2012/11/29
2012/11/22
2012/11/17
小説 「猫を抱いて象と泳ぐ」 小川洋子
久しぶりに本屋さんに出かけた。
これは日本に帰ってきたときに楽しみにしていることのひとつ。
さて、今回本屋さんの文庫本コーナーで平積みになっている本から最初に手に取ったもの。
小川洋子の「猫を抱いて象と泳ぐ」。
相変わらず意味不明のタイトル。
彼女の作品は高校生のころから新刊を待ち焦がれて読んでいる。
なぜ好きなのかと聞かれると、「どこが」とははっきり言えないのだけれど、この作者にしか描き出せない世界が好きだとしかいいようがない。
「博士の愛した数式」以来、彼女の作品は必ず文庫本になるので、大きな本屋さんで単行本でしか彼女の本が手に入らなかったころと比べると、なんと便利になったことか。
さて今回の「猫を抱いて象と泳ぐ」。
中途半端ではなく、徹底的に小川洋子風の作品。
冷たさの中に、やわらかく暖かく小さなものが描き出されている。
時間的にも空間的にも、とことん非現実なものを、まるで当たり前の世界のように描き出し、その一場面一場面を愛しむように表現されている。
主人公が一体子供なのか大人なのかさえ、途中からは判然としない。
ただ、登場人物の持つやさしさと、何か誰かを大切にする気持ちは痛いほど伝わる。
今回の作品。
読み応えがあるかといえば、「まぁまぁ」。
小川洋子の作品でこれよりいいものはたくさんある。
ただ、「小川洋子ってどんな作品を書く人なの?」って思っている人にはちょうどいいんじゃないかと思う。
これです。
小川洋子の独創性が顕著に出ています。
昔は短編が多かったこの作家。
最近は長編が多くて、私はひそかに喜んでいる。
興味のある方はこちらを参考に。
私が好きな作家を挙げてください、と言われたら、数人の中に入る作家です。
かぼちゃの話
「ドイツではかぼちゃを食べない」
と、いうことに最近気がついた。
前々から義母に「それは食べられないわよ」なんて言われてたけど、「そんなことないよ~」なんて言って、笑ってた。
だって、私がドイツで買って料理してるかぼちゃは、スーパーマーケットの野菜売り場で買ってきてるもの。
しかも「Hokkaido」なんて書いてあって、北海道産の野菜なんておいしそうじゃない。
でも、日本のかぼちゃと違ってきれいなきれいなオレンジ色。
まさにハロウィンのかぼちゃの色。
でも形はもう少し丸い。
時々一緒に食事をする友達いわく、「北海道産のオレンジ色のかぼちゃは、調理すると、つるっと皮がむけるよ」
私がよく作るかぼちゃのカレー。
Wolleはあんまり好きそうじゃないけど、作るとそれなりに食べてた。と、いうか、私が作ったらその食事はそれしかないわけだから、そりゃ食べるよね。
で、実際そのオレンジ色のかぼちゃ。
日本の昔からある「ほくほくした」かぼちゃではないけれど、それほどホクホクしてないかぼちゃくらいの味・・・って、書いたら「あんまりおいしくないのね」って思われそうだけど、要は一般的なかぼちゃの味。
かぼちゃを食べない、というのはただ単に習慣上のものであると思われる。
ただ、夏の終わりころからかぼちゃはスーパーマーケットでもよく見かけるようになる。「習慣上食べない」って知らなければ私のように食材として使ってしまうはず。
「食べないかぼちゃ」としてみてみれば、確かに義両親の部屋や玄関に植木鉢の隣にかぼちゃがコロリンと置いてあったり、ショウウィンドウの中に転がっていたり・・・。
さらによく見ると、かぼちゃ売り場にも「これはさすがに食用じゃないでしょう」と思わせる色や形をしたかぼちゃも・・・。
そんなかぼちゃ。
スープにしたりカレーにしたり、緑黄色野菜で栄養もふんだんなのに。
ドイツの我が家では「食べ物」としては、なかなか受け入れてもらえないようです。
と、いうことに最近気がついた。
前々から義母に「それは食べられないわよ」なんて言われてたけど、「そんなことないよ~」なんて言って、笑ってた。
だって、私がドイツで買って料理してるかぼちゃは、スーパーマーケットの野菜売り場で買ってきてるもの。
しかも「Hokkaido」なんて書いてあって、北海道産の野菜なんておいしそうじゃない。
でも、日本のかぼちゃと違ってきれいなきれいなオレンジ色。
まさにハロウィンのかぼちゃの色。
でも形はもう少し丸い。
時々一緒に食事をする友達いわく、「北海道産のオレンジ色のかぼちゃは、調理すると、つるっと皮がむけるよ」
私がよく作るかぼちゃのカレー。
