2009/08/31

ジャンクメール

このブログの、なぜかひとつのページにのみ、頻繁にジャンクメールのようなコメントが届く。
コメントとして来るから、ジャンクメールとは違う類のものなんだろうけど。

推測するに、そのトピックのタイトルに使ってる言葉がセクシャル系のサイトからそういうメールを出してるシステムにヒットするんだと思う。・・・と思って、タイトルを少し変えてみたんだけどまだ来る。
ということで、そのページ、カットすることにした。
そうしたら来なくなるかなぁ。

2009/08/26

コース終了!!!

今日ドイツ語のコースが終わりました~。タンタカタ~ン。
このクラス、A2というレベルのクラスだったんだけど、先生曰く「A2のレベルだ、っていうにはちょっと足りないけど、よくがんばりました」。

私は他のクラスメイトみたいに学生じゃないから大学の単位が必要なわけじゃなく、テストも受ける必要がないんだけど、先生としてはせっかく1ヶ月ドイツ語のコースを取ったんだから認定をしたかったみたい。特別にA1用のテストを作ってくれて、今日受けてきました。
テスト用紙にはすでに私の名前がプリントされてた。は~。本当に私だけのためにこれ、作ってくれたのね。もちろん他にも私の名前を自分で書くところはあったけど。

で、もってテストは・・・。1ヶ月A2のレベルで授業を受けていたせいなのか、えらく簡単な問題でした。先生としても、せっかくA1の認定をしてあげようっていうのに失格点を取られたんじゃたまったもんじゃないから簡単にしてくれたのかな。

いや、何はともあれ、挫折するんじゃないかって、自分でも心配になったコースがやっと終わった。
ドイツ語が上達したかどうかなんか自分じゃそれほどわかんないけど、1ヶ月前よりは少しだけ楽に言葉が出てくるようになった。とは言っても言葉の数は知れたもんなんだけどね。

今日はいっぱいビール飲みます。

2009/08/21

Magdeburgの街

いや~。これが有名なもののオブジェだってわかってから町を歩くと、本当に頻繁に半球を見る。
しかもどれもそれぞれ違ったデザインをしていて・・・ってもちろん形は同じなんだけど・・・目を楽しませてくれる。

市内を動き回るのに便利な路面電車。
どの路線も大体10分おきくらいに来る。1回乗るだけだといちいちチケットを買わなくちゃいけないけど、1日券とか1ヶ月券を持っていればちょっとした距離でも乗り放題ですごく便利。
ただ、さすがはドイツ、時間に厳しいので駆け込み乗車なんかしようとしても、絶対に待ってくれたりはしない。運転手さんの正面から走っても無駄。厳しいねぇ。私はすでに2回ほどすげなく眼前で発車されたよ。 Magdeburgの町の一番の繁華街。路面電車と人、そして自転車しか通れない。
左右には店が並ぶ。
通りが広いのでなんだかゆったりした気分で歩ける。街路樹の下にはベンチなんかもあったりして、おじいちゃんやおばあちゃんが腰を下ろしてる。
これはそのとおりの真ん中辺りにある像。
ゲーリケさんがした実験が像になってる。力の測り方が馬の数、っていうところが時代を感じる実験ですね。
この写真を撮ったのはすでに夕方で、昼間ほど帆ト通りが多くない。しかも日が陰ってきた時間帯で気持ちがいい。

通りはタイルが敷かれてる。で、その所々にスポーツでメダルを取った人や記録を残したチームなんかが刻まれた石がはめ込まれてる。
Los Angelsのどっかの通りに俳優と女優の名前が強いてあるのと似てるね。

このショッピングセンターは、この町で大きなもののひとつ。女の子がお買い物、って言ったらたいていこの辺に来る・・・みたい。 中にはおしゃれな店や、大きな本屋さんなんかも入ってる。
これって、きっと、日本にもあるような電気の配線なんかが入ってる箱。信号のそばによくある、日本だと灰色の箱。広告代わりに、合法でか違法でかスプレーで絵が描かれてる。 でも、どこにでもあるんだからどっかから許可が下りてるんだろうなぁ。
青い部分はこの町のシルエットだと思う。二つの塔はDom。
町のあちこちに大きなターフとその下に並ぶテーブルと椅子。どこに行っても、みんな飲んでるのはビールが圧倒的に多い。昼間でも。
たまたま通り過ぎたクリーニング屋さん。
なんでもない店なんだけど、ショウウィンドウには昔使っていたとと思われるアイロンやクリーニングの器材が置いてあって、素敵な飾りに見える。
この建物。
通りの遠くからでもよく見える。一度見たら町のいい目印になるくらい目立つ。
特別な建物なのか、大胆なデザイナーが設計したのか・・・。

一階は素敵な雰囲気のお店が入ってる。雑貨屋さん、眼鏡屋さんなどなど。
上はホテルになってるみたい。
Hotel in der Gruenen Zitadelle。インターネットで探してみたら出てた。私は中に入ってないから見てないけど、写真で見るとバスルームなんかもホテルの外見に合わせて作ってあるみたい。泊まってみるのも面白いかも・・・。
中庭。散歩をして得るだけの人も沢山いるみたいで、なんだかいい雰囲気。



