4歳になった姪がいる。
3人兄弟の末っ子、上は3つずつ離れた姉と兄という、おそらく世界中で最強の味方を、生れ落ちた時から持つ。
4月生まれも手伝って、おしゃまなこと、この上ない。
さて、昨夜、私が台所で何かしていると、
「ぼ~ん~」
と、彼女。
この兄弟3人から私は「ぼん」と呼ばれている。ちなみに彼女たちは上から順に、ほのぼん、のちち、あやぼん・・・というのは私が勝手につけて、勝手に呼んでいるニックネーム。
お、この「ぼ~ん~」のアクセントは、何か欲しいものがあるときのアクセントだぞ。
私が台所にいるとき、小腹が空いたり、のどが乾くと、いつもとちょっとだけ違うものにありつきましょう、とあまえた声を出すことが多い。・・・・これは3人共に共通。
ぼ「なぁに?」
あ「ぼ~ん~。しりとりしよう」
あれ、口に入れるもののおねだりかと思いきや、しりとり?
あ「しりとりはね、りんご、っていったら、ごりらっていうの。それで、さいごに『ぅん~~』がついたらまけーーーなの。」
なるほど、多少の端折りはあるが、かなり明確なしりとりの定義。
あ「じゃあ、あやちゃんからね。り・ん・ごっ!」
ぼ「ごりら!」
あ「らっぱっ!」・・・・・おお、この順序は私が小さいときから変わってないのね。
ぼ「ぱ・・・ぱ・・・ぱ・・・・」
あ「(小さな声で)ぱんだがあるよぅ」
ぼ「え・・・じゃぁ、ぱんだ」
いくつか進むうちに、私が手加減をする必要はほとんどないことがわかる。
4歳は4歳なりに、語彙力がしっかりしていて、動物の名前、果物の名前なんかがぽんぽん飛び出してくる。大人よりも語彙数が少ない分、マッチさせるのが早いんだろうか。
しか~し。
とうとう、彼女も4歳がむき出しに・・・。
あ「かっぱ!」
ぼ「ぱ・・ぱ・・(また、『ぱ』だ)・・・パンツ!!」
あ「つ・・・・つ・・・・つ・・・・」
ぼ(うひゃひゃ、さっきも「つ」、また「つ」。・・・参ったか!)
あ「つ・・・・つたきりつづめ!!!」
つ、たきり・・・?
サ行がタ行になっちゃってるの??
いやいや、母音も違うし。さっき「しりとり」って作業をはっきり発音してたし・・・。
もしかして、あやぼん、「したきりすずめ」を本当に「つたきりつづめ」だと、思っているんじゃぁ・・・・。
あるいは平仮名の「し」と「つ」を覚え違えてる・・・とか・・・?
一瞬にして、ぐるりと頭の中がひっくり返ったものの、せっかく彼女がノリノリなのに、ここで水を差すのも申し訳ないと思い、そのまま続行。
最終的には上の二人も交えて、いい争いを交えながらのしりとりに。
まぁ、これは、しりとりに限らず、三人寄ればそれが何であれ、やたらと激しいものになるのは、私も弟を二人持つ身なので、よく知ってる。ことわざどおり、文殊の知恵、と続けられる日はまだまだ先である。
あやぼんは、上のふたりに負けず劣らず奮闘。
慌てると、ときどき「ぅんーー」が最後に来ちゃうものの、よくがんばった。
が。
よくがんばった、が、今度、ちゃんと「したきり・・・」と教えてあげねば・・・。
あんなに自信をもって「つたきりつづめっ!!」と、言ったばかりのときでなければ、とてつもなく頑固な彼女でも、聞いてくれるであろう・・・。
白紙のところに何かを教えるよりも、間違いを正してあげるほうが難しいよなぁ、って思うのは私だけでしょうか。
しりとり、って結構頭を使うし、なぜか子供はすごく楽しむし、すばらしいゲームだ。語彙力をあげたり、あるいは老人の脳の活性化にもってこいなんじゃないだろうか。
あやぼん、老人介護施設かなんかに二人で遊びにいこうか。
3人兄弟の末っ子、上は3つずつ離れた姉と兄という、おそらく世界中で最強の味方を、生れ落ちた時から持つ。
4月生まれも手伝って、おしゃまなこと、この上ない。
さて、昨夜、私が台所で何かしていると、
「ぼ~ん~」
と、彼女。
この兄弟3人から私は「ぼん」と呼ばれている。ちなみに彼女たちは上から順に、ほのぼん、のちち、あやぼん・・・というのは私が勝手につけて、勝手に呼んでいるニックネーム。
お、この「ぼ~ん~」のアクセントは、何か欲しいものがあるときのアクセントだぞ。
私が台所にいるとき、小腹が空いたり、のどが乾くと、いつもとちょっとだけ違うものにありつきましょう、とあまえた声を出すことが多い。・・・・これは3人共に共通。
ぼ「なぁに?」
あ「ぼ~ん~。しりとりしよう」
あれ、口に入れるもののおねだりかと思いきや、しりとり?
