2008/12/06

ビデオの仕事

今年から始めたビデオグラファーの仕事。
全部準備が整うまでにずいぶんと時間がかかったけど、ここのところ毎日ビデオを撮りにボートに乗ってる。

編集の部分だけじゃなくて、水中で撮影するのにも初心者の私には大変。
マリオがビデオのとり方を教えてくれてる時に、言ってたことを身にしみて感じる。
「水中では全てが撮影の邪魔をする」って。

もちろん水中のいいところを撮ろうとしているんだけど、その対象物以外の全ての環境が邪魔をする。
透明度、流れ、サージ、対象物の位置、などなど。
島に戻って、映像をチェックする時に、「どうしてきれいに撮れないんだーーー!!」って、自分に半ギレになることもある。

ほかのビデオグラファーはこの仕事をすいすいしているようにも見えるけど、みんな最初はこんなだったのかなぁ。
って、何の初心者でも思うことを思ってしまう・・・。

昨日なんて、編集も全部終わって、さて、PALに変換しましょう、と思ってファイルをドラッグしたとたん一瞬にしてファイルもキャプチャも全部消えた。
何が起こったのかわからずに、どうすればいいのかもわからず。
お客さんに出来上がった映像を見せる時間も押していたので、探しているよりも作り直したほうが早いと思って全くの初めから作り直した。

相手がコンピュータなだけあって、誰に向かってもあたれない。
一人で機嫌悪くなってるくらいしかない。

でも、毎日ダイビングから帰ってきて、編集して、DVDが出来上がったときには嬉しい。お客さんを集めて夜、店で流すんだけど、見ている途中で笑いが起きたり、おおーーっとかかんたんの声が上がるとすごく嬉しい。

今日のサメはそれほどでもなかったんだけど、昨日はブラックチップがカメラに突進してくれて、映像としてはすごくいいのが撮れた。ビビって息を吐き出して、その泡にサメのほうがびっくりしてたけど。ごめんね。

時々いいショットが取れるのがすごく嬉しい。
そのうちそういうのがたくさん溜まったらベストビデオとか作れるだろうし。

でも、ハウジングに入れたままのカメラを支えて撮るのは結構重くて大変。8,9キロだと思うんだけど、腕だけではなかなか支えきれなくて、今ちょっと腰が痛い。

毎日もぐってるけど、いつん会ったら初心者ですって言わなくてよくなるのかな。
来シーズンかなぁ。

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