久しぶりにフランス語の映画を見ました。
今劇場で上映中の「神々と男たち」。劇場に行ってから選んだ映画で、内容もキャストも全く知らないで見た。
こんなことを言ってはいけない気もするんだけど、「まだ見てない洋画」を選んだことになる。しかも、ポスターもちゃんと読まずに・・・。
そんな状態で始まった映画。
まず最初に「あれ・・・これ、フランス語じゃん。」
次に「あれ・・・でもこれ、フランスじゃないじゃん。」
まず雰囲気からして、アルジェリアかナイジェリアだろうと思いながら見てました。興味のある方へ・・・これはアルジェリアの話です。しかも実話でした。
何の期待も持たずに見たのがよかったのか、私にとってはかなり高得点の出る作品でした。それもそのはずで、後から確認したら、フランスで大絶賛の、しかもそこかしこの賞を総なめ。
一人一人の役者が物凄くよかった。年配の男優がほとんどのせいかもしれないけれど、どの人も、顔だけでこれだけ演技というのは出来るものなんだなぁ、と感心するほど。苦悩も喜びも瞳だけで表せるんですねぇ。
ただ、やはりちょっと残念なのは、宗教というものについて、私がそれほど理解していないというところ。もしもそれを解する心があればもっといい作品に感じることが出来るのかもしれない。
BGMをそれほど使わずに、聖歌をうまく使ってあります。私は教会で聞くこういう歌が比較的好きなので、いやな印象は受けませんでした。きっとここは好き嫌いがあるはず。
でも、そう私が感じていても、二つとなりに座っていたおじさんからは鼾が聞こえていたので、本当にさまざまなんだと思う。
ジャンルを問わずに映画を沢山見ている人にはおススメできます。
公式サイトを載せておきます。
神々と男たち 公式サイト
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