2008/08/26
今日の石けん その7
そろそろ、日本脱出まで1ヶ月くらいになってきたので、出かける前に出来上がる石けんではなく、熟成に時間がかかりそうな石けんを作り出してみた。
冬に備えて、シアバターのたっぷり入った石けん。材料はオリーブオイルとシアバターのみ。
うちの家族はほとんどがちょっぴり乾燥肌。冬の間、しっかり乾燥を防いでくれる、ココアバターとシアバターは手放せない。
でもシアバターをここまでしっかりと使った石けんは、今まで作ったことない。ココアバターでかなり満足したので、それを続けて作り続けている。
でも、一般的にはシアバターのほうが保湿力が高いといわれているんだから、今日の石けんは今までにない満足の保湿力がある、、、、と期待。
香りはお母さんに合わせてみた。ちょっと疲れた肌用。
どっちにしてもお母さんはあまり香りに好みがないらしく、何を嗅がせても「うぅーん、いいにおい」しか言わないので、香りをあわせたというよりも、効能をあわせたんだけど。
で、選んだのが、フランキンセンス、ネロリ、パチュリ。
熟成期間が長い石けんなのでいつもよりも多めに入れてみる。
これで、数ヶ月たっていてもしっかり香りは残る、、、はず。
パチュリの精油は色が濃いので、石けんの生地に入れるときに混ぜるのが楽しい。マーブル模様がちょっとづつとけていくところを見るのが気持ちいい。
使い心地を最初に試すのはお母さんになると思うけど、どんな石けんになるかな。
そういえば、昨日仕込んだ石けん。
これも冬に備えて。以前作ったアボカドオイルの石けんがとても気持ちよかったので、また作ることにした。前回はアボカドオイルを30%入れたんだけど、今手元にあるのがちょうど20%にしかならないので、それだけを使用。
その代わりにココナツパウダーを保湿力のために加えた。
30%のアボカドオイルには勝てないかもしれないけど、それなりに気持ちのいい石けんになるはず。
さっき、シアバターの生地の型入れをして、保温箱の中に入れるとき、それまで入っていたアボカドの石けんを出した。
きれいな緑色で、こんな自然な緑色はどこでも見られるわけじゃない。着色しないでできた自然の色って、とてもきれいで、どれもおいしそうに見える。
2008/08/24
庭のカメ
うちの庭には時々カメを見かける。
近くの公園にある大きな池に行くと、水面から突き出た岩には所狭しとカメが甲羅干しをしている。そのカメが時々、迷ってか、意志を持ってか直線距離でも数百メートルはある、うちまで来るみたい。
庭でカメを見かけるたび、母曰く「言い伝え」どおりおわん一杯のお酒を飲ませてる。驚くことに、カメは結構ぐびぐび飲んで、どこかへ行ってしまう。
2ヶ月くらい前、カメがうちの庭で産卵した。
庭の土、結構固いのに後ろ足でぱさぱさ穴を掘っているところを発見。
ちょっとちょっと、こんなところで、しかも日中にそんなことしてていいの?って、思っているうちに卵を産んで、その上に自分で掘った土をかけて、どこかへ行っちゃった。
卵を産んだところはちゃんと平らにならしてあって、穴があったときに見てなかったらどこかわからないくらい。
そのころ、梅雨も明けていて、異常に暑い日が続いていた。
このまま放っといていいんだろうか、って散々迷った挙句結局放置。
庭のことだけに、水を撒いたほうがいいような気もしたけど、調べたら、勝手に孵化するということだったので、どきどきしながら待っていた。
その卵が2,3日前に孵化した様子。
赤ちゃんが出てくるところは見られなかったんだけど、小さな穴が開いていて、中に割れた卵の殻が見える。
生んでるときに見た限りでは、10個以上卵があったような気がするけど、何匹くらい孵化したんだろう。全部生まれたのかな。
赤ちゃんガメが出てくるところが見たかったんだけど、それは叶わず。
でもうちのうちの庭からどうやって池に帰ったんだろう。
近くの公園にある大きな池に行くと、水面から突き出た岩には所狭しとカメが甲羅干しをしている。そのカメが時々、迷ってか、意志を持ってか直線距離でも数百メートルはある、うちまで来るみたい。
庭でカメを見かけるたび、母曰く「言い伝え」どおりおわん一杯のお酒を飲ませてる。驚くことに、カメは結構ぐびぐび飲んで、どこかへ行ってしまう。
2ヶ月くらい前、カメがうちの庭で産卵した。
庭の土、結構固いのに後ろ足でぱさぱさ穴を掘っているところを発見。
ちょっとちょっと、こんなところで、しかも日中にそんなことしてていいの?って、思っているうちに卵を産んで、その上に自分で掘った土をかけて、どこかへ行っちゃった。
卵を産んだところはちゃんと平らにならしてあって、穴があったときに見てなかったらどこかわからないくらい。
そのころ、梅雨も明けていて、異常に暑い日が続いていた。
このまま放っといていいんだろうか、って散々迷った挙句結局放置。
庭のことだけに、水を撒いたほうがいいような気もしたけど、調べたら、勝手に孵化するということだったので、どきどきしながら待っていた。
その卵が2,3日前に孵化した様子。
赤ちゃんが出てくるところは見られなかったんだけど、小さな穴が開いていて、中に割れた卵の殻が見える。
生んでるときに見た限りでは、10個以上卵があったような気がするけど、何匹くらい孵化したんだろう。全部生まれたのかな。
赤ちゃんガメが出てくるところが見たかったんだけど、それは叶わず。
でもうちのうちの庭からどうやって池に帰ったんだろう。
2008/08/15
感想文
中学生、高校生になるいとこたちの夏休みの宿題を手伝うことになった。
時々、祖母の家にいるときに宿題のお手伝いをすることがあるのだけど、どうも今回は私が夏に日本にいることを知って、初めから白羽の矢が立っていたらしい。
特に、読書感想文。
ずいぶん前になるけれど、国語の宿題の短い感想文を見てもらったことを覚えていて、中学生になるユーセイが
「やすこちゃん、感想文書かせるのうまかった。」
なんて言ったもんだから。
まぁ、書き出しから愚痴っぽく書いたけれど、読書感想文を書かせることって、実はそれほど大変でもない。彼らも一度その本を読んでいて、それなりに何か思いながら読んでいるのだから、それを思い出させてあげればいいだけ。
「誰が出てきた??」
「その人どんな人?」
「その人何した?」
「どうしてそんなことしたの??」
「その人のこと、好き?」
なんて、適当にビールを飲みながら聞いているだけ。
で、自分で答えたことを、すべて紙に書かせる。もちろん箇条書き。
で、最後には、箇条書きしたものを、接続しなんか加えて、下書きさせる。
その後、感想文の長さにあわせて、言葉を加えたり、削ったりする。
それだけで、もう、立派な感想文になる。しかも、思ったり口にしたりしたことを全部メモしているから、出来上がった感想文の言葉はすべて自分の言葉だ。私が何か修正するところなんて何もない。
今回、中学1年生のユーセイが選ばされたのは「山椒魚」。ユーセイはにぴったりの本。叔父がこの本を選んだと聞いて、思わず噴出したくなるほど。
うちにいるときは常にごろごろ、だらだらしてるユーセイが、ユーセイ曰く「2年間もぼっとしてた怠け者の山椒魚」の感想文だなんて、、、。しかも、「人間に例えたら、、、」なんて書いてるんだから、自分でもどうして感想文を「山椒魚」で書かされてるのか、何か気がついたかなぁ。
食べることが大好きなユーセイの大まかな感想は、
「若いうちに怠けていると、いい会社に入れなくて、お金も稼げなくて、おいしいものが食べられない。」
「若いうちに怠けなかったうちのおばあちゃんは、今でも怠けないから、若いうちに怠けなければ、年をとっても怠けないのだろう。若いうちにがんばらばくちゃいけない、、、。」
とかなんとか。
ユーセイ本人を知っている人間が読むと、なんとも面白い感想文になった。
さてさて、高校1年生のシューヘイ。
学校から感想文を書く本を選ぶリストをもらってきている。
リストには、どうしてこの本を読ませたいの??って首を傾げてしまう本も入っているんだけど、とにかくシューヘイは阿部公房の「砂の女」を選んだ。
無難なところいくなー、さすが長男。
って思っていたら、近くの本屋さんにリストの中の本がそれしかなかったんだって。
そうだよね。
駅前の本屋さんにV,Eフランクルの「それでも人生にイエスと言う」なんて、きっと置いてない。
いつもねむねむのシューヘイも、自分ひとりで書くよりも、やすこちゃんがいる時に書いたほうが早いと思ったんだろう。部活の合宿から帰ってきた直後だっていうのに、がんばって本をひろげた。
「砂の女」なんて、私だって感想文書くの難しい。
「一緒に考えようか。」
なんて、調子のいいこと言って、内心ひやひやだった。
だって、自分でもよくまとまらないのに、どうやって原稿用紙5枚分も書かせるっていうの?
だけど、それは私の杞憂だったみたいで、シューヘイは私の「その男何したー?」なんていう単純な質問に答えながら、時々、面白くて、しかもなるほどって思うことを書き足していった。
「砂が人の心を侵食している。」
なんて言葉がシューヘイの口から飛び出したときには、びっくり。
私はシューヘイのこと、まだ赤ちゃんだと思っているのかもしれない。
「やっこたんとあそびたいー。」って、べそをかきながら当時私の部屋だった2階までくっついてきていたシューヘイが「人の心」とか、「侵食」なんていう言葉を使うようになってる。
うれしいけど、なんだかちょっぴりだけ、寂しい気もする。
急に、
「あぁ、もうこの子達を抱っこすることってできないんだなぁ。」
なんて思ったりして。
まぁ、サイズ的にも無理なんだけどね。二人とも最近は私のこと見下ろして話してるくらいだから。
と、二人とも何とか感想文は無事終了。
ほかにも宿題が山のようにあるみたいだけど。
私が中学生、高校生だったときにもこんなに宿題あったかなぁ。
きっとそのときは大変だったんだろうけど、今となってはよく覚えてもない。
とにかく、ふたりとも、残りの宿題がんばってくれ。
時々、祖母の家にいるときに宿題のお手伝いをすることがあるのだけど、どうも今回は私が夏に日本にいることを知って、初めから白羽の矢が立っていたらしい。
特に、読書感想文。
ずいぶん前になるけれど、国語の宿題の短い感想文を見てもらったことを覚えていて、中学生になるユーセイが
「やすこちゃん、感想文書かせるのうまかった。」
なんて言ったもんだから。
まぁ、書き出しから愚痴っぽく書いたけれど、読書感想文を書かせることって、実はそれほど大変でもない。彼らも一度その本を読んでいて、それなりに何か思いながら読んでいるのだから、それを思い出させてあげればいいだけ。
「誰が出てきた??」
「その人どんな人?」
「その人何した?」
「どうしてそんなことしたの??」
「その人のこと、好き?」
なんて、適当にビールを飲みながら聞いているだけ。
で、自分で答えたことを、すべて紙に書かせる。もちろん箇条書き。
で、最後には、箇条書きしたものを、接続しなんか加えて、下書きさせる。
その後、感想文の長さにあわせて、言葉を加えたり、削ったりする。
それだけで、もう、立派な感想文になる。しかも、思ったり口にしたりしたことを全部メモしているから、出来上がった感想文の言葉はすべて自分の言葉だ。私が何か修正するところなんて何もない。
今回、中学1年生のユーセイが選ばされたのは「山椒魚」。ユーセイはにぴったりの本。叔父がこの本を選んだと聞いて、思わず噴出したくなるほど。
うちにいるときは常にごろごろ、だらだらしてるユーセイが、ユーセイ曰く「2年間もぼっとしてた怠け者の山椒魚」の感想文だなんて、、、。しかも、「人間に例えたら、、、」なんて書いてるんだから、自分でもどうして感想文を「山椒魚」で書かされてるのか、何か気がついたかなぁ。
食べることが大好きなユーセイの大まかな感想は、
「若いうちに怠けていると、いい会社に入れなくて、お金も稼げなくて、おいしいものが食べられない。」
「若いうちに怠けなかったうちのおばあちゃんは、今でも怠けないから、若いうちに怠けなければ、年をとっても怠けないのだろう。若いうちにがんばらばくちゃいけない、、、。」
とかなんとか。
ユーセイ本人を知っている人間が読むと、なんとも面白い感想文になった。
さてさて、高校1年生のシューヘイ。
学校から感想文を書く本を選ぶリストをもらってきている。
リストには、どうしてこの本を読ませたいの??って首を傾げてしまう本も入っているんだけど、とにかくシューヘイは阿部公房の「砂の女」を選んだ。
無難なところいくなー、さすが長男。
って思っていたら、近くの本屋さんにリストの中の本がそれしかなかったんだって。
そうだよね。
駅前の本屋さんにV,Eフランクルの「それでも人生にイエスと言う」なんて、きっと置いてない。
いつもねむねむのシューヘイも、自分ひとりで書くよりも、やすこちゃんがいる時に書いたほうが早いと思ったんだろう。部活の合宿から帰ってきた直後だっていうのに、がんばって本をひろげた。
「砂の女」なんて、私だって感想文書くの難しい。
「一緒に考えようか。」
なんて、調子のいいこと言って、内心ひやひやだった。
だって、自分でもよくまとまらないのに、どうやって原稿用紙5枚分も書かせるっていうの?
だけど、それは私の杞憂だったみたいで、シューヘイは私の「その男何したー?」なんていう単純な質問に答えながら、時々、面白くて、しかもなるほどって思うことを書き足していった。
「砂が人の心を侵食している。」
なんて言葉がシューヘイの口から飛び出したときには、びっくり。
私はシューヘイのこと、まだ赤ちゃんだと思っているのかもしれない。
「やっこたんとあそびたいー。」って、べそをかきながら当時私の部屋だった2階までくっついてきていたシューヘイが「人の心」とか、「侵食」なんていう言葉を使うようになってる。
うれしいけど、なんだかちょっぴりだけ、寂しい気もする。
急に、
「あぁ、もうこの子達を抱っこすることってできないんだなぁ。」
なんて思ったりして。
まぁ、サイズ的にも無理なんだけどね。二人とも最近は私のこと見下ろして話してるくらいだから。
と、二人とも何とか感想文は無事終了。
ほかにも宿題が山のようにあるみたいだけど。
私が中学生、高校生だったときにもこんなに宿題あったかなぁ。
きっとそのときは大変だったんだろうけど、今となってはよく覚えてもない。
とにかく、ふたりとも、残りの宿題がんばってくれ。
2008/08/02
今日の石けん その6
きれいなオレンジ色の石けんを作る方法がある。
とても簡単で、普段使っているパームオイルをレッドパームオイルに変えるだけ。
レッドパームオイルはそれだけで、傷ついた肌を補修してくれる成分が入っている。だから、パームオイルをレッドパームオイルに変えるだけで、その成分が十分に石けんの中に入ってくれる。
しかも色は目もさめるようなオレンジ色になる。
色もきれいで、しかも効用があるといったら、使わないわけにはいかない。
そのオレンジ色は、というと、ちょうど明るいにんじんの色といえばいいだろうか。とにかくうれしくなるような明るい色だ。
今日の石けんには、それにプラスココナツパウダーを入れてみた。保湿成分のあるココナツパウダーで、特に、肌にダメージを受けた日焼けの跡なんかに最高なんじゃないかと思う。
私は気をつけていないと日焼けをしてしまう環境にいることが多いから、きっとこの石けんは私の肌を守ってくれるはず。
とても簡単で、普段使っているパームオイルをレッドパームオイルに変えるだけ。
レッドパームオイルはそれだけで、傷ついた肌を補修してくれる成分が入っている。だから、パームオイルをレッドパームオイルに変えるだけで、その成分が十分に石けんの中に入ってくれる。
しかも色は目もさめるようなオレンジ色になる。
色もきれいで、しかも効用があるといったら、使わないわけにはいかない。
そのオレンジ色は、というと、ちょうど明るいにんじんの色といえばいいだろうか。とにかくうれしくなるような明るい色だ。
今日の石けんには、それにプラスココナツパウダーを入れてみた。保湿成分のあるココナツパウダーで、特に、肌にダメージを受けた日焼けの跡なんかに最高なんじゃないかと思う。
私は気をつけていないと日焼けをしてしまう環境にいることが多いから、きっとこの石けんは私の肌を守ってくれるはず。
2008/08/01
今日の石けん その5
今日の石けん、名前はまだない。
ココアバターと、ホホバオイルをしっかり使ったから、「Cocoba」??
おまけにアーモンドパウダーもしっかり入れてみた。これだけ入れれば保湿力はばっちりのはず。
だけど時々、材料の相性みたいなものがあるみたいで、出来上がるまではなんともいえない、、、。
香りにシナモンとフランキンセンス、プチグレイン。
ちょっとエキゾチックな香りになった。
最近シナモンのエッセンシャルオイルをよく使っている。私自身は香辛料のシナモンがあまり強く香るのが好きではないけれど、エッセンシャルオイルはぜんぜん違う香りがする。これだったら、シナモンが苦手っていう人でも大丈夫。なんだかあったかくなる気分になる香り。
ココアバターのおかげで、記事は透明感の少ない白になった。
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