2012/07/31

Kleider Box

ドイツの町のところどころに緑色の大きな箱が置かれてる。
ポストのように中にものを投げ込む口がついてる。

これ、Kleider Boxという。
Kleiderというのは服全般のこと。
中に投げ込むのは服だ。

どんな服を投げ込むのかというと、古くなって着なくなった服。
自分でも周りの人ももう着ないけど、まだ吹くとして機能しそうなものを投げ入れる。
そして、その服は貧しい人々のところへ運ばれる。

貧しい人といって、どこに送られるのか具体的には知らないけれど、おそらくアフリカ辺り。


だいぶ前になるけど、東京の一人暮らししていた部屋から出るときに、Tシャツやらなんやら結構捨てた気がする。
たくさんあったし、別にまだ切ることが可能なものもいっぱいあったけど、いったいどこへ持っていけば有効活用できるのかわからず、結局は捨てた。

日本で、こういういらないものを処分したいとき、もしも何かに役立てたくてもたくさんの手続きを踏まなくてはいけなかったり、遠くまで自ら運んでいかなければならなかったり。
結局一番手っ取り早い「捨てる」という方法を取りがちな気がする。

街角にこんな箱があったら、焼却場に行く代わりに何かに役に立つ服もたくさんあるかもしれない。

教室で折り紙

今日の授業中。
みんなで折り紙の真似事をした。

数日前に、先生が「Yasko日本人だから折り紙折れる?」って聞いたので、あんまり上手じゃないけど、簡単なのだったら、なんて答えておいた。
実際に、小さなころにはよく折り紙で遊んだ気がするけど、今どれくらい覚えているのかといったら、姪のほうがよほど上手なほどにしか折れない。

そうしたら今日、先生が紙ナプキンを持ってきて「みんなでひとつ折りましょう」だって。

なに~?
今すぐなんてつるくらいしか折れないよ。
しかも、授業中に、ってことはみんなに折り方を説明しなくちゃいけないんじゃん。

でもなんだか盛り上がっちゃったので、仕方なくみんなで折ることに・・・。

折り紙の折り方を説明するのに必要な単語が私には足りないので「見て、見て。こうやって・・・反対側もこうやって・・・。」なんていう身振り手振りの説明。

大体紙ナプキンで折ろうというのが難しくなる原因で、しかもみんなそんなことをするのははじめて。
机と机の間を行ったりきたりして、どうにかみんなの机に鶴らしきものが並んだ。

説明しながら一人ひとりの折っているものを見てると、性格と国籍の特徴がうかがえる。

私が折ったのを見てすぐに同じように折れる人、私が手を貸さなければならない人、同じようにおっているつもりでぜんぜん違う形に折っている人。

さらに折り方がきっちりしている人、角や直線が完全にずれる人。

もちろんこれは子供のころに習っていないせいで、折り紙というもの自体がよくわかっていないからだけど、その分性格が出ているんじゃないかと思う。


私が見た限り、ロシア系の人は比較的きっちり折ってる。
あと授業中の成績がいい人も。ははは、これは性格でしょう。
ベトナム人の二人は一見一生懸命折っているようだったけど、半分聞いてない。
アフリカ系のクラスメイト・・・ごめん、どこの出身か知らないや、ママドゥ・・・は、手を貸したにもかかわらず、出来上がったつるはどう見てもつるに見えないぼわん、としたものだった。

ロシア人のおじさんは、折り紙が終わって授業に入っても、まだ他の紙で同じものを折ってた・・・。

中東系のクラスメイトたちが一番平均的だったかな。


性格が出るのはもちろんだけど、国籍ごとで大体同じように折るっていうのは偶然?

「小さなころから日本人はこんなことしてるの?」っていう質問。
そうです、そうです。少なくとも私が小さなときには。
今でもそうなのかな?うちの姪はよく折り紙で遊んでるけど。

でも、小さなころからこんなことしてるから、日本人は比較的細かい作業が得意だし、そういう作業がきっちりしてるんじゃないかな。


ところで。
その日うちに帰って授業の復習をしてると。
その日に新しく始まった章で「曲がる」とか「折り曲げる」とかいう意味の単語が出てきた。

あ、先生、私にこの単語を使わせたかった・・・・?

