5年ぶりのバリ島、ギリトラワンガン島。
こう何度も訪れているのにこんな風に言うのも少々心苦しいのだが、相変わらずここは男性がうっとうしい。
道を50mも歩けば、必ず片言の日本語で話しかけられる。
「コンニチハ」とか「ニホンジン、ニホンジン」位なら笑って許せる。
「カワイイネー」、「キレイ、キレイ」ほどになると彼らのではなく、私の歯が浮きそうになる。
さらに上級者で「コンバン、ヒトリ?」、「ヤラセテ」などになると、ここに訪れている日本人女性の品性に情けなくさえなる。
以前このブログにも書いたことがあるけれど、日本人女性にやたらと話しかけてくるバリ人男性の目的は、たいてい私たちの財布。これは数人のバリ人男性の口からはっきりと聞いたことがある。
ただ、面白いことに彼らは英語を話さない日本人がお好みらしく、こっちから英語でドスドス話すと、むしろ申し訳なさそうに去っていく。
「英語が達者な日本人女性の財布はカラに近い」という闇情報でもあるんだろうか。この情報、私に限って言えば外れてなくもない。
さて、ギリ・トラワンガン。バリ島よりも日本語の達者な男性が少ないらしい。頻度は同程度にしても、ありきたりの「コンニチハ」、「アナタ、ナマエ」くらいしか話しかけられない。
長年培った旅行経験で、ぼやっと歩いているときに日本語で話しかけられても、私自身が興味のないものには、それを完全に無視することができる私にとっては大して苦にもならない。
このスキル・・・これはなんと言おうと「スキル」です・・・・身につけるのに英語と同程度の時間がかかった。
誰とでも話ができれば、一人で旅行していてもそれほど会話不足を感じず、「誰かと話す」ということに飢えていない。・・・よって、不要で無用な「コンニチハアナタゲンキ攻撃」を知らんぷりできる。
が、旅行に必要な最低限英語で一人旅行をしていると、日本語以外でそれほどいらぬおしゃべりができず、隣でかたまって楽しそうに騒いでいる非日本人グループにはさまれ、一人でいることになる。・・・・・・すると、何かしら自分に理解可能な言語で話しかけてくる人に反応してしまう・・・というわけだ。これは私の経験を省みていえること。
だから、このスキルは英語と同程度のスキルといえる。
おっと、前置きが長くなりました。
さて、一人でフラフラしていると、ちょっとしたことで人と話す機会が頻繁にある。
この場所の情報だったり、ゲストハウスの隣の部屋の人だったり・・・。
そして気がつくこと。
現地の人の二言目は必ず「Where are you from?」だということ。
一方旅行者同士では、よほど話が進まない限りこの質問は出てこない、ということ。
一体この違いはなんだろうか。
観光業に携わっている人は、どこの国から来る人が多いのか興味があるんだろうか。
あるいは私も仕事をしているときにはそんな風なんだろうか・・・・いやいや、私は個人のことを必要以上に聞かないことにしているから、それはしてないはず。
まぁ、話の取っ掛かりを作るにはちょうどいい質問で、それほど踏み込んだものでもないし、しかも絶対にみんなが答えを持っているし。・・・と、悪いことは何もなく、誰も傷つかないのは確か。
だが。
1日に20回この質問をされてみるといい。しかも、道端ですれ違うだけの人から・・・。
もうひとつ面白いこと。
本当にちゃんと日本語を話す人は、得てしてむやみに話しかけてこない。誰かに紹介されて初めて一言、二言。日本人どうディの初対面の間の取り方を心得ている、とでも言おうか。そしてそういう人は、他の人にわからない日本語での会話を輪の中で無理に進めようとはしない。
言語によってテンポというものがある。他の言語のテンポでその言語の会話をするというのは意外と難しいもの。
日本人である私にとって、日本語を外国語テンポで話すというのは非常に疲れる・・・というよりも無理な話だ。
・・・なんて話をここインドネシアで力説したって所詮それこそ無駄な話。
こう何度も訪れているのにこんな風に言うのも少々心苦しいのだが、相変わらずここは男性がうっとうしい。
道を50mも歩けば、必ず片言の日本語で話しかけられる。
「コンニチハ」とか「ニホンジン、ニホンジン」位なら笑って許せる。
「カワイイネー」、「キレイ、キレイ」ほどになると彼らのではなく、私の歯が浮きそうになる。
