私の来ないうちに、お肉をオーブンで料理する方法を沢山調べていたらしく、今年初のドイツの週末に私はキッチンでWolleの横で座って見ていることになった。
なんとまぁ、前日からお肉に好物のポルト・ワインを注射して仕込んで。
ちなみに注射器は看護婦さんのお義姉さんに頼んで手に入れた。
どれくらい入れていいのか、はてはどれくらい入れられるものなのかさっぱりわからず、結局は注射器2本分のポルト・ワインを注入。
ハーブと塩の混じったマリネ用の塩をお肉の上部にかけておく。
そして一晩冷蔵庫で寝かせた・・・。
翌日メインの食事のお昼に合わせて、朝から冷蔵庫のお肉を取り出す。
オーブンのお皿の上にまずは塩を振る。「塩を振る」っていうよりも塩を「盛る」っていったほうが正しそうな量。お肉の周りに塩で土手を造る。そして、お肉の乗る部分にも少々・・・じゃなくて塩を敷く。
このソースは、マスタードと蜂蜜を混ぜたもの。つぶしたにんにくも香り付けに入ってる。
このソースはバーベキューでお肉をマリネにするときにもよく使われてるのを見かける。マスタードも蜂蜜も、日本の家庭料理ではそれほど調理に使うものじゃないから、ちょっぴり想像しにくい。でも、お肉とよく合うんだ、これが。
これを、お肉の上部に塗る・・・というか乗せる。
お肉全体をこのソースでマリネートするんだと思ってたら違った。オーブンだからでしょうか?
これがオーブンに入れる直前の状態。出来上がりのお肉は少し小さくなります。この写真だとすごくボリュームがあるけどね。
ちなみにお肉は豚の肩ロース辺りだと思う。「豚の首」って言ってたから。
上に塗ってある蜂蜜が焦げてしまわないように、アルミニウム・ホイルでカバーしてあげる。
オープンに入れておくのは約2時間。200℃で1時間、そして150度で1時間。
最後にオーブンの温度を再度上げて、アルミの覆いを取り、少しだけ表面がかりっとするようにする。
じゃじゃ~ん。
できました~。
一回り小さくなった代わりに、お肉はすごくおいしそうになった。
見てみて。
こんなにおいしそう~。
ナイフを入れるそばから肉汁がぁ~、たれるぅ~。
こういうお肉はポテトがすごく合う。特に味を強くつけてないポテトが最高。
Wolleさん、ごちそうさまでした。
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