Wolleはあんまり好きそうじゃないけど、作るとそれなりに食べてた。と、いうか、私が作ったらその食事はそれしかないわけだから、そりゃ食べるよね。
で、実際そのオレンジ色のかぼちゃ。
日本の昔からある「ほくほくした」かぼちゃではないけれど、それほどホクホクしてないかぼちゃくらいの味・・・って、書いたら「あんまりおいしくないのね」って思われそうだけど、要は一般的なかぼちゃの味。
かぼちゃを食べない、というのはただ単に習慣上のものであると思われる。
ただ、夏の終わりころからかぼちゃはスーパーマーケットでもよく見かけるようになる。「習慣上食べない」って知らなければ私のように食材として使ってしまうはず。
「食べないかぼちゃ」としてみてみれば、確かに義両親の部屋や玄関に植木鉢の隣にかぼちゃがコロリンと置いてあったり、ショウウィンドウの中に転がっていたり・・・。
さらによく見ると、かぼちゃ売り場にも「これはさすがに食用じゃないでしょう」と思わせる色や形をしたかぼちゃも・・・。
そんなかぼちゃ。
スープにしたりカレーにしたり、緑黄色野菜で栄養もふんだんなのに。
ドイツの我が家では「食べ物」としては、なかなか受け入れてもらえないようです。
2012/11/11
ピピ島最新情報
「ピピ島に関する情報が少ない」
って、お客さんからよく聞く。
確かに、実際にピピ島に日本人のスタッフなんていないのに、いかにも「知ってます」ぶりに書いてあるウェブサイトがほとんど。
たいていはプーケットのダイビングショップや旅行代理店関係のウェブサイト。
そういうウェブサイトの情報。
たとえば私が読んでみたりすると、正直言って、情報のあまりの不正確さに驚く。
そこで、私自身がウェブサイトを作ってみてはどうかと、トライしてみた。
ピピ島ライフ (クリックしてね)
上のリンクを見てみてください。
まだ少々足りないところはありますが、手始めに・・・。
ピピ島の生情報をお届けします。
もちろん、このウェブサイトに関するリクエスト、ご希望なんかも受け付けています。
実際には旅行者の方がどんな情報を必要としているのかって、現地にいついてしまっている者としてはわかりにくい。
だから、できるだけこのウェブサイトを見た人の意見を聞きたいなぁ、と思う。
みなさん、ご希望があれば是非ご連絡ください。
って、お客さんからよく聞く。
確かに、実際にピピ島に日本人のスタッフなんていないのに、いかにも「知ってます」ぶりに書いてあるウェブサイトがほとんど。
たいていはプーケットのダイビングショップや旅行代理店関係のウェブサイト。
そういうウェブサイトの情報。
たとえば私が読んでみたりすると、正直言って、情報のあまりの不正確さに驚く。
そこで、私自身がウェブサイトを作ってみてはどうかと、トライしてみた。
ピピ島ライフ (クリックしてね)
上のリンクを見てみてください。
まだ少々足りないところはありますが、手始めに・・・。
ピピ島の生情報をお届けします。
もちろん、このウェブサイトに関するリクエスト、ご希望なんかも受け付けています。
実際には旅行者の方がどんな情報を必要としているのかって、現地にいついてしまっている者としてはわかりにくい。
だから、できるだけこのウェブサイトを見た人の意見を聞きたいなぁ、と思う。
みなさん、ご希望があれば是非ご連絡ください。
寒い日に和風酸辛湯
このレシピをどこで見つけたのかよく覚えていない。
でも、こんな風に名前がちゃんとついているということは、どこかで作り方をみて、それをベースに勝手にアレンジしたんじゃないかと思う。
この酸辛湯(サンラータン)、うちではなぜかキッズに大人気。
ちゃんとした中華料理店で食べる酸辛湯はピリリッと辛いけど、このレシピは辛くない・・・和風だから。
でも、そのせいで子供が大好きなんだと思う。
しかも具の種類が多いので、子供がこれを食べてくれるというのはすごくありがたく、最悪、これだけで「もうおなかいっぱ~い」なんて言われても、ま、いいか、って思えてしまう。
さて、作り方。
材料:
豚もも肉 100g・・・千切り→下の酒としょうゆと合わせて下味をつけておく
酒・しょうゆ 少々
ゆで筍 小1個・・・千切り
きくらげ 少々・・・千切り
春雨 30g・・・水で戻しておく
豆腐 半丁・・・水切り後千切り
鶏がらスープ 4カップ
しいたけ 数枚・・・千切り
A:
酒 大1/2
しょうゆ 大3
コショウ 小1 1/2
塩 少々
水溶き片栗粉 大2
卵 1個・・・・・溶いておく
酢 大2~3
①鍋にスープを入れ沸騰させ、春雨、肉、しいたけ、筍、きくらげの順に入れ、あくを取りながら煮て、豆腐を入れる。
