2012/10/18

ドイツ語のコース修了

今日で今年の夏のドイツ語コース修了。
11時まで通常の授業があって、その後にオリエンテーリングの試験。
で、その後にパーティ。

授業といっても、自分たちでテストに出る問題を読みあって答えあって、という、半分遊びのような授業。
試験は、ドイツについて。ドイツの政治、歴史、文化の問題が25問。260問の質問の中から25問が出るという試験で、前もって読み通しておけばそれほど難しいわけではない・・・なんて、書いちゃって、試験に落ちてたらどうしよう・・・。

知っている問題を25問解くのはそれほど時間のかかるものでもなく、15分もするとクラスのほぼ全員が庭に出ておしゃべりをしていたほど。

今日の楽しみは、この後のパーティ。
ひとりひとりが、自分の国の食べ物を持ち寄る、という語学学校でよくありそうな設定。
でも、数えてみればうちのクラスは15人のクラスメイトで14カ国から集まっているので、偏ってなくて面白い。

私は、もちろん「Sushi」のリクエストだったんだけど、海苔巻き。
朝から教室の隅の机は持ち寄ったものでいっぱい。

パーティの最初に、修了書を受け取った。
この証明書はちゃんと公式の書類になるらしく「大切に保管すること」。

先生が一人ひとりにお祝いのメッセージをくれた。
あまりに素敵なメッセージに、涙をためるクラスメイトもいた。私は最後の3ヶ月弱しか通ってないけど、みんな6ヶ月自由にならないドイツ語を一生懸命習ってきたんだから、わからないでもない。
特に、私のように好きでボーイフレンドにくっついてドイツに来てるわけじゃなく、自分の祖国から半分脱出するような形でドイツに来ている人にとってはなおさらだろうと思う。

言葉がままならず、肌の色のせいですれ違う人にさえじろじろと見られ・・・そんな日常だから、先生の優しい言葉は、すごくしみる。
 これは校長先生。

さて、みんながお楽しみの食事。
宗教上や、習慣上食べられるものと食べられないものがある人のために、みんなちゃんと食材を選んでる。
でも念のため、何が入っているか、どうやって食べるか説明してから。
海苔巻きの食べ方、なんて聞く必要もなさそうだけど、おしょうゆとわさびをつけて食べるのよ、と。

女性はもちろん自分の手料理。
男性は奥さんが作ってくれた手料理。

サラダからデザートまで、これでもか、っていうくらいゴージャスなビュッフェだった。

これは私たちの先生。
私は今までに他にも数人の先生に教わっているけれど、この二人は私にとってベストの二人。
二人とも違うタイプで、授業もタイプが少し違う。でも、どっちの授業もすごくわかりやすいことには変わりない。
去年もこの二人が私の先生だった。すごくプロフェッショナルで、授業中にも時々驚かされる。
授業の内容だけじゃなくて、各生徒への接し方や心配りには本当に頭が下がる。
そして、授業もすごく楽しい。
テストの直後に集合写真を撮った。
テストが終わった後のせいか、みんないい顔をしてる。



 食事が終わった後も、おしゃべりは止まらない。
どうしてここだとこんなに話すことがあるのかわからないくらい、みんなよくしゃべる、しゃべる。

これだけの人数で国籍がばらけているというのは珍しいらしい。
でもそのせいで、共通語がドイツ語しかなく、言語の偏りがなくてみんながみんな仲がいい。学校側でも驚くほどらしく、Super nette Gruppe(特別に素敵なグループ・・・って言うかんじの意味合い)って言われたりするくらい。
こんなクラスに入れて、私はすごくラッキーだった。

これから、先のコースに進む、家庭に戻る、仕事を探す、と、それぞれがばらばらになるけど、ずっと連絡を取り合えたらうれしい。
私も一緒に次のコース取りたいな、と思うけど、仕方がない。好きなことをして生きているはずなのに、こんなところでジレンマなんておかしいけど。

さて、11月3日の試験まであと2週間弱。
授業は楽しかったけど試験には落ちました、なんて、笑えないから、がんばりましょう。

2 件のコメント:

HIROKO さんのコメント...

お疲れ様でした(^^)。。。って言ってもまだテストがあったんだねw 頑張って! いつもブログを楽しく拝見してるよ~。私の町の生活とかぶるところがあるから思わず微笑んでしまう♪♪テスト終了後は即ピピ入り?

ヴォルヴェバー 康子 / Yasko Wollweber さんのコメント...

Hallo Hirokoちゃん、
ありがとう。
そうそう、まだテストがあるの。でも、授業が終わったとたん気が抜けちゃってるよー。
テストの後は一旦日本に寄ってからピピ入りでーす。
Hirokoちゃんもそろそろ授業始まるころ?あれ、もう始まってるのかな。