あ「しりとりはね、りんご、っていったら、ごりらっていうの。それで、さいごに『ぅん~~』がついたらまけーーーなの。」
なるほど、多少の端折りはあるが、かなり明確なしりとりの定義。
あ「じゃあ、あやちゃんからね。り・ん・ごっ!」
ぼ「ごりら!」
あ「らっぱっ!」・・・・・おお、この順序は私が小さいときから変わってないのね。
ぼ「ぱ・・・ぱ・・・ぱ・・・・」
あ「(小さな声で)ぱんだがあるよぅ」
ぼ「え・・・じゃぁ、ぱんだ」
いくつか進むうちに、私が手加減をする必要はほとんどないことがわかる。
4歳は4歳なりに、語彙力がしっかりしていて、動物の名前、果物の名前なんかがぽんぽん飛び出してくる。大人よりも語彙数が少ない分、マッチさせるのが早いんだろうか。
しか~し。
とうとう、彼女も4歳がむき出しに・・・。
あ「かっぱ!」
ぼ「ぱ・・ぱ・・(また、『ぱ』だ)・・・パンツ!!」
あ「つ・・・・つ・・・・つ・・・・」
ぼ(うひゃひゃ、さっきも「つ」、また「つ」。・・・参ったか!)
あ「つ・・・・つたきりつづめ!!!」
つ、たきり・・・?
サ行がタ行になっちゃってるの??
いやいや、母音も違うし。さっき「しりとり」って作業をはっきり発音してたし・・・。
もしかして、あやぼん、「したきりすずめ」を本当に「つたきりつづめ」だと、思っているんじゃぁ・・・・。
あるいは平仮名の「し」と「つ」を覚え違えてる・・・とか・・・?
一瞬にして、ぐるりと頭の中がひっくり返ったものの、せっかく彼女がノリノリなのに、ここで水を差すのも申し訳ないと思い、そのまま続行。
最終的には上の二人も交えて、いい争いを交えながらのしりとりに。
まぁ、これは、しりとりに限らず、三人寄ればそれが何であれ、やたらと激しいものになるのは、私も弟を二人持つ身なので、よく知ってる。ことわざどおり、文殊の知恵、と続けられる日はまだまだ先である。
あやぼんは、上のふたりに負けず劣らず奮闘。
慌てると、ときどき「ぅんーー」が最後に来ちゃうものの、よくがんばった。
が。
よくがんばった、が、今度、ちゃんと「したきり・・・」と教えてあげねば・・・。
あんなに自信をもって「つたきりつづめっ!!」と、言ったばかりのときでなければ、とてつもなく頑固な彼女でも、聞いてくれるであろう・・・。
白紙のところに何かを教えるよりも、間違いを正してあげるほうが難しいよなぁ、って思うのは私だけでしょうか。
しりとり、って結構頭を使うし、なぜか子供はすごく楽しむし、すばらしいゲームだ。語彙力をあげたり、あるいは老人の脳の活性化にもってこいなんじゃないだろうか。
あやぼん、老人介護施設かなんかに二人で遊びにいこうか。
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