2010/01/21

水中の写真

アニメーション映画Finding Nemo以来、人気のあるカクレクマノミ。
いやいや、映画以前から泳ぎ方がかわいいせいで人気があったんだけど、今やカクレクマノミ、あるいは英名でCrownfishって、ちゃんと呼ぶ人はほとんどいないほど。
でも、あの映画の後、水中のカクレクマノミの数はぐんと減った・・・なぜなのか考えたくないけど・・・。
シャッターを押した瞬間にこっちを向いているっていう写真も難しいけど、その瞬間に背を向けて写ってるっていうのもちょっと笑う。大抵はイソギンチャクしか写ってないから。
ピピ島の朝。
ダイビングに行くときには、朝このビーチの映像を入れることにしてる。青い空と椰子の木とロングテールボート、そしてビーチ。
まだ眠くても、気持ちいい。


毎度毎度、機嫌の悪そうなサツマカサゴ。
でも見つけにくいもののひとつだから、ダイバーはハッピー。
何の色もないように見えるけど、横に出しているヒレの裏側は、目の覚めるような赤とオレンジ、黄色と黒の模様が入ってる。
水中で美しいものと醜いものには毒がある、っていうのがまさに当てはなる生物のひとつ。


下の写真の子。
最近ビダに頻繁に現れるようになった若いトラフザメ。
まだ本の1メートルちょっとしかない。きっと、模様も子供の模様から大人の模様に変わったばっかりなはず。彼らは子供の頃、シマウマのような模様をしてる。大人になると豹がらに・・・。だから、本によっては英名でLeopard sharkと言ったりZebra sharkと言ったりする。
本名はどっちなんでしょうね、一体。


ビデオばっかりじゃなくてもっと写真も撮りたいんだけど、どうも、ビデオに集中してて写真のことは時々しか思い出さない。まぁ、それが仕事なんだから仕方ないけど。

下のカメはもう何年もこの辺りにいる。
この日は珍しいところに寝てたので映像を撮りに寄っていったら起こしてしまったみたい。
水面に出て、呼吸をしに行ってしまいました。
でも、カメが水面に向かっていくときの写真や映像はきれいなんだよね。
でも、起こしちゃってゴメン。 最近、シーズンのせいかコショウダイの赤ちゃんをよく見かけるようになった。
この子はすでに数センチの大きさになってる。
コショウダイの赤ちゃんがどうして人気かっていうと、泳ぎ方がかわいいから。体全体をクネクネと、でも必死に動かして泳ぐ。クネクネ泳ぐからちゃんと進んではいない。まるで踊ってるかのような泳ぎ方。
ビダ・ノックにいる子は、まだ1センチ弱くらいで、映像も写真も撮るのはちょっと難しい。でも、本当はマクロで上手に写真を撮ったりすると、小さいこの方がかわいい泳ぎ方をしてる。
大人になったら、妙に大きな唇の魚になるんだけどねぇ。
ここのところ、モスキートのリバボート、Excaliburがピピにいる。
普段ローカルのトリップに出てるNauthicaよりも10Mくらい長い。そのせいで、とてもすっきりして見えて、英語で船のことを女性の代名詞「she」で表現するのがすごくぴったりする。

明日はこのExculiburでスペシャルトリップのKoh Haaに出かける。
ビデオを持ってKoh haaにいくのは初めてなので、楽しみ楽しみ。

写真も忘れないように撮ってこなくちゃね。

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