はっはっは~、だから初心者のクラスなんてないんだね。そんなことに気づかなかったとは・・・。
夏休みのせいか構内はいつも比較的静か。とは言っても、誰もいないわけじゃないので、その人たちは一体何してるんだろう、なんても思う。
大学の正面がどこなのかは今ひとつわかんない。
この辺りの区画一体が大学、っていうだけで壁があるわけでもなし、車も自由に入れる。わが母校、市ヶ谷体育大学を思い出すに、環境面で大きな差があるような気がする。
大学の名前はOtto von Guericke Universität Magdeburgかな。Magdeburgは入らないのかな。とにかくMagdeburgの歴史を語るのには必須の人物Otto von Guerickeの名前がついてる。
大学の紹介みたいな写真を並べてるのに、これを始めにもってくるのはおかしいかな。Student Pub。夕方から開店する、学生が経営するパブが大学の構内にある。名前はBaracke。
私はいつも早いうちに授業が終わって帰ってしまうせいか、それとも夏休みのせいかいつも静か。
構内のいたるところに、こういう大きなオブジェのようなものがおいてある。
これはかの有名なマクデブルグの半球。
全くの専門外の話で、私もこれを見ても最初何のオブジェなのかわかんなかった。でも、街中のそこかしこに同じようなものが置いてあるので、何かを象徴してるんだろうと思ってたけど、まさかこんな難しい話だとは。
マクデブルクの半球についてはこちらへ。
http://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%87%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%8D%8A%E7%90%83
「マクデブルクの半球」だけだとインターネットで調べてもあんまりでてこない。
この大学の名前になってるゲーリケさんという当時マクデブルクの市長でもあり、学者でもあった人が半球を使って真空の実験をしたものらしい。・・・お粗末な知識ですみません。ゲーリケさんが生きていたのは17世紀頃の話なので、いまだに町の象徴をいうことはものすごく大物だったんだろう、と思う。
ちょうどその辺りで三十年戦争というのがあって、街の人口が3万人から5千人くらいに減ってしまった戦争の後にこの人物が出てきたのかな・・・。
こんな風にいくつか置いてある機械も私には何者なのかさっぱりわからないけど、見る人が見たら大きな発見の痕跡なのかもしれない。半球みたいに。
校舎はいくつもあるけど、壁の高い位置に化学、とか物理、とか書いてある。
最初はふ~ん、なんて思って眺めてたんだけど、どうも気がついたらこの大学は理系の大学みたいだ。
なにっっ!?
理系の大学に私が通ってる??
mmmm・・・。いくら語学のサマースクールとはいえ、理系の大学で何かを学ぶなんて想像もしてなかったぞ。
ずらっと並ぶ学科名を見てもコンピューター・サイエンスとか数学、薬学、電気・・・電子・・・?その違いもよくわかんないんだけど・・・工学などなど・・・。私とは全く縁のない言葉が並ぶ。
校舎の中。教室付近は閑散としているけれど、構内にあるいくつものカフェやビストロは常に学生たちが集まっている。
はは~。これは私たちの教室の前に貼ってあります。
最初の試験のときに全員が書かなくちゃいけなかった自己紹介カード。私はその要求のレベルの高さに驚いて、この時点で「何かおかしい」って感じた。でも、手遅れ。
20分くらいの間に3種類の作文をドイツ語でする、なんていうのが試験だったら、私に合うレベルのクラスがないことは明らかだよねぇ・・。
でもみんなしっかり書き込んでた。
ざざっと撮ってみた写真でした。
私自身のカメラが壊れたので先週末Wolleのを持ってきて使ってる。
毎日授業が終わった後に結構時間があるので、ちょっとは出かけることにしようかな。
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