2013/04/09

フリップ・フロップ

私たちこの島に住んでいる人は大抵ビーチサンダルをはいている。
靴を見かけるのはごくたまに。プーケットに出かける人や、ホリデーに出かける人がはいているのを時々見かけることはある。

ここ数年はクロックスをはいている人もいるけど、やっぱり一番多いのはオーソドックスな形のもの。
ビーチサンダル、って英語でも使われるけど、普段「フリップフロップ」といわれることが多い。あるいは「靴」。私たちにとってはこれが靴だから・・・?


私はいつも同じモデルのフリップフロップを選ぶ。
・・・というよりも、こっちがいいか、あっちがいいか、って考えないでいいから。
数年同じモデルのものをはいていて、去年くらいから気がついたことがある。

同じモデルの同じ値段のフリップフロップの質が、毎年落ちていく。

数年前は1足でシーズン中買い換える必要はなかったのに、去年は2足、今年はすでに3足目。

それを友達に話した。
そうしたら・・・
「でもさー、これ1足ばっかりいつもはいてるんでしょ。」

そうだよー。

「君のうちは遠いけど、1日にどれくらい歩く?」

ん~、1時間半くらいはざくざく歩いてるね。

「時速4.5キロで歩くとしよう。1ヶ月で135キロ、3ヶ月で400キロ以上。こんなにひとつの靴で歩いてるんだよ。だめにもなるよ。」

・・・・・・。
そんな考え方したことなかった。
しかもこんな風に具体的な数字を出されると、数字にからっきし弱い私は「なるほど」なんて、思ってしまう。

そうか~、私そんなに歩いてるんだね。
東京から実家に戻るよりも距離が長い。
あの距離をこのフリップフロップで歩いたら・・・そりゃだめになる。

ちなみに「だめになる」基準は靴底にグリップがなくなって、薄くなって、かかとが何を踏んだのかわかるようになるころ。
濡れたタイルの上を歩くのが怖くなってくる。

数日前に買い換えた新しいフリップフロップ。
毎度のことで、左足の甲に靴ズレができてきたけど、5月までは持つはず。

 

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