今日ドイツ語の授業で、何かのおりに突然先生が「8月6日は長崎の原爆の日だよね」って、質問してきた。
突然だったこともあって、私は・・・いや、9日・・・あれ・・・?広島が先じゃなかったけ・・・とか、何とかあいまいな答えをしてしまった。
教室で日本人は私だけだから、ほかのクラスメイトに相談するわけにも行かず、なんだかもやもやしてうちに帰った。
宿題も落ち着いて、インターネットで原爆について調べてみる。もちろんごく基本的なこと。
でも、そんな基本的な質問について私は答えられなかったのだ。
ドイツでは、第二次世界大戦の歴史をまだひとりひとりが背負っているように見えることもある。そういう姿勢が見えるとき「この人たちは強い。」と感嘆する。
それは、公の場で片手を挙げることすら禁じている国の責任感の強さだと思うし、どういう風にかはわからないけれどそれを未だに伝え続けている教育環境のおかげでもあると思う。あるいは、「負の遺産」としてしっかり形に残っているからだろうか。
私にありのままの従軍慰安婦の説明ができるだろうか。アメリカの若い人に日本人が感じるままの原爆の説明ができるだろうか。
でもせめて、誰かに聞かれたときに、ヒロシマ・ナガサキの概要だけでも説明できるようにしておきたい思う。
なんて、いまさら、結構恥ずかしい話だよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