2016/04/21

日本のお土産にキティちゃん

3月の終わりから2週間、ドイツの地元の友達が日本に遊びに来た。
2週間日本国内を一緒に旅行することに・・・。

去年の夏から予定していたこのホリデー。もちろん、ドイツの仲間内には知れ渡っている。
そこで、ある人から頼まれたのが「ハローキティの携帯カバー」。機種はExperia Z5。カバーは手帳型のものではなく、保護カバー。

スマートフォンを持ち始めて日の浅い私には、なんだかピンと来ない。
ああ、そういえば、手帳型のカバーを携帯電話につけてる人もいるわねー、そうじゃないのがいいのねー。ってな、軽い感想だった。

告白すると、私のいま使っているスマートフォンはWolleのお兄ちゃんからもらったお古。カバーも最初からついていたし、おそらくMajaが貼ったと思われるタツノオトシゴのシールまでついてる・・・目印にちょうどいい。

まぁ、要は、私にとってスマートフォンとは、生活上それほど重視されていないものの部類に入っている。使用頻度を考えると、もっと重要視してもよさそうなものだと、いまこれを書きながら思うけれど、とにかく私にとって「必要不可欠」なもの、あるいは、「装うもの」の部類に入っていない。


はじめにこの注文を聞いたとき、そんなものは簡単に手に入ると高をくくってしまった。
そして、これが間違い。

ドイツでは諸事情あり、iPhoneが日本ほど人気がない。でも、日本ってiPhoneを使っている人がすごく多いんじゃないかと思う。例えばうちの家族。
こんなことに気が付いたのはカバーを探し始めて数日後。
店頭に並んでいるものも、インターネットで購入可能なものも、やたらとiPhone用のものが多い。

iPhone用のキティちゃんカバーならどこに行ってもそれほど苦も無く手に入る。
が、Experiaとなるとその数は激減・・・というより、皆無。
インターネット上をAmazonだ、楽天だと探し回ってみても、とにかく今すぐに手に入るものが、ない。

手帳型のケースはある。
でも、背面だけのカバーというのがとにかくみつからない。

携帯電話なんて、みんなが使っているものだし、キティちゃんは日本中どこに行ったって見かけるものだし、ちょちょいと簡単に手に入るお土産だと思っていた。

Heiniよ、なんていうものを気軽に引き受けてきたのだ。
そして、私よ、自分の基準が世の基準でないことにいい加減気付け!

ここ2週間、出かけるたびにカバーを探し、時間があればオンラインショッピングのページをクリックし続けるも、未だに収穫なし。
ちなみにサンリオショップでは、「家電屋さんならあると思いますよ~」とのこと。そして、家電屋さんでは、「ここに並んでいる商品だけですね~」とのこと。

もう仕方がないから、万が一見つからなかった時のために、これこそもらった外国人にとっては意味不明以外の何物でもない「キティちゃんのお守り」をとりあえずHeiniに持たせた。

ドイツに戻るまでにさらにあと2週間。
みつかんないんだろうな~、なんて思いながら、今日もオンラインショップをのぞく・・・。

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