2014/06/13

初めての電子書籍

最近、初めて「電子書籍」なるものを手に入れた。
kindleという、おそらく電子書籍の中では日本で一番一般的なものなんじゃないかと思われるもの。


実は最近弟にこれを見せてもらうまで、電子書籍なんて・・・と思っていたというのが正直なところ。私の頭の中ではタブレットとなんら変わるものではなく、そんなものを凝視し続けていたら目が疲れてしまうではないか、と思っていた。


が、今回購入したKindle。
初めて見たときに、思わず感嘆の声を上げてしまったくらい紙面の明るさに近い。しかも、その明るさを変更することもできる。
コンピューターなどのピカピカしたスクリーンではない。こういうことにひどく疎くなってきたこのごろ、うまく説明することはできないんだけど、とにかくスクリーンが違う。
文庫本のような反射具合だ、とでもいえばいいだろうか。白い紙も、真っ白ではない。


ちょうど今回、ドイツに行く際、ごっそりと池波正太郎の文庫版を持っていこうとしていた私。
弟にKindleを見せられ、本棚の前にどっかりとおかれている文庫本の山を見、この新しいおもちゃを買うことに決めた。




もちろん、書店に売っているどんな本でもKindleの中に取り入れることができるわけではない。
やっぱり最新刊なんかは見つからない。
でも、概して文学もの、古いものが好きな私にとってはそれほど困ることもない。
しかも、私の好むジャンルの本は、なぜか値段がついていない・・・・0円、ということが多い。




さて、使い方もよくわからないうちから、さっそく本を探す。
一ページに数冊ずつ出てくる本、本、本・・・・。
私好みの本が結構あるではないか・・・・しかも無料で。


「あ、これ久しぶり」
「これ、有名なのに今までなぜか読んだことない」
そんな本を次々にインストールしていく。


まるで自分が図書館にいるみたいでわくわくする。
私は図書館くらい本が集まっているところに行くと、わくわくしてしまうのだ。


ちょっぴり調べてみたところ、日本以外ではうまく本を購入できないこともある、とのことで、ドイツに行く前に今年の夏いっぱい持つような本を探した。
今年の夏、吉川英治の三国志にフォーカスしようかと思う。多少読むのに時間もかかるし、内容も壮大だし。




まだ、しっかり読み込むところまで行っていないけれど、しばらくの間はこのおもちゃで飽きずに楽しめそうではある。




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