この辺りは町の中心街からほんの数百メートル離れただけなのに、大きくて古そうな建物が沢山ある。ちなみに先日のブログに書いたDomはこの建物の向かい。
またありました、半球。この半球のことを知ってから、本当にオブジェが気になる。
広場の隅にあった水飲み場・・・そんな言葉だっけ?
こんな小さなものまでこってるなぁ、って思う。





Magdeburgは、いい雰囲気の建物と安っぽい建物が混在していて、どこを歩いても素敵、ってわけじゃない。でも、町のサイズも路面電車の存在も、住むのにはいい町かな、とも思う。
ちょっと住んでみた感想でした。

街角の水

Magdeburgの街角には今でも井戸水をくみ上げる公共のポンプのようなものが残っている。
ちょうど私の住んでるアパートメントの前にもこれがあって、Wolleが「おぉ~、まだこんなのが残ってるのかぁ、ここには」なんて、ちょっとうれしそうだった。
ちゃんと「飲み水ではありません」って書いてある。
標識ぐらいの高さはあるんだけど・・・もっと高いかなぁ・・・手で動かす部分は結構簡単に動く。

水を出してみると、くみ上げているせいか夏のこの季節には冷たく感じる。
Wolle曰く、車を洗ったり、庭に水遣りをする時には、こういうのがあるとありがたいそうだ。

私は知らないけど、日本にも昔はこういうのがあった??
私の記憶の一番最初の家に井戸があったのは覚えてる。すでにその頃は使ってなかったと思うけど。形だけ残ってた気がする。ポンプを動かすと錆びた水が出てくるのを記憶してる・・・。・・・でもそれって、私の本当の記憶なのか、何かと混同してるのかすらよくわからない。

でも、街中の所々にこういうのがあるってなんだかちょっぴり豊かな気分になる。
それが「水」のせいなのか「誰でも自由に使える」っていうことなのか、わかんないけど。

2009/08/19

Dom zu Magdeburg  ~Magdeburg観光~

MagdeburgのAltstadtの隅になるのかな、大学から南にいったところに通称Domといわれる大聖堂がある。
この町の観光名所のひとつになるんだと思う。

授業の帰りに足を伸ばして出かけてみた。

高い二つの塔が前面に並び、その後ろに建物が建っているような形。そして一番後ろ側にはドーム上の屋根が続く。

前面から最初に見る感じはきらびやかというよりも剛健なイメージがある。

正面入り口の数十メートル手前から見上げると、屋根の天辺が見えないほど高い。
この入り口はフェンスで閉鎖されていて使っていない様子。でも、さすが大聖堂の入り口で、凝りに凝ったデザインの玄関。
800Jahreっていうのは800年っていうこと。
この大聖堂が建てられたのは800年も前のことなんだ。日本は鎌倉時代・・・初期?その頃のお寺ってどんなだっけ?
そう想像すると日本とドイツという遠く離れた国の文化の差を感じる。
これは側面。このすぐ下に現在利用できる入り口がついている。
そして中へ。
ヨーロッパを旅行して、どんな教会でも入ったことのある人には覚えがあると思う。
形やサイズこそ違え、教会の中に一歩入るとまるで異空間に迷い込んでしまったかのような静寂と神聖さを感じる。それは私がキリスト教徒でなくても感じるんだから、教徒の人にとってはとてつもなく神聖な場所なんだと思う。
そして、広さと高さ。
山の頂上なんかに行ったときに感じるような「あぁ、なんて自分は小さいんだ。」っていうのを、建物の中で感じるなんて少し不思議だ。





教会の側面に中庭に出る扉があった。
出たところにあったのがこれ。
私が何かを特別に感じるかといえば、この像から感じるものは少ない。ただ、光の加減が故意的にかそうでないのかうまく作られているようで、どう見ても美しい。
中庭に出てみる。



中庭を囲うように回廊がぐるっと一周。中庭の反対側には今はカフェなんかが目立たないように並び、ここで小さなコンサートも開かれる様子。
この前、Stendalで教会のコンサートホールにクラッシック音楽を聴きにいったけど、こんな風に日常の中に教会に足を踏み入れる機会が時々あるみたい。

そして回廊の壁には、彫刻が並ぶ。

大聖堂の裏側から外に抜けてみる。近すぎて上手に写真が撮れないけど、塔の後ろ側にあるドーム型の屋根の部分だ。


それほど沢山の人を見かけたわけじゃないけど、やっぱり観光地のひとつなのかツアーバスが止まってる。私の見る限り、日本人と同じくらいツアー好きのドイツ人。・・・これって、もしかしたらはとバスみたいなものかなぁ・・・・。
Domのわきに大きな広場がある。木陰にはベンチもあり、ゆっくりするのには打ってつけ。
あるいは向かいにあるレストランのテラスでビール・・・?