久しぶりに使ったこの言葉「通学路」。しかも、私の。
今の学校には自転車で通ってる。
ゆるゆるこいで10分位。朝ぼんやりしているところに体を動かすにはちょうどいい。
8時近くとは言え、日によって朝はまだちょっと寒い。
電車とは違うから、毎日同じ人に会ったりすることもないんだけど、なんとなくその10分が楽しい。
いき違う人は気分のいい人が多い。
ちょっとだけ、私のために道を開けてくれる。
道路を横断したくて止まっている私に、車を止めてくれる。
そんなことが毎日起こる。
ところで自転車の乗り方。
この国は右側に車が走ってる。だから、自転車も道路の右側を走らなければいけないんだそうだ。しかも、歩道の一部に、たいていはちゃんと自転車の走る部分がある。
以前、左側を走っていて、あるいは歩行者用の場所を走っていて、おじいさんに怒鳴られたことが2回ほどある・・・。
そのときには、何をいわれているのかさっぱりわからなかったので、ただ沢山の疑問符が頭に浮かんだだけだったけど、今になって思えば「そういうことね」だ。
ただ、日本でも同じようなものだと思うけど、そういう小さなルールって、全員が全員きちっと守っているわけじゃない。
左側を走っていてもそれほど文句を言われるわけでもない。
ただ、私としては、やっぱり誰かに怒鳴られるのは気分よくないので、しかもまともにいいわけが出来るほどの語学力もないので、そこそこにルールは守ることにしてる。
ただ、ルールを守っているとどうしても「この道自転車で走れないジャン!!」っていうところが出てくる。
みんなどうしてるのかなぁ、なんてきょろきょろしてると。
結構適当に、メチャクチャな道路の渡り方や走り方をしてる。
mmmm・・・知らないおじさんに怒鳴られるのは、私がいかにも何も知らなそうに見えるから・・・?もちろん外国人に対しての偏見・・・差別とは違います・・・は、年をとっている人ほど持っているように見える。
まぁ、仕方ないよね、私、外人だもん。
もう一つ。自転車通学をするようになって気になること。
これは歩いていても気になるんだけど。
道がアスファルトのところはいい。時々でこぼこしていても、それなりに平らだから。
ドイツの町並みをあるいは町の風景を壊さないようにとの事で、昔ながらの石畳の道が沢山ある。
この石畳。
確かに景観はアスファルトよりもずっといい。雰囲気もあるし、町の古さが、いい意味で引き立つ。
ただ、快適さを求めたものではないので、そこを通っている間中ガタガタと激しい振動が体に伝わる。かごの中に入れてあるチェーンと鍵なんて踊りまくってる。下手なものを入れておくとかごから飛び出すほど。
もちろんおしりだって痛くなる。
かかとのある靴で歩こうものなら、数歩に一度はかかとが引っかかる。
ずっと昔は馬車でこの振動を常に感じたりしたのかと思うと、アスファルトのすばらしさが認識できる。
昔のまま作り直していないわけではないので、どうしてもう少し全体を平らにできないものかと思うけれど、そこは国柄というか、日本とは違うというか・・・。
外国に住むって、こういうものなのかもね、って感じる「石畳」でした。短い旅行なら雰囲気を楽しむにはすごくいいんだけどねぇ。
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