2014/07/02

うらやましいって思うこと

人のことを「うらやましい」と思うことが以前よりも増えてきた。


もともと私は周りの人をあまりうらやましがらないらしく、何度かそれについて友達から指摘を受けたことがある。「自慢しがいのない人だね」って。

そう言われるから、自分でも「そうなのね。私はあんまり人をうらやまない人なのね」と、思い込むようになっていたと思う。

ところが、最近、自分自身でも情けなくなるくらい人のことがうらやましいときがある。
どんなときかって・・・。
一言で言えるような言えないような・・・。

今では、Facebookなど、ソーシャルネットワークのおかげで・・・なのか「せいで・・・」なのか・・・・周りの人たちのしていることが写真や魅力的な言葉で常に伝わってくる。
「今ドコドコにいる」
「今日のダイブでナニナニをみたぞ~」
などなど・・・。

これがなんともうらやましく感じるのだ。

きっと、自分の耳で直接その人からその話を聞いたんだったらもう少し違うのかもしれない。
・・・が、ソーシャルネットワークを通じての話だと、なんだか自分だけがつまはじきにされているような気が・・・・しなくもない・・・。なぜだろう。実際にはほかの友達だって、私と同じ立場なのに・・・。


ひとつ気づいたことがある。
この、私の心理状態。「誰かをうらやましく思う」状態。
これは私が1年のうち半年いるピピ島では起こらない。

なぜか・・・・というと、おそらく簡単な答え。
自分が楽しむことに忙しいから。

自分が楽しいことに忙しくしているときには、どれだけ誰がどこに行っていようが、水中で何を見ようが、ち~~~~~っともうらやましく感じない。
あれ、感じる暇がないってことかな・・・・。
いやいや。
これは単に自分が楽しんで満足しているから、人のことがうらやましくないのだ。

じゃぁ、それ以外のところでも自分が楽しめることを探せばいい。

特にドイツにいるとき。
誰とでも会話が弾むほど語学が堪能でない、というのが一番の原因なのだろうが、いかんせん私一人で可能なことが極端に少ない。

ドイツでも何か夢中になれるものを探さないと、そのうち腐って腐って、誰かさんに当たりたくなってくる・・・はず。
そして、友達の話を聞いて、読んで、「いいな、いいな~」なんて、面白くないことを思ってしまう。


せっかくKindleを手に入れたので本をたくさん読む。
・・・・あんまり日本語に漬かりきっていると、実生活でドイツ語が出てきにくくなる。

庭のプールで毎日泳ぐ・・・には、天候が寒すぎる。

好きな料理を好きなだけ作る・・・・と、二人で1ヶ月もしないうちにころころになってしまう。


・・・・・・・と、なんだかんだと、なかなか好きなことを思うようにする、ということは難しいもんである。


今現在、6ヶ月タイ、残りを日本とドイツという、数ヵ月後との移動のせいもあって、思うように時間が使えないというのも理由のひとつだけれど、なにか、自分だけでも楽しめるものを探したい。
陶芸?染色?
もともと何か作るということが好きな私。
少しずつこの国がわかってくれば、この国でできる、自分の好きなことが見つかるでしょう。

まずは、何もしないでごろごろしているうちに太らないように気をつけないと。

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