2014/08/20

Das Goldene Kochbuch ~ドイツ料理の黄金レシピ~

結婚を直前に控えていたとき、婚姻費用の支払いに役所へ。


あら、ドイツって結婚するのにこんなに費用がかかるの?・・・なんて思いながら座っていたら、ハイっと渡されたのがこれ。
Das Goldene Kochbuch。
そのままだと、黄金の料理本・・・まぁ訳すなら「ドイツ料理の黄金レシピ」とでも言おうか。




前々からドイツ料理の種類や基本を覚えたいと思っていた私。
顔が崩れるほどうれしかったことは言うまでもない。
・・・が、どうして、私が料理好きで、しかもドイツ料理が下手だって知ってたんだろう、この人たち・・・。


いやいや、後から聞いた話では、もちろんこれをもらえるのは私だけじゃない。この町で結婚するお嫁さんは全員もらえているそうだ。
誰からもそんな話を聞いたことがなかっただけ。




さてこの本。
まず分厚い。
そして、写真はほとんど入っていない。
いったい何百種類のレシピがのっているんだろうと思うほどの目次数。


う~ん、ドイツ料理をよく知らないだけあって、本当はできあがりの写真が入っているとありがたいんだけどなぁ。
でもまぁ、仕方ない。


ぺらぺらとページを繰って、名前の知っている、要は料理自体を知っているものから作っていこう。


まず最初は
グラシュ・・・次はファーマーズ・ブレックファースト・・・と、料理を知っているもの、あるいは本に写真が出ているものから作っていった。
すでにかれこれ10種類ほどのものをこの本から作っただろうか。


特に一番初めに作ったグラシュが「ええ~、おいし~い」と、驚くほどの味。
これ、ホントに私が作ったの~?


このグラシュでこの本が信用に値すると解釈。
それからは毎日何かしらこの本から作ることにしている。
名前を見ても料理の想像がつかないので、レシピをおぼつかない語学力で読んで、料理を創造してから作る。
もし味が気に入らなかったら、どう気に入らないのかメモしておく。「ピュレの量が多すぎ」とか「調理時間長めに」とか。


ひとつ気になることがある。
この本をもらって、料理に使うようになってから、確実にWolleの食事量が増えた。
おいしい、おいしいと言われると、喜んで次の料理も作ってしまう私。
気をつけねば。





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