12月26日。
今日でスマトラ島沖地震によって発生した津波の日から7年。
今年もメモリアルセレモニーに行ってきた。
今年は去年よりもさらに人数が減ってた。あの日のことを悲しみながら生きている人が減ったっていうことだと思って、毎年人数が減っていくのを見ている。
それでもやっぱり、まだ毎年見る顔がある。
当日はイスラム教、仏教、キリスト教とテントが分かれていて、それぞれのテントでお祈りをする。何度見ても少し異様な光景。
いまだにこのセレモニーに来ている外国人は、この島に住んで長い人が多い。しかも、連れ立ってくるんじゃなくて、私みたいに一人で来ている。
テントには参加せず、それぞれにあの日のことを思いながら、佇んでいる知っている顔たち。
もう普段はそれほど考えることのなくなったあの日のことを、この12月26日だけは、少しだけ涙がこぼれそうになる。何に涙しているのかはわからないけれど。
この日は、1年中で忙しい時期の真っ只中だというのに、いくつものレストランや店が閉まってる。閉まったレストランでは仲間内で集まったりもする。
仲のいい友達は、家族を亡くしたこの日に「悲しむんじゃなくて、ハッピーに生きよう」という理由で、レストランを閉めてパーティーを開く。今年も私はそのパーティに参加です。
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