最初に言ってくれればよかったのに~。

どうして急に折り紙なのかなぁ、って思ってたらこんなことでした。
予習してなくてごめんなさい、先生。
語学は復習が命って聞くから、私予習しないんです。

先生も新しい章の導入を、生徒が興味を持つように考えてそうしたんだろうに、私は全く意を解しませんでした。

たぶん他のみんなも、テストの後の息抜きくらいに思ったんじゃないかなぁ。

2012/07/26

やわらかチャーシュー

柔らかいチャーシューができました。
スープにつけて、表面を焼いて、煮込むこと4時間。
1kgのお肉の塊があっという間に一回り小さくなった。

冷やしてる間に、すでにWolleがキッチンをうろうろし始めてる。ちょっと目を放した隙に端っこがつままれてる。
どうせつまんじゃったんだから、と思って私もちょこっと隅っこをつついてみたら、オイシイ!

しっかり冷やして、味を含ませて、今日の夕食です。


作り方
材料:
豚の肩ロース(塊)
鶏がらスープ・・・お肉の大きさとスープの量によって適宜
しょうゆ・・・カップ1
こしょう・・・黒こしょうを丸いまま10粒ほど
ビール・・・1/2カップ
ねぎ・・・他の料理で余った端っこの部分
野菜・・・にんじん等の他の料理で余った部分
たまねぎ・・・小1 薄切り
はちみつ・・・大1 好みで適宜
しょうが・・・スライスを数枚
にんにく・・・1片 つぶして

①お肉以外の材料を混ぜる。好みで蜂蜜などの量は変える。
②肩ロースをタコ糸できつく巻く。
③①に②をつける。1時間ほど。
④③をごま油少々でフライパンで焼く。全体に焼き色をつける。
⑤④を①に入れ、お肉が隠れるくらいまで水を足す。
⑥⑤が沸騰したら、弱火にし4時間ほど煮る。お肉が常にスープに漬かっているように時々水を足す。
※お鍋のふたはしない。
⑦竹串を指して柔らかくなっていたら、火を止め、味がしみるように冷やす。(熱いままだと切るときに崩れます)

スープを煮詰めてかけてもいいし、マスタードでもおいしい。
薄切りにしてもいいけど、きっとここでは厚めに切って食べることになると思う。

時間は多少かかるけど、これだけおいしければ納得。
パーティの料理にもいいかも。



お肉屋さん

ドイツではお肉をよく食べることは知られていると思う。
ドイツをイメージするものの中に、必ずソーセージ/ウィンナーが入っているし。まぁ、その後に必ずビールもついてくるけど。

もちろんお肉の値段も安い。

ただ、私にとって困るのは、日本食を作るような薄切りのお肉は売ってないということ。半冷凍にして自分で切ったりでもしなければ、お肉は当然大きな塊。

スーパーマーケットにパックに入ったお肉も売ってるけど、私はいつもお肉の専門店で買う。
そのほうがなんとなくおいしそうだから、っていう理由。
ドイツにいるようになって初めのうちは、どのお肉がどの部位なのかわからず、ショーケースの前で時間がかかった。
最近は少し話ができるようになったから、こういう料理をしたいんだけど、どのお肉がいい?なんて、店員さんに聞いたりできる。
しかも部位の名前なんかも教えてくれる。
スーパーマーケットのパックじゃ、答えは返ってこないから、私にとってお肉屋さんにいくことは楽しいこと。

で、お肉を買うときには「何グラムこれをちょうだい」ってお願いをする。
ステーキくらいの厚さなら、頼めばそこで切ってくれる。
あるいは、いつも行くお肉屋さんで、私が全くドイツ語を話さないころから通っているところのお姉さんたちは「うすく、うす~~~くして。」なんていう、ドイツ人からはありえないようなリクエストにもできるだけ答えてくれる。
とはいっても、日本の薄めのステーキくらいにしかならないけどね。

豚から取ったままの形でショーケースに入っていて、目の前でそれを切ってくれる。
お姉さんたちが大体の目安で切るから、例えば500gって頼んでも、もちろん前後はする。

ただ、100gちょうだい、なんていうと「え?100gってこんなに小さいけどいいの?」なんて切る前に大きさも見せてくれたりする。
そうよね。
お肉をメインに食べている人たちが家族・・・って言っても二人だけど・・・で100gだけ、っていうのは不思議なことに聞こえるんだと思う。

今日は首の部分・・・日本の言い方だと肩ロースなのかなぁ・・・を1kg買ってきた。
これで600円弱。
びっくりするくらい安いでしょう?

ちなみにドイツのお肉屋さんは一般には豚肉しか売ってない。
時々牛肉がおいてあることもあるし、大きなお店に行けば牛肉もある。
でも、基本的には豚。

生のお肉だけじゃなくて、ハムやベーコン、燻製、とあらゆる種類のお肉が並んでる。
お肉の好きな私は見てるだけでもちょっとうれしい。

今日のお肉。
今キッチンのお鍋の中でことことしてます。

Petri Heil

先日の釣りのトーナメントでもらったトロフィー。
去年まではトロフィーの上の部分に釣りをしている人の絵が彫られていたんだけど、今年はデザインが変わったみたい。

単語が二つ。
Petri Heil
って彫られてる。

最初に見たときに勝手に誰かの名前だと思った。実際にPetriっていう名前の知り合いがいるし。Heilだってドイツ人の名前みたいじゃない。

勝手にそう思い込んで意味を聞くことすらしなかった。
今考えると知らない人の名前が彫ってあるトロフィーなんて聞いたことないけど。

何かのタイミングでWolleが意味を教えてくれた。
釣りに関して賞賛する言葉だそうだ。
Well doneとかよくがんばりました、とかそんな意味かな。
でも、釣りに関してだけっていうのが、なんだかちょっと特別な気がして、すごく素敵な言葉を知ったような気分。

毎年プーケットでもドイツでもトーナメントがあるから、使えそうだなぁ。
というか、使ってみたいなぁ。

2012/07/23

11ヶ月ぶりの授業

去年8月までしかいけなかったドイツ語の授業。
11ヶ月ぶりに通いだした。

最初に学校に顔を出した日には「責任者がホリデーに出てるから、30日以降にまた来てください」だって。

2週間も先に伸びることになるなんて、と、知ってるはずの先生に直接話をしてみることに。
翌日休憩時間を狙って話しに行ってみると、先生もその時点でイエス・ノーが言えないらしい。でも、去年も参加してるし、他の先生と話してみるわ。明日また同じ時間に来てくれる?
とのことで、翌日に再度学校へ。

3日目にしてやっと授業に出られた。
結局は先生が責任を持ってくれて、責任者の人が帰ってくるまで授業に出ていい、って。
2週間後から学校が夏休みに入るから、今リフレッシュもかねて2週間学校へ行っておかないと、8月中旬まで授業に出られないところだった。

さて、11ヶ月ぶりの授業。
今クラスで習っているところは、去年も習った内容。

でもこういうのって何度習っても新しくわからないところが出てくるもの。
しかも、文法事項やテキストが複雑になってくる箇所だから、なおさら。


教室に入る前に先生がこっそり耳打ちする。
「今度のクラス、メンバーがすごくいいわよ。」
とのこと。
どういう意味なのかすぐにわかった。
自己紹介をすると、質問がでるでる。
質問が出るということは、私の話したことがわかる、ということで、さらにそれに対してリアクションしているわけだから、ドイツ語の会話レベルは文法レベルよりかなり高いということ。しかも生徒がモチベーションを持っている、ということ。

コースを取る前に、コースのレベルや内容は大体選べる。でも、クラスメートというのは選べるものじゃない。
確かに授業を受けていても、今までで一番スムーズに進んでいると思う。

授業内容の会話からわかったこと。
国籍がばらけていること、年齢が20代後半から30代が中心だということ、そして、自国ですでにそれなりの教育を受けていること。
お医者さんが2人、先生が3人、看護師さん1人などなど、このコースが終わっても学校に行くためのドイツ語を勉強し続ける人たちばかり。
授業内容に対する質問も的を得てる。


最近やっとドイツ語が耳に慣れてきたのか、去年までの授業よりもわかりやすい。・・・もちろん復習の状態だから、っていうせいもあるけど。

でも、学校が始まってから毎日すごく眠い。
早起きをしているせいだけじゃなくて、午前中だけでも脳みそをフルに回転させているからかも。
とにかく宿題が終わるころになると、猛烈に眠くなる。


今年は10月に試験を受ける。
この試験をパスしてしまえば、一応ドイツに長期滞在できる可能性が増える。
試験のためだけじゃないけど、がんばろ。
話ができればできるほど、ここにいて楽になるから。

Paarangeln am Arendsee 2012

今年も参加してきました。 Arendseeのカップルフィッシングトーナメント。
私のパートナーはOlli。

ずっと天気が悪い状態が続いていたので、そこが一番心配だったけど、どうにか雨は降りませんでした。
でも、日が差したり、翳ったり、 しかも水辺なので風が強くて、つめた~い。

毎年のことですが、私たちが到着したときにはOlliは二日酔いで寝てたけど、2時スタート。時間制限は3時間後の5時まで。

寒いので、私の腰にはカイロが入ってます。さらに椅子には分厚いクッションが。

Olliはこの日のために1週間決まった時間帯にえさを撒いていたとか・・・。彼の家の庭は水辺まで続いていて、ここは彼の個人の釣り場です。


なんだか今年は、数よりも大きさがいい感じで釣れました。

でも、数もポイントのうちになるので、小さな魚も大事に釣り上げなくちゃいけない。


数はそれほどでもないけど、重さはそこそこあります。


さて表彰式。
結果はまたしても3位でした。

2位との差はたったの60g。
私が釣り上げたのに滑って落としちゃった魚があれば2位だったってこと・・・。

でも、まぁ、トロフィーはトロフィーだってことで。
受け取ればうれしいものです。


水辺のサンセットはいつもきれい。

ここは特に、いつも風は強いけど、晴れていることが多いので毎回シルエットがとても鮮やかに浮かぶ。
今日はあまり活躍してないWolle。


この日私はいつになく疲れて眠たくて、他のみんながバーへ移動するときに帰りました。

このトーナメントに顔を出すようになってから4年目。
そろそろ毎回見知った顔も増えてきて、楽しみな日です。

2012/07/14

寒いよ~!

ドイツに移動してから数日。
最初の日は寒いようなよくわからない状態だった。

それが今朝起きたら。
寒いのなんのって。

昨日の夜も少し冷え込んでたから、しっかり布団をかけて寝たんだけど、朝はもう布団から出るのがイヤだった。

朝から雨で太陽が出なかったせいもある。
でも、この時期に暖房を入れることになるとは思わなかった。

ここ数年夏はドイツにいるけど、今日みたいに寒いのはおそらく初めて。

いつでも暖房が入るようになっているなんて知らなかったから、午前中部屋の中だというのにフリースのベストを着てた。
室温は20度以上あるのに、どうしてこんなに寒いの。

お昼になってWolleが帰ってきて「寒いだろう。暖房入れようか。」って言ってくれるまで、丸々と着込んでた。

窓を閉めて暖房を一箇所入れたらかなり暖かくなったけど、この時期にこれだけ寒いということは今年は冷夏なんだろうなぁ。

これから3ヶ月が思いやられます・・・。

2012/07/11

エアベルリン フライトサービス

今回プーケットからドイツに行くのにエアベルリンを使った。
エアベルリンを使うのは今回が初めて。
プーケットからの片道のチケットを取るのに、他の会社だと取りにくいのが、エアベルリンでは簡単の取れる。

今回は、プーケット~アブ・ダビ間。アブ・ダビ~ベルリン間の乗り継ぎ。
時間はともにおよそ6時間半。
エアベルリンは、ワンワールドに加盟しているため、今回は両区間ともEtihad航空とコンバイン。Etihadの飛行機なら座席にスクリーンついてるかなぁ、なんて思っていたら、エアベルリンの飛行機でした。
機種はA330。
座席が一列に2席、4席、2席のゆったりしたシートのエアバス。今回は乗客が60%くらいしかいなかったので、隣の席も使って結構ゆったり。
ボーイングよりも席の幅が広く作られているので、私にはそれほど変わらないけど、体の大きな人にはやっぱりエアバスがいいのかもなぁ、なんて思う。特に長時間のフライト。
ちなみにWolleは狭いからといってボーイングは嫌いです。

しかもちょっとうれしいことに、座席の肘掛が全部上がる。通路側まで。
横になるにも、座席を立つにも何かと便利だった。



サービスに関して。
私にとって、大事なのは各シートにスクリーンがついているかどうか。
長時間のフライトで、映画もなし、というのはつらいものがある。で、今回は、というと、ありませんでした~。
昔の機種のように、天井からところどころにスクリーンが下がってるんだけど、遠くて見えない。しかも、イヤフォンを頼んだら「ないかもしれないけど、あったら持ってきます。」だって。
結局はあったんだけど、それって、見にくいけど、せっかく流してる映画を乗客に見せるつもりはない、ということかなぁ。

ただし、食事は結構おいしかった。
どちらのフライトの食事もおいしかったということは、区間に関係なく悪くないんだと思う。
ドリンクのサービスも意外だった。
フライト時間が夜中だったためか、ちょうどフライトの半分くらいのところで、ペットボトルに入った水が起きてる人全員に配られた。
これは、もしかしたらドリンクをもらいに行く乗客の相手をするのを減らすための横着なのかもしれないけど、カップに入った水を手元においておく不安感を考えると、とてもありがたい。
食事のときのアルコールはもちろんフリーです。


そのほか、搭乗前に入り口で新聞が置いてあるところに、各種雑誌も用意されてた。
ただし雑誌はドイツ語とアラビア語。ただ、これはフライト区間のせいだと思う。
でも、経済誌から、ファッション誌まで。


フライトの遅れは両区間とも少々。
ただ、実際のフライト時間と予定時間にずれがあり、予定時刻よりも早めに到着。

フライトが真夜中から朝方にかけての時間帯だったせいか、アブ・ダビ~ベルリン間はコンフォートキットが配られた。
中身は靴下、耳栓、アイマスク、歯磨きセット。
いつもなら私にとって靴下はありがたいんだけど、今回のフライト、というか、最近のフライトは、夜中に飛ぶときはエアコンが比較的弱めになってるみたい。
寒がりの私がブランケットをほぼ使わない状態。


さて。
総合的に見ると、チケットの値段の割りに比較的快適なフライトだったように思う。
あ、個別のスクリーンがないことを除いて。

私にとっては片道チケットが買えるというのは大きな魅力。

ただし。
エアベルリンは日本には就航してない。
就航経路を見てみたら、アジアにはタイまでしか行ってない。でも、ヨーロッパ各地にはたくさん飛んでるから、ヨーロッパにいるときには便利かも。


興味のある人はこちらへ。

エアベルリン Wikipedia


ピピ島でホリデー

あっという間にピピ島での1ヶ月が過ぎてしまった。
例年になく、6月にピピ島に戻った。
名目はホリデー。

2ヶ月ぶりに島に戻ったときに「今回はホリデーだ。」って会う人会う人に行って歩き、最初に何件かの仕事を断ったせいか、その後仕事の話はほとんど来なかった。
いづれにしてもビデオのハウジングが修理から戻ってきてないから、半分しか仕事にはならないし。

前まで住んでいたバンガローが私たちがいない間につぶれてしまったので、今回から新しいバンガローへ引っ越した。まぁ、新しいバンガローって言っても築年数は前に済んでいたバンガローと同じ。
同じリゾート内で位置が少々変わっただけ。
私より2日前に島に入っていたWolleが荷物を全部移動させてくれていた。

鍵を新しくする。
雨漏りしそうなところを探す。
バルコニーに痛んでる床部分を修理する。
家具を配置しなおす。
バンガローと一緒につぶれてなくなってしまったキッチン用品をそろえる。

バンガローの位置が変わっただけの引越しでもずいぶんとすることがある。
ラッキーだったのははじめの丸々2週間がギラギラに晴れていたこと。


今回のホリデーの一番の目的は、やっぱりダイビング。
とは言っても、私のファンダイブではない。
夏しかホリデーを取れないWolleの友人家族がピピ島に2週間来た。その家族の12歳の長男がオープンウォーターコースを取りたいという。
前々から、私とコースを取りたいような話はしていたんだけど、私が彼らに合わせてわざわざピピ島に行くわけにも行かないので「無理だね~」なんて言ってた。
ところが今回できることになった。

これは12歳のフレディリッヒにはとてもうれしいことだったみたい。・・・12歳っていうと子供に聞こえるけど、背丈は184cmという12歳だけど・・・。
彼らが到着すると、天気がいいうちに、ってことですぐにコースを取った。


このホリデーの最後丸々1週間は雨。
雨季とはいえすごい勢いの風と断続的なスコール。そのスコールも一般に言う5分や10分じゃない。1時間も2時間も激しい雨が降り続く。
まぁ、よくとれば雨漏りする箇所を確認できたわけだけど・・・。


結果。
ピピ島に1ヶ月だけいるというのは中途半端でした。
荷物を広げるだけ広げて、少し使っただけでしまう、という、なんとなく効率の悪いことになった。
しかもはじめのうちに「1ヶ月あるじゃん。」なんて気楽に構えて、ゴロゴロしていたので1ヶ月はびっくりする程の勢いで駆け抜けていった。


さてこれから3ヶ月はドイツ。
ピピ島から出るときに「お、これからドイツでホリデーか?」なんてからかわれたけど、いやいや。
ドイツではお勉強です。

ドイツ到着 2012

昨日の午前中にドイツに到着。
例年とは違って、日本とドイツの間にピピ島に行っていたので、フライトがいつもとは違った。

今回、ピピ島を出て、一泊もせずにドイツまで。
先月日本からピピ島に移動したときもそうだったけど、これって、結構疲れる。
午後2時半のフェリーで島を出て、8時半にプーケットを出た。6時間半後にアブダビ、そこで2時間半待って、また6時間のフライトでベルリンへ。そこから、電車の駅へ移動して1時間弱のところまで。

丸々24時間かかったことになる。
一緒に島を出てプーケットまではWolleが一緒にいたけど、そこからは一人。
片道のチケットを取れる航空会社が少ないせいだ。

しかも私はベルリン行き。Wolleはフランクフルト行き。
しかも私のほうが先に家に到着する。

両親がうちにいるから鍵はなくても大丈夫だよ、って言うので、電話もせずに帰ってみると。
誰もいない。

隠し場所から出してきた鍵も、私のいない間に何かシステムが変わったのかドアは開かない。

仕方ないから庭でぶらぶらしながら待つこと30分。
買い物から帰ってきた両親は、「ごめんね~。」「鍵、同じところにあったのよ~。」「こんなに早くつくと思わなかったわ~。」等々、びっくりした様子。

しかもWolleがいなくて私一人だったことに、もっと驚いたみたい。


いつでもそうだけど、気温差があるところへ移動すると、最初の日は気温をちゃんと体が感じ取ってくれない。
それほど寒くないじゃん、なんて思っていたら、やっぱり夕方には日が落ちる前から寒くなってきた。
気温は室内で25度以上ある。どうしてこれで寒くかんじるんでしょう。日が出てるときは大丈夫なんだけどなぁ。
体温調節がちゃんとできるようになるまで少し時間がかかるのはいつものことだけど。

さて、洗濯して、掃除して。
これから3ヶ月楽しみ、楽しみ。

2012/07/06

6月のピピ島

ピピ島が一年の間に一番静かなのは6月。

天気がいいかどうかはその年による。ちなみに去年は6月は1ヶ月丸々晴れだったそうだ。
今年は、中旬から2週間ほど上天気が続いて、その後は大風と、断続的な大雨。

私は仕事もないのをいいことに、バンガローにこもりっぱなし。

出かけていった先で雨ならいいけど、歩いてる途中に大雨はうれしくない。


バンガローのバルコニーにも雨が盛大に降りこんでくる。
バルコニーに置いてある椅子なんかは突風で時々吹っ飛ばされてる。

もうおとといから、普段はバルコニーにあるキッチンのガステーブルとボトルを部屋の中に入れてしまった。
雨が降っていなくても、風で火が消えてしまって料理にならないから。

今回はあと数日で島を出る。
その前までにまたお天気が戻らないかなぁ。