2011/09/10

映画「ツリー・オブ・ライフ」

今日は水曜日。母が仕事で出かけている日、恒例の、父とランチ・映画デート。

今日もランチの後、予定も見ずに劇場へ。今どんな映画を上映しているのかも知らない。
予定表を見ると・・・1時間半ほど待てば「ツリー・オブ・ライフ」なる映画が始まるとのこと。なになに?カンヌでパルムドール受賞?
よさそうじゃない?

前回同様、内容も知らないまま映画が始まる。

結論から言ってしまおう。
私は生粋の日本人で、宗教概念、神という概念を持ち合わせていない。そのせいなのかもしれないが、映画全体を構成している「神」を理解できなかったんじゃないかと思う。

特に前半に出てくる、宇宙と自然を表現したシーンは、果たしてこの映像をここまで長時間流す必要があるのだろうか、と思った。
人間の魂を神と絡めて、宇宙と自然、あるいは太古を思わせる映像で表現したものだと思われる。人ひとりの魂の深さ、それと他とのつながりを、そこまで大きなスケールで捉えたことには、映画全体を壮大にしているとは思う。しかし、神の存在すらよく理解していない私には少し不可解だった。

ただ、神とか魂とか小難しいことをいわず、映像を楽しむにはいい映画ではないかと思う。
自然の、人間のあるいは家族の「これでもか」といわんばかりの美しい瞬間が映像になってランダムに目の前に差し出される。

回想シーンが多いせいもあるけれど、ある1点を2時間半かけて説明している。そんな映画だったように思う。

詳しい内容を知りたい方はこちらの公式ページへ。
http://www.movies.co.jp/tree-life/








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