2010/07/16

映画「Good Bye Lenin」

ここのフラットのテレビはぜ~んぶドイツ語。
で、もってWolleは常にテレビをつけている人だから、お茶なんか飲んでるときには常にドイツ語を聞いてることになる。

で、寝る前にはたいてい映画を見てる。それももちろんドイツ語吹き替え。
初めてここに来たころは、知ってる映画でも、ドイツ語だって言うだけで見る気にもならなかった。それでも毎日見ていると慣れるもの。だんだん意味のわからない映画を「眺めている」ことに違和感を感じなくなった。

最近はドイツ語、少しは聞こえるようにもなってきたので、それなりに「映画を見る」って気分になってきた。

数日前、前から見てみたかった映画が放映されてた。
「Good Bye Lenin」
2003年くらいの映画で、ベルリンの壁が崩壊するころの話。
旧東ドイツ側の青年とその家族と、ベルリンの壁の崩壊の時期をストーリーにしてる。

一言で言うと、久しぶりにすごくいい映画だった。
映画全体にあったかい気持ちがあふれているのに、それを少しコミカルに描いている。
ドイツの事情の細かい部分の説明がないと少しわかりにくいところもあるけど、そこはWolleが少し説明してくれた。
ちょっと笑って、ちょっと感動して、ちょっと驚いて、見ごたえのある映画だった。

こういう映画って、見る人によってまったく違った見方をするんだと思う。
私とWolleは一緒に見ながら反応がまったく違ってたし。
弟が見たことあるって言ってたけど、悪くなかったみたい。

こういうのを見ると、もっとドイツ語わかるようになりたいなぁ、と思う。

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