2012/05/23

庭のヘビ

毎日ずいぶんと暖かくなってきたなぁ、なんて思っていたら、出ました。
今年も庭にヘビ。

うちの近所は大きな公園があり、池もあり、池から流れ出る、汚いけど小さな川もあり。
カエルやらカメやらよく見かける。

私はカエルが大嫌いなので、庭の、金魚鉢に毛が生えたような池に目玉だけ出して浮いてるのを見るのはほんんんんんっとうに嫌。
洗濯物を干しに行くときも、歩くたびにそこかしこで、カサコソ聞こえるのもほんんんんんっとに嫌。

でも、ここ何日か「カエルいないじゃん」なんて思ってたら、今度はヘビだ。


数日前に7歳の姪が庭で遊んでたら、すぐ横に出てきてて、目が合ってしまったらしい。
彼女、あんまりにもびっくりして声も出ず、自慢の跳躍力を生かして1m以上も横っ飛びに飛んで家の中に走りこんできた。目が合って、竦んでしまわずに飛び上がった、っていうのがとても彼女らしくてみんなで大笑いした。
彼女いわく、きれいな虹色のヘビ。

今日、ずいぶんとぽかぽかした日だな、なんて思っていたら濡れ縁の脇を這ってた。
太くも長くもないけど、確かにきれいな色使いのヘビ。
父いわく、この大きさならまだ子供なんじゃないか、と。

頭は三角じゃないけど、これ、どうみても毒があるよね、っていう色柄。

「アオダイショウならいいんだけどなぁ。」
ばかり連発する父。
でも違うのよ~。どうしたらいいんだろう。


と、思いついたのが保健所。
ほら、野良猫とか見つけたとき保健所に電話するじゃん、って。

で、保健所に電話してみる。
事情を説明はしてみたが、どうやら管轄外らしい。で、紹介されたのが市の動物総合センターなるところ。
今まで聞いたことがないけど、そんなセンターもあるんですね。いったい何をしているところなんだろう。

教えていただいた電話番号にかけてみる。
と、これも管轄外。ヘビの駆除を受け持つ課はないそうだ。

じゃあ、こういうケースって一体どうすればいいの?
って、聞いてみると。
「一般には、なんでも屋さんとか便利屋さんに頼むみたいです。」
との事。
なるほど。便利屋さんってこういうこともしてくれるのね。


ついでに、ヘビの対処法を聞いてみた。
ヘビの種類を特定できないからなんともいえないけれど、という前置きはついていたけど、とても親切に教えてくれた。

まず、普通ヘビは人間を見ると逃げていくそうだ。
確かに、私と父が眺めているとスルスルと軒下に入っていった。

ただ、間違って踏んでしまったり、ぶつかってしまったりすると、向こうもびっくりして「シャーッ」っということにもなるかもしれない、と。

要は、こっちが先にヘビのいることに気がついて、脅かしさえしなければそれほど怖いものじゃない、ということ。


とはいえ、ただちょっと気持ちが悪いというのは否めない事実。
カエルの数が減るのは大いに結構なんだけど。


子供たちが遊ぶときに気をつけていてあげれば大丈夫だろうか。
まぁ、よくうちで見かけるヘビはたいていアオダイショウなのに、どうして今年は種類が違うんでしょう。
確かに父の言うとおり。
「アオダイショウだったらよかったのになぁ。」

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