、歯ごたえがあるものがケチャップに入っているとおかしいから。それをミキサーに掛けてペースト状に。ペースト状のトマトをお鍋へ。
玉ねぎをすりおろして一緒に煮る。同時にねぎ、人参を丸ごと入れる。ベイリーブスも一緒に。少しずつペーストが濃くなっていく。半分近くまで煮詰めたころに、スパイスを入れる。へらを動かしたときに、そこが見える程度まで煮る。この状態だと、まだペーストが荒いのでさらにミキサーに掛ける。

と、写真がここまでしかありませんが、これで出来上がり。
市販のケチャップと比べると、きもーち荒い。そして、もっとトマトの味がする。
トマトを煮るときに、ねぎと人参だけじゃなくてもっと他の野菜も入れたらトマト以外の味もするのかもしれない。
でも、オムレツに掛けても、トマト味のスープにするにもすごくおいしい。

次回はもう少し材料を増やして作ってみます。