2012/06/02

温泉旅行

もともと、温泉に長いこと入っているとすぐに湯あたりをする私。
久しぶりに温泉旅行に行って来た。

行き先は水上温泉。
祖母を1年に1度くらいは温泉に連れて行っている母に同行。
とはいえ、母も温泉に私以上に弱く、つまりは私たち、温泉地のこともよく知らないし、あまり深い興味もない。
それでも今年齢93の祖母が好きだとあらば、しかたもなし。

なぜ水上温泉かというと、祖母の住むところに比較的近いから。
行きかえりはおじが車を出してくれることになった。

事前に宿を選ぶのが本当に大変だった。当日同行し、母と祖母、そしておばと一緒に温泉に浸かって湯あたりするなんて、これと比べればたいしたことはない。

もともと旅行の計画などろくに立てずに出かけるのが私の旅行のスタイル。それを、何から何まで調べて宿を選ぶ、なんて・・・。

それでも、出資者の父と一緒に気持ちのよさそうな宿を選んだ。

 チェックインまでに少し時間があったので、近くをドライブする。
水上温泉街よりも少し山に近い地域。車で少し走っただけで、ダムが見えてくる。

そして、気持ちのいい緑の葉の合間には、藤のはなが。写真の中に見えるかな・・・。中央に空の色と溶け合ってしまいそうなのが藤の花。
 宿の庭は緑に覆われ、見ているだけでも気持ちがいい。
もう少しすると、蛍も見られるという話。今回はちょっと早すぎた。
 最近は、お年寄りのために「和洋室」なるものがあるところが多い。
和室なんだけど、ベッドとソファが用意されており、要するに、畳に「よっこらしょ」と、座ったりそこから立ち上がったりしなくてもすむ。

畳の上にソファが乗っかっているのは、なんとも奇妙な眺めだけど、これが快適ならそれはそれでいいような気もする。
 これは共同の露天風呂。
どうしてこの写真は横を向いているのかわからないけど、うまく縦になりません、あしからず。

全部で共用の露天風呂が2つ。内風呂が2つ。
しかも、いつでも貸切。
入るときに入り口に「入浴中」の札をかける。

貸切がいいかどうかなんて考えたこともなかったけど、自分たちが仲間でくつろいでいるときに、まったく知らない人が入ってきて、会話が途切れる、なんてことはないので、それはそれで、すごくよかった。
 これは部屋についている露天風呂。
なんだか最近の流行なのかもしれないけれど、部屋に小さな露天風呂がついている。

みんなで一緒に入れるほど大きくはないんだけど、部屋についているというだけで、いつでも気軽に入れて気持ちがよかった。

普段それほど温泉大好きでもない私が一日に何度もお湯に浸かったのはこのお風呂のおかげ。
ここなら本を読みながらお湯に入れる。

写真はもちろん日本酒つき。
 部屋以外でもお湯上がりにくつろげる空間があるのはいい。

冷たいお茶や、コーヒーを飲みながら、湯冷まし。
 やっぱり山に近いところだから、魚も川魚。
これは岩魚のおつくり。
 川魚のお刺身も悪くないね。

食事は私の大好きな山菜の時期だった。
ふき、こごみ、わらび、たらの芽・・・。
新鮮な山菜を飽きるほど食べられるなんて、すごく贅沢。
実は温泉よりもこっちのほうがうれしかったりして。

たった2泊3日の温泉旅行。
でも、世話係として同行するにはこれくらいがいいかな。

今回の発見。
露天風呂ならお風呂に何度も入っても大丈夫。

これから温泉嫌いなんて言わないで、露天風呂に入るようにします。

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