さらに上級者で「コンバン、ヒトリ?」、「ヤラセテ」などになると、ここに訪れている日本人女性の品性に情けなくさえなる。
以前このブログにも書いたことがあるけれど、日本人女性にやたらと話しかけてくるバリ人男性の目的は、たいてい私たちの財布。これは数人のバリ人男性の口からはっきりと聞いたことがある。
ただ、面白いことに彼らは英語を話さない日本人がお好みらしく、こっちから英語でドスドス話すと、むしろ申し訳なさそうに去っていく。
「英語が達者な日本人女性の財布はカラに近い」という闇情報でもあるんだろうか。この情報、私に限って言えば外れてなくもない。
さて、ギリ・トラワンガン。バリ島よりも日本語の達者な男性が少ないらしい。頻度は同程度にしても、ありきたりの「コンニチハ」、「アナタ、ナマエ」くらいしか話しかけられない。
長年培った旅行経験で、ぼやっと歩いているときに日本語で話しかけられても、私自身が興味のないものには、それを完全に無視することができる私にとっては大して苦にもならない。
このスキル・・・これはなんと言おうと「スキル」です・・・・身につけるのに英語と同程度の時間がかかった。
誰とでも話ができれば、一人で旅行していてもそれほど会話不足を感じず、「誰かと話す」ということに飢えていない。・・・よって、不要で無用な「コンニチハアナタゲンキ攻撃」を知らんぷりできる。
が、旅行に必要な最低限英語で一人旅行をしていると、日本語以外でそれほどいらぬおしゃべりができず、隣でかたまって楽しそうに騒いでいる非日本人グループにはさまれ、一人でいることになる。・・・・・・すると、何かしら自分に理解可能な言語で話しかけてくる人に反応してしまう・・・というわけだ。これは私の経験を省みていえること。
だから、このスキルは英語と同程度のスキルといえる。
おっと、前置きが長くなりました。
さて、一人でフラフラしていると、ちょっとしたことで人と話す機会が頻繁にある。
この場所の情報だったり、ゲストハウスの隣の部屋の人だったり・・・。
そして気がつくこと。
現地の人の二言目は必ず「Where are you from?」だということ。
一方旅行者同士では、よほど話が進まない限りこの質問は出てこない、ということ。
一体この違いはなんだろうか。
観光業に携わっている人は、どこの国から来る人が多いのか興味があるんだろうか。
あるいは私も仕事をしているときにはそんな風なんだろうか・・・・いやいや、私は個人のことを必要以上に聞かないことにしているから、それはしてないはず。
まぁ、話の取っ掛かりを作るにはちょうどいい質問で、それほど踏み込んだものでもないし、しかも絶対にみんなが答えを持っているし。・・・と、悪いことは何もなく、誰も傷つかないのは確か。
だが。
1日に20回この質問をされてみるといい。しかも、道端ですれ違うだけの人から・・・。
その人から聞かれるのが初めてだとわかっていてもげんなりする。そして、それを通り越すと「Nowehere」とか「インドネシア」とでも答えたくなる。
そしてそしてそれをさらに超えると・・・・その質問を無視して会話を進めるという、我ながらひどい行為に出てしまう。
別に自分が日本人だということを隠したいわけではない。相手だって私が何人であろうが構わないはず。
ただ、私が日本人だと言ったときに始まる、日本語クラス・ゼロ初級の会話がたまらなくつまらないのだ。
――コンニチハ。
――こんにちは。
――ナマエナニ。
――やすこです。
――ヤスコデス。ワタシノナマエハ○○チャンデス。ドコニホン。
――愛知県です。
――・・・・・・。シラナイ。ハジメテバリ。
――5回目です。
――Aaa??・・・ワカラナイ。
そして、こちらは、あちらに全くもって興味がない。
英語で話せば進んでいく会話も、相手に合わせた日本語では当然進まない。3回往復がいいとこだ。本当にちゃんと日本語を話す人は、得てしてむやみに話しかけてこない。誰かに紹介されて初めて一言、二言。日本人どうディの初対面の間の取り方を心得ている、とでも言おうか。そしてそういう人は、他の人にわからない日本語での会話を輪の中で無理に進めようとはしない。
この国に遊びに来させてもらっていることを感謝して、「日本です」という答えを1日何度も口にするとしよう。
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