2013/07/11

進水式

そろそろドイツも夏。

今年はまだ夏が来てないんだよ、なんていう声も聞いたけれど、先週末あたりからは上天気が続いた。
まぁ、ドイツの夏は日本よりも格段に涼しい・・・のを通り越して私には寒いのだが・・・とはいえ、7月にも入ると、太陽が出ていれば、やっぱり暑い。

この夏に向けて、友達が小型のボートを買った。
話だけ聞いていると、どうやらホビー・キャット(2艘の小さな船の間にトランポリンの生地のようなものを渡し、そこに座って後ろにある舵棒を手動で動かす。帆があり、風の力で進む)のようだ。

何を思いついてホビー・キャットなんか買ったのかわからないけど、本人はセーリングの知識はまったくない。海に出たり、水に入るイメージもないような歯医者さん。

と、いうことで、組み立ての準備の段階からWolleに声がかかっていた。
「どうやってやるのー?手伝ってー」
まぁ、こんな声がかかったときには、要はWolleがすべてすることになる。
もちろんWolleが誰かにこんな風に声をかけたときは、その誰かが全部する、ということになっている・・・らしい・・・ということは、ここ数年ドイツでのWolleの友達関係を見てきてわかったこと。

さて、土曜日に初めて水に入れることになっていた。
進水式だ。

よく遊びに行くOlliのうちの前の湖Arendseeにて。

前日から、なんと間のいいことに、セーリングの知識の豊富なBerndがうちに泊まりに来ていた。
後から考えると、もし彼がいなかったら、とてもじゃないけどWolleと歯医者のChristianではどうにもならなかったと思うんだけど・・・。

ボートとバーベキューの用意をBerndの業務用の大きな車に乗せ・・・大体こんな大きな荷物をうちのセダンに載せようとしていたこと自体、計画性のかけらもない・・・総勢6人が2台の車に分かれて乗る。

最初は私とOlliも入れて4人、だったのが、話をしているうちに8人に増えた。


で、Olliんちの庭であけてみてびっくり。

これ、ホビー・キャットっていう大きさじゃないじゃん。
もっとずっと小さなカタマラン(2艘の胴体が1艘の船体を支えている形のボート。ゆれにくい)を想像してたよ。

こんなに晴れた週末に、こんなことに参加しているのはカップルかシングルの男の子たちだけに決まってる。
ボートの組み立てに、シングルボーイズは嬉々として走り回る。
あぁ、ボーイズって言うには年を取りすぎているかもしれないんだけど、どう見ても男の子くらいにしか見えないみなさん・・・もちろんWolleも含めて。

 
さて、進水式にはシャンパンを開けなくちゃいけない、というのは決まりごと。
もちろん用意もしてある。

 いよいよ、進水。
あ、ちなみに写真の右上にちょっぴり写っているのは、湖の水で冷やしているビールです。・・・ということは、水は結構冷たい。

 もちろん、この日は釣りも。
そういえば跡2週間で毎年参加している釣りのトーナメントなので、Olliが私に竿を持たせたがった。
どうやら去年と違う仕掛けでいきたいらしく、私にその仕掛けに慣れてほしい・・・のかな?Olliの考えてることはよくわからないので、よくわからないけど。

BerndとChristianが最初に小一時間運転したあと、私とWolleも乗せてもらうことに。
釣りをしているときにはそれほど感じなかった風が、水上に出ると強く感じる。

あぁ、やっぱり気持ちいいね、水の上は。

 


 
 
ただ、この日の風は湖の水上を旋回するような風で、あまりセーリングには向いていなかった。
 
WolleのGo Proカメラも出動。
 


 Berndに教わりながらビートを運転するChristian。
たくましい海の男・・・ってわけにはいかないけど、もちろんちゃんとボートは進んでる。



 
 
お昼から夜までしっかり外で遊んだ。
今の時期夜9時半ごろが夕焼けなので、夜になっても遊べるところが、またいい。
くたくただったけど。
 
8月にいくキャンプにもChristianは一緒に行く。
 
この夏はこのボート人気者になりそう。
 


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