2012/07/26

お肉屋さん

ドイツではお肉をよく食べることは知られていると思う。
ドイツをイメージするものの中に、必ずソーセージ/ウィンナーが入っているし。まぁ、その後に必ずビールもついてくるけど。

もちろんお肉の値段も安い。

ただ、私にとって困るのは、日本食を作るような薄切りのお肉は売ってないということ。半冷凍にして自分で切ったりでもしなければ、お肉は当然大きな塊。

スーパーマーケットにパックに入ったお肉も売ってるけど、私はいつもお肉の専門店で買う。
そのほうがなんとなくおいしそうだから、っていう理由。
ドイツにいるようになって初めのうちは、どのお肉がどの部位なのかわからず、ショーケースの前で時間がかかった。
最近は少し話ができるようになったから、こういう料理をしたいんだけど、どのお肉がいい?なんて、店員さんに聞いたりできる。
しかも部位の名前なんかも教えてくれる。
スーパーマーケットのパックじゃ、答えは返ってこないから、私にとってお肉屋さんにいくことは楽しいこと。

で、お肉を買うときには「何グラムこれをちょうだい」ってお願いをする。
ステーキくらいの厚さなら、頼めばそこで切ってくれる。
あるいは、いつも行くお肉屋さんで、私が全くドイツ語を話さないころから通っているところのお姉さんたちは「うすく、うす~~~くして。」なんていう、ドイツ人からはありえないようなリクエストにもできるだけ答えてくれる。
とはいっても、日本の薄めのステーキくらいにしかならないけどね。

豚から取ったままの形でショーケースに入っていて、目の前でそれを切ってくれる。
お姉さんたちが大体の目安で切るから、例えば500gって頼んでも、もちろん前後はする。

ただ、100gちょうだい、なんていうと「え?100gってこんなに小さいけどいいの?」なんて切る前に大きさも見せてくれたりする。
そうよね。
お肉をメインに食べている人たちが家族・・・って言っても二人だけど・・・で100gだけ、っていうのは不思議なことに聞こえるんだと思う。

今日は首の部分・・・日本の言い方だと肩ロースなのかなぁ・・・を1kg買ってきた。
これで600円弱。
びっくりするくらい安いでしょう?

ちなみにドイツのお肉屋さんは一般には豚肉しか売ってない。
時々牛肉がおいてあることもあるし、大きなお店に行けば牛肉もある。
でも、基本的には豚。

生のお肉だけじゃなくて、ハムやベーコン、燻製、とあらゆる種類のお肉が並んでる。
お肉の好きな私は見てるだけでもちょっとうれしい。

今日のお肉。
今キッチンのお鍋の中でことことしてます。

0 件のコメント: