2009/09/18

飛行機に乗る荷物

10月にプーケットに飛ぶためのチケットを取った。
まぁ、これは相変わらずめんどくさい作業なんだけど、暇に任せて荷物の超過料金について調べてみた。
調べて・・・なんていうとなんだか手の込んだことをしたように聞こえるけど、何のことはないいくつか電話をかけただけ。

まず航空会社、そしてその航空会社の空港オフィス。

一般的には預ける荷物が20Kg、手荷物が7Kgまでのものをひとつ、というのが搭乗者一人につき許されてることが多い。はは、これは私がいつも使うエコノミークラスの話だけど。
でも、カメラ、ハウジング、コンピューター、生活用品・・・なんて言ってると預ける荷物の20Kgも手荷物7Kgもか~るく超える。
カメラやコンピューターは預けるのは嫌だから、何とかして2つくらいの手荷物に収めて、こそこそ搭乗したりする。もちろん手荷物1つあたりの重量なんて、これもまたか~るく7Kgを超える。
手荷物用の量りがあるわけじゃないみたいだから、ホントは重いんだけど軽く運んでる振りなんかもしてみる。・・・そんなせいでパスできてるわけじゃないとは思うけど・・・。

毎回そんなことをしてるけど、やっぱり毎回こそこそするのはなんとなく気が重い。
で、今回すっきりさせようと思って電話をしてみた。

まず、航空会社のオフィスに電話。
超過してしまう荷物についてどうしたらいいか、って言う質問の答えは3つ。

ひとつ。同じ時間帯のカーゴで別送する。
でも全く同じ飛行機で飛ぶわけじゃないので、どうしても時間のずれができるらしい。と、言うことは現地到着後、再度空港に行かなくてはならず、あるいは空港でカーゴを待たねばならず、なんとなく時間の無駄な気もする。

二つ目。搭乗券をふたり分購入する。
なにっ!?そんな手段も有りなのかぁ~、とちょっとびっくりしたけど、そうすれば事前手荷物の許容量が2倍になるってことらしい。
でも・・・ただでさえチケットの値段に文句を言ってるのに2倍も払いたくない。

そして三つ目。
これは今までにも私が取ったことのある手段。チェックインのときに超過料金を支払う。1Kgにつき4~5000円払う。ってことは、ちょっとオーバーしただけで結構な値段になる。
大抵は少しのオーバーならおまけしてくれるんだけど、あんまりにも多いとやっぱり払わなくちゃいけない。
でも、実際にはこの方法が一番安く済むらしい。

mmmm・・・・。
どれも結局はなんかしら料金を払わなくちゃいけなくて、面白くない。
でもこれってどれも、預ける荷物の話。

じゃぁ手荷物を増やしてしまうのはどうでしょう?

オペレーターのお姉さんは仕事上どうしても「ちょっと位なら問題ないですよ」とは言えないらしい。ただ、あぁ、ちょっと位ならいいのね、って思わせるような話し方をしてくれる。
で、最後にお姉さんが一言。
「空港のオフィスに電話して実務をしている人に聞いたら、実際はどんなものなのかわかるかも・・・。」


ということで空港へ電話。
カメラやコンピューターの器材類が多いことを説明して、実際三つのかばんを手荷物として運べるか、聞いてみた。私の手荷物用のかばんはどれも、一つ一つを取れば規定のサイズに収まる。
それを説明すると、お兄さんはいとも簡単に答えた。
「混雑状況にもよりますが、大丈夫ですよ。」

・・・へ・・・?いいの?

なんとも簡単な答え。
要は満席の場合、一人の手荷物が多いと手荷物用の棚がいっぱいになってしまうから、断られるケースもあるけれど、棚に余裕がありそうなら問題ない、と。

現時点でそのフライトが満席かどうかというのはわからないので、はっきりイエス・ノーは言えないけれど、事前に知りたければ、直前に再度電話で確認して欲しいとのこと。

しかも、もしも正規の料金でチケットを購入している場合は特に融通が利くらしい。な~んて言われても正規料金でチケット買ってるわけじゃないから私の場合には当てはまらないんだけどね。
私がカメラだ、コンピューターだってそんなものの名前を挙げたもんだから、ビジネスでプーケットに行くのと勘違いしたみたい。いや、そんなビジネスしてみたいですねぇ。

そして預ける荷物。
これは旅行代理店からチケットを購入する際に、航空会社の営業部にその乗客の荷物が重くなる旨を伝えると配慮があるらしい。もちろんこれも正規料金で購入の場合は更なる融通が利く、とのこと。
しかもしかも。
上限20Kgっていうことになってるけど、実際には全員に25Kgまでは何も言わずにおまけをするらしい。それを超えると料金が発生してしまう。
な~るほど。じゃあ、最初から25Kgまでは大丈夫だと思っていいわけだ。

前にもどこかで書いたことがあるような気もするけど、大体隣のおじさんよりも私の体重は軽く30~40Kgは軽いんじゃないかと思うことはよくある。
どうして荷物の重量だけが問題になるんだろう。
搭乗者と荷物あわせて100Kgまで、とかにしたほうが公平な気がするんだけどなぁ。
と、毎度の愚痴はともかく。

何かしら事前に航空会社に伝えておくと、結構融通が利くみたいに聞こえる。
あらかじめ「私は荷物が多いんだ~。」と言ってしまえば何もこそこそする必要はないらしい。ただしもちろんはっきり言ってしまう以上、実際に過剰な部分は支払わなくちゃいけなくなる。
ここが、こそこそしたくなるところだ。

さて、フライトは1ヵ月後。
私の荷物は重量の範囲内に納まるんでしょうか。

なんだかんだと入ってる荷物のほとんどは、カメラだ、本だ、メモリーだ、とかなんとか言って、ほとんどが私のおもちゃなんだけどねぇ。

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