夏の間ドイツにいるようになって数年が経つ。
ということは、私がドイツ語を習い始めてからも、それに近い年数が経っていることになる。
が、しかし・・・私のドイツ語・・・。いつになったら口からするすると出てくるようになるのか・・・。一向にその兆しは見えない。
夏の3ヶ月間しかドイツ語に接していないのだから、当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、この遅々とした成長ぶりに、我ながらあきれる思いでもある。
自分自身が呆れているくらいだから、常に隣で私の言っていることを聞いているWolleはなおさらだろう。
時に呆れて首をふりふり。時には大爆笑される。こちらが真剣な分余計におかしいのかもしれないけれど。
ドイツの夏にしては暑かったある日。
夜になってビールを飲みに出かけるとき、ホットパンツに、派手なピンクの長袖のTシャツ、そして白いハイカットのスニーカーをはいてみた。
日が落ちた途端、玉ねぎのように重ね着を始める普段の私の格好とはずいぶん違う。
Wolleが「かっこつけてるじゃん」なんて言うから、ちょっとポーズを作って、「かっこいい?」って、ドイツ語で聞いてみた。
それを聞いたWolle。一呼吸置いてから崩れるように大笑い。
- Nein, nein!! (英語でいうNoという意味)
・・・・。
なぜ笑う。
しかもなぜ否定するの!
憤然とする私に向かって今度は英語で言う。
「君は羊じゃないでしょ」
・・・・。
なんだか・・・会話がかみ合ってなく、ないですか。
続けてWolleはドイツ語で言う。
- Du bist scharf, aber keine Schaf」 (君はかっこいいけど羊じゃないよ)
この一文の前のほうにあるscharfという単語。
このアルファベットの中にある、ちいさなちいさな「r」が見えるだろうか。
この「r」が発音されなかったがために、私は「私カッコいい?」って聞いたつもりが「私ってヒツジ?」とわけのわからないことを言ったことになった。しかもポーズまでつけて。
ついおとといは、Wolleが友人と、私の好きな種類のソーセージの話しをしているんだと思って一生懸命聞いていたら、ポーランドの観光の話だった。
新しい単語を覚えたので使ってみた。
あれこれいらぬことを言って、ちょっかいをかけてくるWolleに
- Schnauze! (だまって!)
と、言うつもりが、なぜか
- Schwanz! (これは恥ずかしくて訳せません・・・・強いて言えば、しっぽ・・・)
これにはWolleも降参状態だった。
なんて、こんな話を書いていったら、きっとこのブログにシリーズができてしまう。
あぁ、ドイツ語。
もう少しするりと私の頭に入ってきて、するりと口から出てくれるようにはなってもらえないだろうか。
そうなるまで、私のこの一人喜劇は続くんだろうな。
私、あんまり人を笑わせるタイプではないはずなんだが・・・。
ということは、私がドイツ語を習い始めてからも、それに近い年数が経っていることになる。
が、しかし・・・私のドイツ語・・・。いつになったら口からするすると出てくるようになるのか・・・。一向にその兆しは見えない。
夏の3ヶ月間しかドイツ語に接していないのだから、当たり前といえば当たり前なのかもしれないが、この遅々とした成長ぶりに、我ながらあきれる思いでもある。
自分自身が呆れているくらいだから、常に隣で私の言っていることを聞いているWolleはなおさらだろう。
時に呆れて首をふりふり。時には大爆笑される。こちらが真剣な分余計におかしいのかもしれないけれど。
ドイツの夏にしては暑かったある日。
夜になってビールを飲みに出かけるとき、ホットパンツに、派手なピンクの長袖のTシャツ、そして白いハイカットのスニーカーをはいてみた。
日が落ちた途端、玉ねぎのように重ね着を始める普段の私の格好とはずいぶん違う。
Wolleが「かっこつけてるじゃん」なんて言うから、ちょっとポーズを作って、「かっこいい?」って、ドイツ語で聞いてみた。
それを聞いたWolle。一呼吸置いてから崩れるように大笑い。
- Nein, nein!! (英語でいうNoという意味)
・・・・。
なぜ笑う。
しかもなぜ否定するの!
憤然とする私に向かって今度は英語で言う。
「君は羊じゃないでしょ」
・・・・。
なんだか・・・会話がかみ合ってなく、ないですか。
続けてWolleはドイツ語で言う。
- Du bist scharf, aber keine Schaf」 (君はかっこいいけど羊じゃないよ)
この一文の前のほうにあるscharfという単語。
このアルファベットの中にある、ちいさなちいさな「r」が見えるだろうか。
この「r」が発音されなかったがために、私は「私カッコいい?」って聞いたつもりが「私ってヒツジ?」とわけのわからないことを言ったことになった。しかもポーズまでつけて。
ついおとといは、Wolleが友人と、私の好きな種類のソーセージの話しをしているんだと思って一生懸命聞いていたら、ポーランドの観光の話だった。
新しい単語を覚えたので使ってみた。
あれこれいらぬことを言って、ちょっかいをかけてくるWolleに
- Schnauze! (だまって!)
と、言うつもりが、なぜか
- Schwanz! (これは恥ずかしくて訳せません・・・・強いて言えば、しっぽ・・・)
これにはWolleも降参状態だった。
なんて、こんな話を書いていったら、きっとこのブログにシリーズができてしまう。
あぁ、ドイツ語。
もう少しするりと私の頭に入ってきて、するりと口から出てくれるようにはなってもらえないだろうか。
そうなるまで、私のこの一人喜劇は続くんだろうな。
私、あんまり人を笑わせるタイプではないはずなんだが・・・。
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