タイのビザをビエンチャンで申請。
ここ数年タイの周辺国ではビザの取得が厳しくなってきている。
ピピ島から出かけて、ビザを取得するのに一番近いのはマレーシアのペナン島だ。ここが私にとって問題なのは、ダブルエントリービザがおりないこと。
この「ダブルエントリービザ」を取るためにわざわざラオスのビエンチャンまで出かける。
ただしダブルエントリーを申請したからといって、必ずおりるとは限らない。あくまでも大使館の判断だ。・・・なにで判断しているのかは不明だけど。
さて申請。
大使館は朝9時から開いている。午前9時から正午の間に申請をする。すると、翌日の午後1時から3時の間にパスポートを受け取ることができる。
必要なものは、パスポート、写真2枚、申請書、パスポートのコピー(写真のページと、入国スタンプのページ)。
パスポートのコピーは大使館で10バーツで取れる。申請書もカウンターの脇にある。
二つあるカウンターには列ができてる。その行列に目を奪われてそのまま並んじゃいけない。
銀行なんかにある番号札みたいなのを持ってないと、列に並んでカウンターまで行ってもフリダシニモドル、だ。・・・ちなみに私はしっかり戻りました。
どうして列も札もあるのかわからない。おそらく大使館としては札だけで行きたいところを旅行者が勝手に列を作る。カウンターのスタッフも差し出された申請書類を受け取らなければ番号札だけで整理できるものを出された書類を番号の順番を無視して受け取ってしまう。
この妙なシステム・・・。
番号札を持って列に並べば、番号が早かろうが遅かろうが関係ない。
ただひとつ。大切なのは番号札を持っていること。
これが申請料を払うときに使われるからだと思う。
カウンターでどのビザがほしいのか言うと番号札に書き込んでくれ、それを隣の建物の中で払う。
ここではさすがに順番があるらしく、列になってはいない。
ただのんびりと働くカウンター内のスタッフを眺めながら待つ。
シングルエントリーは1000バーツ、ダブルエントリーは2000バーツ。
ダブルを申請しても、パスポートを受け取ったらシングルしか下りてなかった、なんてこともままある。ダブルはおりなかったということだけど、もちろんその差額は返ってこない。
申請するカウンターの近くにはっきりとNO REFUNDABLE-返金しませんと書いてある。
していることはシンプルなことだけど、これだけするのに1時間半。
翌日、パスポートを受け取る。
1時になる前から大使館の門の前には長蛇の列。よく見ると前日に申請するときに一緒に並んでいた顔がたくさんある。
門に入ったら、申請書を出すときに取った番号札を取りにまた列。それを支払いしたカウンターで番号を呼ばれるのを待つ。
ビザの申請。
書類を提出して受け取るだけが、何も知らないで行くと余計に時間がかかる。公の書類は概して時間のかかるもの。特に海外で何か申請するのは要領がわからないとどきどきもする。
でも、それもまた旅の一部として考えたら、楽しいことのひとつかもしれない。
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