ずっと天気がいい。
水中の透明度もここしばらく落ち着いてる。ありがたい話。
でも天気がいいとそれなりに困ったことも出てくる。
まずは真昼間。暑くて仕方ない。Tシャツじゃ暑すぎるし、かといって袖のないものを着てると汗で背中が塩になる。ダイビングの後は寒くなくていいんだけど。
これが暑期だ。
さらにこれは深刻。
水がない。ただでさえ小さな島で水が少ないのに、雨が全く降らないでしばらくすると水道から水が出なくなる。しかも今年はいつにもまして島中で工事をしているので、水がその分よけいに必要らしい。
うちのバンガローは水は出るけど塩味。
私たちの使っている手作り石鹸は、界面活性剤なんかが入っていないせいで、泡立たず。しかも髪なんか乾いた後ライオンみたいになる。
もちろん夜空にも雲はかかってない。
バルコニーの前面ぎりぎりに座って夜空を見ると、ものすごい数の星が見える。
オリオン座が目の前にあるって、わかっているのに探さないとなかなか見えない。
大きく光る星と星の間に、無数の星雲や小さな星たちが見えてしまうから。
Wolleのお父さんは天文学の先生だ。
星を見ながらWolleが言う。「ボクは小さなころ、空に見える星座を全部探せて名前を言えたんだよ。」
今のWolleからは想像しにくいけど、子供のころの話ならそうかもしれない。
星が好きな人が来たらうれしいだろう私たちのバルコニーでは今のところ、毎晩2匹の犬が空を見上げている。
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