②Aを加えて味付け。
③水溶き片栗粉でとろみをつけておいてから、溶き卵を入れ、最後に酢を入れる。
④酢を少し飛ばすために、一瞬煮る。
※最後に好みでしょうゆを加える。
このレシピをみると、一見大変そうな料理に見える。
だけど実はすごくシンプル。
材料を切るところは、多少時間がかかるものの、そこさえ終われば後は鍋ひとつに順番に具を入れていくだけ。
とろみのあるスープなので、体もあったまる。
うちの父は、このスープを作ると、翌日このスープでラーメンを食べる。
単純に市販の生ラーメンの麺をゆでてこのスープの中に入れるだけ。私はこのラーメンを試したことはないけど、確かに中華料理店では酸辛湯ラーメンなんていうのも見たことがある。
スープにこれだけの具が入っているのも魅力のこのスープ。
寒い日に是非試してみてくださいな。
今晩、うちはこのスープです。
でも、こんな風に名前がちゃんとついているということは、どこかで作り方をみて、それをベースに勝手にアレンジしたんじゃないかと思う。
この酸辛湯(サンラータン)、うちではなぜかキッズに大人気。
ちゃんとした中華料理店で食べる酸辛湯はピリリッと辛いけど、このレシピは辛くない・・・和風だから。
でも、そのせいで子供が大好きなんだと思う。
しかも具の種類が多いので、子供がこれを食べてくれるというのはすごくありがたく、最悪、これだけで「もうおなかいっぱ~い」なんて言われても、ま、いいか、って思えてしまう。
さて、作り方。
材料:
豚もも肉 100g・・・千切り→下の酒としょうゆと合わせて下味をつけておく
酒・しょうゆ 少々
ゆで筍 小1個・・・千切り
きくらげ 少々・・・千切り
春雨 30g・・・水で戻しておく
豆腐 半丁・・・水切り後千切り
鶏がらスープ 4カップ
しいたけ 数枚・・・千切り
A:
酒 大1/2
しょうゆ 大3
コショウ 小1 1/2
塩 少々
水溶き片栗粉 大2
卵 1個・・・・・溶いておく
酢 大2~3
①鍋にスープを入れ沸騰させ、春雨、肉、しいたけ、筍、きくらげの順に入れ、あくを取りながら煮て、豆腐を入れる。
②Aを加えて味付け。
③水溶き片栗粉でとろみをつけておいてから、溶き卵を入れ、最後に酢を入れる。
④酢を少し飛ばすために、一瞬煮る。
※最後に好みでしょうゆを加える。
このレシピをみると、一見大変そうな料理に見える。
だけど実はすごくシンプル。
材料を切るところは、多少時間がかかるものの、そこさえ終われば後は鍋ひとつに順番に具を入れていくだけ。
とろみのあるスープなので、体もあったまる。
うちの父は、このスープを作ると、翌日このスープでラーメンを食べる。
単純に市販の生ラーメンの麺をゆでてこのスープの中に入れるだけ。私はこのラーメンを試したことはないけど、確かに中華料理店では酸辛湯ラーメンなんていうのも見たことがある。
スープにこれだけの具が入っているのも魅力のこのスープ。
寒い日に是非試してみてくださいな。
今晩、うちはこのスープです。
日本に戻ると風邪を引く?
毎回毎回、日本に戻ると必ず風邪を引く。
さらにうれしくないことには、その風邪はたいてい鼻にきて、ひどいときには蓄膿(ちくのう)になりかけたりもする。
鼻と耳は私の職業上とても大事だというのに。
今回も、もれなく風邪を引いている。
いやいや、実はドイツにいる間に風邪を引いたのが、ぶり返したというべきか・・・。
普段、ちょっとでも風邪の徴候があったら、寝る前に総合感冒薬を飲んでしまう。
お医者の友達に言わせると、「市販の総合感冒薬なんて何も入っていない」らしいが、実際にこれで風邪を引かずにすんでいるのだから、彼がなんと言おうとかまわない。
日本からどこに出かけるときでも、必ず錠剤の総合感冒薬をごっそり荷物につめる。
が。
ところが、最近。
Wolleもこの効用に気がついたらしい。
そのため、薬の減りが早い早い。
数か月分のつもりで持っていったのに、ドイツから帰ってくる数週間前になくなってしまった。
週末にしこたま遊んで、寒くなっていたからなおさら体力が落ちていて、試験の数日前から風邪をひいた。
本格的な風邪を引かないように、気をつけていたというのに、大事な試験の数日前に。
しかも手持ちの総合感冒薬が切れた、なんていう理由で風邪を引くなんて。
試験の日までにどうにか咳は止まっていたけれど、今度、試験が終わって気が抜けたのか、ぶり返した。
そして、日本へ帰国。
風邪はいつの間にか、しっかりと私に定着している。
ここで思う。
帰国のたびに風邪を引くということは、私にとって日本が風邪を引き易い場所なの?
飛行機に乗って疲れているところへ、気温差があるから?
家族にあって気が抜けるから?
時差ボケを直すために無理して起きてるから?
きっと理由はいくつも重なってるんだと思う。
しっかりと、ゆっくりとお風呂にも浸かってるんだけど、なぜかなかなか治らない風邪。
どうしたら帰国後に風邪を引かずにすむのかは、まだまだ課題。
あ、もしかしたら、「いつでも病院に行けるわ~」っていう、気の抜け方が風邪の元かも・・・。
さらにうれしくないことには、その風邪はたいてい鼻にきて、ひどいときには蓄膿(ちくのう)になりかけたりもする。
鼻と耳は私の職業上とても大事だというのに。
今回も、もれなく風邪を引いている。
いやいや、実はドイツにいる間に風邪を引いたのが、ぶり返したというべきか・・・。
普段、ちょっとでも風邪の徴候があったら、寝る前に総合感冒薬を飲んでしまう。
お医者の友達に言わせると、「市販の総合感冒薬なんて何も入っていない」らしいが、実際にこれで風邪を引かずにすんでいるのだから、彼がなんと言おうとかまわない。
日本からどこに出かけるときでも、必ず錠剤の総合感冒薬をごっそり荷物につめる。
が。
ところが、最近。
Wolleもこの効用に気がついたらしい。
そのため、薬の減りが早い早い。
数か月分のつもりで持っていったのに、ドイツから帰ってくる数週間前になくなってしまった。
週末にしこたま遊んで、寒くなっていたからなおさら体力が落ちていて、試験の数日前から風邪をひいた。
本格的な風邪を引かないように、気をつけていたというのに、大事な試験の数日前に。
しかも手持ちの総合感冒薬が切れた、なんていう理由で風邪を引くなんて。
試験の日までにどうにか咳は止まっていたけれど、今度、試験が終わって気が抜けたのか、ぶり返した。
そして、日本へ帰国。
風邪はいつの間にか、しっかりと私に定着している。
ここで思う。
帰国のたびに風邪を引くということは、私にとって日本が風邪を引き易い場所なの?
飛行機に乗って疲れているところへ、気温差があるから?
家族にあって気が抜けるから?
時差ボケを直すために無理して起きてるから?
きっと理由はいくつも重なってるんだと思う。
しっかりと、ゆっくりとお風呂にも浸かってるんだけど、なぜかなかなか治らない風邪。
どうしたら帰国後に風邪を引かずにすむのかは、まだまだ課題。
あ、もしかしたら、「いつでも病院に行けるわ~」っていう、気の抜け方が風邪の元かも・・・。
2012/11/09
4ヶ月ぶりに日本
ただいま~。
と、日本に帰ってきました。
だけど今回はたったの10日間。
歯医者さん行って、髪切って・・・なんてしてたら、もう、すぐ出かける日になってしまう。
今回はあんまり友達に会える時間はないのかなぁ。
連絡を取ってるだけで1週間過ぎてしまいそう。
帰ってきてみたら、当然ドイツよりもあったかくて、気持ちのいい気温。
もちろん時差ぼけも少々あり。
規則的に起床しようと思って、今朝8時におきてはみたけれど、この時間はドイツで調度ベットに入って眠り始めるころ。午前中はすごく眠たい。
さて、10日間。
どうやったら有効にすごせるでしょう。
と、日本に帰ってきました。
だけど今回はたったの10日間。
歯医者さん行って、髪切って・・・なんてしてたら、もう、すぐ出かける日になってしまう。
今回はあんまり友達に会える時間はないのかなぁ。
連絡を取ってるだけで1週間過ぎてしまいそう。
帰ってきてみたら、当然ドイツよりもあったかくて、気持ちのいい気温。
もちろん時差ぼけも少々あり。
規則的に起床しようと思って、今朝8時におきてはみたけれど、この時間はドイツで調度ベットに入って眠り始めるころ。午前中はすごく眠たい。
さて、10日間。
どうやったら有効にすごせるでしょう。
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