数日前ドイツに帰るためにヘルシンキで乗り換え。
ここはすでに何度か利用している空港。そして、乗り換えをするたびに思うことがある。
思うことの前に少々前置きを。
私には仲の良いフィンランド人が二人いる。二人とも男性。
一人は昔見たベトナムの水上人形劇の人形に見たことがあるような下膨れの赤いほっぺの赤ちゃんのような顔のJ。もう一人はヨーロッパ人の男の子が男性になりきる前のような優しい顔立ちで、これもまたかわいらしいN。
ヘルシンキの空港で見るフィンランド人男性の8割以上はこのふたりの顔のどちらかをしている。
どこを向いてもJかNがいるように見える。
フィンランド人ってみんな同じ顔をしてるよな~。
これが毎回ヘルシンキに降り立つたびに思うことだ。
ちなみにフィンランド語のアクセントは独特。英語を話していてもフィンランド語を話しているように聞こえる・・・・あ、私の英語も日本語に聞こえるかもしれないけど・・・。妙に抑揚のある間延びしたアクセントだ。これはフィンランド語にやたらと連続した母音が多いためかと思われる。私なんかには絶対に発音できない、子音の連続するウェールズ語なんかとは真逆だ。
もちろんJやNも同じようなアクセントで話すものだから、なおさら誰を見ても彼らを想像してしまう。
当たり前のことだけど、なんとなくみんな似ているだけであってみんな違う顔はしている。だけど・・・・どう見ても2種類の顔だけにしか見えない・・・のは私だけ?
ちなみにNの顔は私の好みにぴったり。
優しそうで、かわいらしくて、ものすごく純粋そうに見える・・・・実際にそうでないことはNを近くで見ているからわかってるんだけど・・・。そして、その顔のせいでどうしても年下に見える。何とも言えずかわいいのだ。
実際数年前にヘルシンキで罰金を食らったときにも、Nの顔で突き付けられたフィンランド語のわけのわからない書類を見ても腹が立たなかった。
じゃぁどうしてフィンランド人を彼に選ばなかったのかと問われると…。外見とは裏腹に・・・いや、裏腹と言っては語弊があるのかな…フィンランド人で「この人普通の人だね」と思えるような人に会ったことがないから。何がと聞かれても困るけど、とにかくおもしろい。
Jはところかまわずオペラを高らかに歌いながらストリップを始めるような人だし。
Nは常に若い男の子をそばに侍らせているゲイだし。
あ、フィンランド人と婚約中のEちゃん、ごめん。
そんな人ばっかりじゃないことはわかってるけど、フィンランド人と聞くとどうしても「この人おもしろいんじゃないか」と期待してしまう。そして実際におもしろいことが多い。
じゃぁ、女性は、と言えば…。あまり知らない。
私が一緒に働いたことがあるフィンランド人女性は二人。二人とも男装が似合いそうなくらい端正な顔立ちをしている。そしてその顔の原型は美人かと思われる。
ああ、そういえば、一人は結構普通の人だった気がする・・・ちょっとの間しか一緒に働かなかったから実際はどうなのかよくわからないけど。
もう一人は。この人は確かに面白かった。
そのころ一緒に働いていた体つきはものすごくがっちりしていて、無茶を平気でするタイプのマリオがこんなことを言っていた。「彼女さー、俺のこと好きなのはわかるし、いいんだけど・・・。目を合わせちゃったらそのまま押し倒されて犯されそうな気がしてちょっと怖いんだよな」
これを聞いたとき、まさにその通りになるだろうと大笑いした覚えがある。
そんなこんなのフィンランド人観。当たっているのか違っているのかはわからないけれど、国籍で人を分けることが嫌いな私がとても好感を持っている人たちである。
ここはすでに何度か利用している空港。そして、乗り換えをするたびに思うことがある。
思うことの前に少々前置きを。
私には仲の良いフィンランド人が二人いる。二人とも男性。
一人は昔見たベトナムの水上人形劇の人形に見たことがあるような下膨れの赤いほっぺの赤ちゃんのような顔のJ。もう一人はヨーロッパ人の男の子が男性になりきる前のような優しい顔立ちで、これもまたかわいらしいN。
ヘルシンキの空港で見るフィンランド人男性の8割以上はこのふたりの顔のどちらかをしている。
どこを向いてもJかNがいるように見える。
フィンランド人ってみんな同じ顔をしてるよな~。
これが毎回ヘルシンキに降り立つたびに思うことだ。
ちなみにフィンランド語のアクセントは独特。英語を話していてもフィンランド語を話しているように聞こえる・・・・あ、私の英語も日本語に聞こえるかもしれないけど・・・。妙に抑揚のある間延びしたアクセントだ。これはフィンランド語にやたらと連続した母音が多いためかと思われる。私なんかには絶対に発音できない、子音の連続するウェールズ語なんかとは真逆だ。
もちろんJやNも同じようなアクセントで話すものだから、なおさら誰を見ても彼らを想像してしまう。
当たり前のことだけど、なんとなくみんな似ているだけであってみんな違う顔はしている。だけど・・・・どう見ても2種類の顔だけにしか見えない・・・のは私だけ?
ちなみにNの顔は私の好みにぴったり。
優しそうで、かわいらしくて、ものすごく純粋そうに見える・・・・実際にそうでないことはNを近くで見ているからわかってるんだけど・・・。そして、その顔のせいでどうしても年下に見える。何とも言えずかわいいのだ。
実際数年前にヘルシンキで罰金を食らったときにも、Nの顔で突き付けられたフィンランド語のわけのわからない書類を見ても腹が立たなかった。
じゃぁどうしてフィンランド人を彼に選ばなかったのかと問われると…。外見とは裏腹に・・・いや、裏腹と言っては語弊があるのかな…フィンランド人で「この人普通の人だね」と思えるような人に会ったことがないから。何がと聞かれても困るけど、とにかくおもしろい。
Jはところかまわずオペラを高らかに歌いながらストリップを始めるような人だし。
Nは常に若い男の子をそばに侍らせているゲイだし。
あ、フィンランド人と婚約中のEちゃん、ごめん。
そんな人ばっかりじゃないことはわかってるけど、フィンランド人と聞くとどうしても「この人おもしろいんじゃないか」と期待してしまう。そして実際におもしろいことが多い。
じゃぁ、女性は、と言えば…。あまり知らない。
私が一緒に働いたことがあるフィンランド人女性は二人。二人とも男装が似合いそうなくらい端正な顔立ちをしている。そしてその顔の原型は美人かと思われる。
ああ、そういえば、一人は結構普通の人だった気がする・・・ちょっとの間しか一緒に働かなかったから実際はどうなのかよくわからないけど。
もう一人は。この人は確かに面白かった。
そのころ一緒に働いていた体つきはものすごくがっちりしていて、無茶を平気でするタイプのマリオがこんなことを言っていた。「彼女さー、俺のこと好きなのはわかるし、いいんだけど・・・。目を合わせちゃったらそのまま押し倒されて犯されそうな気がしてちょっと怖いんだよな」
これを聞いたとき、まさにその通りになるだろうと大笑いした覚えがある。
そんなこんなのフィンランド人観。当たっているのか違っているのかはわからないけれど、国籍で人を分けることが嫌いな私がとても好感を持っている人たちである。
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