2013/01/10

ピンポンダッシュ?ヤスコダッシュ?

クリスマスくらいから年始に掛けては私にとって1年で一番忙しい時期。
観光業に携わっている人ならばみんなそうなんだろうけど。

特に今年はいつになくピピ島に日本人が多かった。長かった連休のせいかな。
まるで津波の前のころに戻ったかのように、通りで頻繁に日本人のグループを見かけた。


ところで。
私が今拠点を置いている店の前に日本語で看板が出してある。
「ヤスコはこの店にいます。
島の情報、お困りのこと、お気軽にどうぞ。
スタッフに『ヤスコは?』とお尋ねください。」

こんな風に書かれてる。
以前と店が変わったので、私の名前がことさら強調してある。

島には英語やタイ語の看板ばかりだから、日本人が通れば必ず目に付く。


数日前ダイビングから戻って、店の入り口でコンピューターを開いていると。店のテラスの外から大きな声で「ヤスコ~~~~」と聞こえる。
そして同時にキャッキャという女の子数人の笑い声。

コンピューターを開いているとはいえ、仕事柄、通りにもちらちらと目を向けている私。6人組の明らかに日本人の女の子たちが一瞬店を覗いた後に小走りで店頭から離れた。

それでも、彼女たちは私がその「ヤスコ」であることには気づかなかった様子。



私が出している看板を頼りに、本当に困ってしまっている状態で話に来る人も少なくない。
体調が崩れてしまった、お金を盗まれた、あるいは、ダイビングでなくスノーケリングのツアーの予約まで。
英語に自信がなく、どうしたらいいのかわからなくて「申し訳ない」と連発しながら来る人もいる。

でも、イタズラは初めて。

こんな話を島にもう一件ある日本人ダイブショップの仲間に話したら、
「ピンポンダッシュみたいやな~。」だって。
なるほどピンポンダッシュならぬヤスコダッシュだ。

小学生のころの帰り道に友達とピンポンダッシュをして遊んだ・・・遊んだというには語弊があるけど・・・。
でも、されたのは初めてだ。
これは毎日されたらものすごく迷惑だろう。通学路のおうちの方、ごめんなさい。


ついでに、私の看板を見て、ヤスコダッシュはやめてください。ははは。これを読んでる人がするとは思えないけど。






 

0 件のコメント: