2009/06/23

二人旅 ~Norway Lofoten Islands~

坂を上りきったところで、トンネルを抜けて、何度二人して歓声をあげたことだろう。

遠くに見える山までの視界がとてつもなく広く感じる。
車で走る道の両端にはタンポポが続いてる。遠くの山には雪渓が光ってる。少しあけた窓から入ってくる風はピリッと冷たい。

久しぶりのキャンプトリップ。車に必要なものを乗せて、10日間ノルウェーを走った。・・・私は運転してないけど・・・。いや、これが、助手席にじっと座ってるのも大変なのよ。眠くなるし、動けないし・・・。
っと、そんなことじゃなくて。
出発はドイツ、Stendal。ノルウェー中北部のLofoten Islands(ロフォーテン諸島)まで行って帰ってきた。


ノルウェーは物価が高いことで有名。世界一ともいわれる。今ノルウェーでWolleの幼馴染が働いている。彼がいるのはOsloだけど、その国に詳しい人から情報をもらえば比較的安く旅行できるんじゃないかというのが魂胆。
確かに、Osloで行き返りは泊まらせてもらったし、どんな名前のスーパーマーケットが新鮮なものが多いのか、なんていう情報も、地元に暮らしていなくちゃわかんない。
最近は1€=9Krone。
沢山使うであろうガソリンは日本と同じくらいの値段だった。ということは、ノルウェーの人にとっては他のものと比べるとガソリンは安いことになる。さすがは油田の国。

車で走る以上交通も気になる。
自然が多くて、キャラバンなんかで旅行している人も沢山。でも、北に向かうルートE6はそれほど道幅があるわけでもなく、トンネルは暗いし、脇で見ていても走りやすそうな道じゃなかった。
ただ、速度規制が極端に厳しいらしいので、みんなゆっくり走っていて、すれ違うのが怖いということはない。
E6を走っていて、民家のある村の周辺は60km/h。村の中は50km/h。ほかは70km/hかな。しかも、スピード違反で捕まった友達曰く「7キロオーバーで500€」だったそうで、そんなに取られちゃうんじゃ怖くてスピードが出せない。しかも頻繁に道路わきにカメラがついてる。

まぁ、それだけ罰金を取られることになるなら、スピードを出さないほうがましだと思うのは誰でも一緒なんだろう。全体にゆっくりだけど、たまには勢いよく追い抜いていく車もある。日本も罰金が上がってから飲酒運転が減ったみたいだけど、それと一緒で罰金の金額が上がれば、自然全体的に交通安全な国になる。
土日はトラックがなくて走りやすいし、夜中になると外の明るさは変わらないのに、車の数は減るので走りやすい。

時々はElk・・・辞書で調べたところ、日本語でオオジカ、あるいはヘラジカ・・・という大型の鹿が出てくるみたいで、Elk注意の標識もある。これはトナカイのだけど。
聞くところによると、ノルウェーよりもスウェーデンのほうがElkを頻繁に見るらしい。そして、Volvoがあれほど頑丈にできているのはElk対策だとか・・・?本当かな?オーストラリアのカンガルーバンパーみたいなもの?

そしてどこに行っても忘れちゃいけないのが食べもの~。
ノルウェーって行ったらやっぱりサーモンだよね。しかも鮭のように塩じゃなくて、スモークサーモン!!私の好物のひとつですね。
海辺に行って、一番新鮮な魚を手に入れるには、直接漁港へ行ってしまうのが一番。・・・なんだけど、スモークサーモンとなれば漁港ではなく、きっとスーパーマーケットでしょう。
スーパーマーケットには魚の棚が沢山。ドイツでは他なのほとんどが肉類で、魚類はほとんどないけど、その反対。ほとんどの棚が魚で、お肉は横のほうにあるだけ。しかもほとんど冷凍。

日本の魚屋さんみたいに、魚がごろりんと沢山置いてあるのを勝手に想像していた。・・・ら、どうも違う。加工された魚が多い。もちろんスモークサーモンもそのひとつなんだけど、オイル漬けになってるとか、酢漬けになってるとか。燻製とか。
そして魚の種類もそれほど沢山あるわけじゃない。
私が数える限り4種類・・・くらいかな。
生の切り身も味付けのしてあるものが多い。もうそのままグリルなり、フライパンなりで日を通すだけだ。

魚卵は何種類かあった。キャビア、イクラ、たらこみたいの・・・。どれもおいしいな。コレステロール高いけど。

そして、もうひとつ私の好きなシュリンプカクテル。・・・というか、小エビが皮をむかれて塩水に漬けてあるやつ。イカとか貝とか他のものも混じっているのもあるけど、おいしいのは小エビだけのと、かにの尻尾・・・一体どこなのかわかんないけど・・・だけのパック。
一匹一匹手むきな分けないから、一体どうしてるのか想像したくないけど、おいしいものはおいしい。


と、長々としたあらましを書きましたが、次から順を追って書いていきます。

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