2013/11/25

Bali Sanur (バリ・サヌール)のナイトマーケット

久しぶりにインドネシアはバリに来ております。
今回のバリ行きの名目は、久しぶりに友達に会いに行く、というもの。
・・・だけれど、その会いに来た友達のMarioは、相変わらずバタバタと忙しそう。その仕事の合間を縫って一緒に出かけたり、飲みに行ったりしている。

5年前に数ヶ月バリに滞在したときにもSanur(サヌール)というダイブショップが集まっているエリアに泊まっていた。そして今回も。


Sanurの旅行者がウロウロする通りの一角にナイトマーケットがある。
夕方6時過ぎくらいから・・・・一体何時まであいているのか知らないけれど、要は夕食を食べるような時間帯にマーケットがぞろりと出る。

昼間は屋内のモーニングマーケット用の駐車場のようになっている場所に、転がして歩くような屋台が並ぶ。

5年前に宿泊していた宿からはちょっと離れていたけれど、今回の宿からは歩いても3分程度。自転車を手に入れていない今回の短い滞在には、こういうマーケットがとてもうれしく、ありがたい。

Marioの電話なんか待っていると、2時間でも3時間でも、間違えると半日でも待っていなくてはいけないこともあるから、ご飯も勝手に好きなものを食べている。
もちろん、ナイトマーケットには毎晩のように通っている。


インドネシアのサテといえば、思い出す人もいるだろう。とても有名な料理。
鶏肉、豚肉、たまには魚など、竹串に刺して炭で焼いてある。それをピーナッツをすりつぶして作ったソースで食べる。
1本のサテは、日本の一般の焼き鳥の大きさよりも小ぶりで、一瞬「なにか違うぞ」って思ってしまうけど、味はピーナッツソースとあいまってなんとも言えずおいしい。
これをご飯と一緒に食べる。


ご飯がてんこ盛りだけど、これ、日本米とは違うので、思った以上におなかに入ってしまう。
サテ自体にも味があるし、さらにピーナッツソースをつけているので、これだけでご飯がどんどん進む。


他にも私のお気に入りの店が・・・。

これは麺。日本語でいうなれば中華麺。
ラーメンか、って言われると少し違う気もするけど、麺は太い中華麺、という感じかな。

麺の上に乗っているのは小松菜のような青菜と、ワンタンを素上げにしたようなもの、そして、鶏肉をかなりじっくり煮込んだであろうと思われるもの。

この鶏肉が大きく味を左右しているような気がする。
この料理の名前もMie Ayamといい、Mieは麺を指し、Ayamは鶏肉を指す。
この鶏肉の煮物。
一体いくつくらいの香辛料を使っているんだろうと思わせるほど複雑な味をしている。ただ、日本の香辛料だけでは絶対に出ないであろうと思われる、エキゾチックな味付け。

どうしてこの店を最初に選んだかという理由がある。
バリでMie(麺)というと、インスタント麺で作る焼きそば、ミーゴレンが有名。他の焼きそばやスープに入った麺もインスタントをよく見かける。
ところが、ここの麺は生。
インスタントものに弱い私の胃にもぴったりだった。


 屋台の裏側に、たいていはこんなテーブルが並んでいる。
飲み物は、勝手にテーブルの上のものを選ぶ。すると、どこからか誰かが凍り入りのグラスを持ってきてくれる。


さて、もちろん飲み物専門の屋台だってある。
果物が並び、カラフルなゼリー類も並ぶ。

 
 
アボカドがあったのでシェイクを注文してみた。アボカドって、甘くないし、しかも水っぽくないけどどんなシェイクになるの?
試しに、位の気持ちで注文すると、きれいな緑色のシェイクが出てきた。
ストローが小さすぎるんじゃない?って思うくらい水気の少ないシェイクだけど、すごくおいしい。これはむしろ小さなカップかなんかに入れたらスプーンで食べるいいデザートになりそう。おまけにチョコレートもかかってる。
私の友達は「ここの人はアボカドを甘くして食べるんだ。変だよな」なんて言ってたけど、変でもおいしければいいような気もする。
 
 
私が毎日通っていたのがナシ・チャンプルのあるレストラン。
ナシ・チャンプルのある、といっても、たいていそういうレストランはそれしかない。店頭のショウケースに作り置きの料理が並び、ご飯の上に自分の選んだおかずをかけてもらう。

おかずの中にはとんでもなく辛いものもあるので、いちいち「これは辛い?」って聞きながら選んだりする。
インドネシア人の友達が「インドネシアの料理はおいしくないでしょ」って時々聞いてたけど、私にとってはこのナシ・チャンプル、毎日おいしくおいしくいただきました。
 
 

さて、最後の写真。
5年前に数ヶ月泊り込んでいた宿のすぐ近くに、チキンスープを売りにしている屋台があった。おばちゃんとも話をするようになって、毎日通っていた。
安いしおいしい。
この屋台がまだあるかどうかすごく気になって行ってみた。
なんと、店は屋台ではなくなり、小さいけれど食堂になっていた。ちょっとうれしい。

このスープ。食べてみても一体どんな香辛料が入っているのかわからない。日本食には絶対に使わないような香辛料であることは確かなんだけど、その味がなんとも言えずおいしい。

 
 
毎日食事が楽しみっていうのはいいことのような気がする。まぁ、体重の増減は別問題だけど・・・。

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