2009/06/27

古いバンガロー ~二人旅 Norway Lofoten Islands~

6月14日
早朝5:30。
私が車の中で寝たままずっと走っていたらしい。私が目を覚ますとWolleはまだ運転してる。すでにTrondheimの町に入ってる。
ガソリンとコーヒーを求めてガソリンスタンドへ。もう12時間以上走り続けてる。Wolleは運転疲れないんだろうか・・・?

行きとは少しルートを変えて、ルートE6からルート3に入ることにする。きも~ち遠回りになるけど、山の中を走る道。E6から見ると山の反対側を走ることになる。

雰囲気のいいキャンピングサイトを探して、そこで1日ゆっくりすることにする。
また天気が悪くなってきたけど、こればっかりは仕方がない。

9:30。
いくつかのキャンピングサイトが地図にも載っているAlvdalへ入る。
二つ目に見たキャンピングサイトがよさそうなのでそこに決める。でも、前日から泊まってる団体が11:00にならないとチェックアウトしない。
それまで町に出てみることにする。だけど、日曜日のせいで町中の店が閉まってる。

結局12:00ごろバンガローに入ることができた。

さすがに長時間の運転で眠くなったみたいでWolleはすぐにベッドへ。
車の中でしっかり寝た私は外を歩き回ってみる。
バンガローのすぐ脇に大きな川が流れてる。ここでもフライフィッシングで釣りをするらしい。何が釣れるんだろう。サーモンかなぁ。



この私たちが泊まったバンガローは1800年に馬小屋として建てられたものらしい。キャンプサイトを経営してる家族が200年前から住んでいる場所を、今の形に変えた。
って、え~っ、200年前?そんなに昔に、ここに住んでた人、何して暮らしてたんだろう。
しかも元馬小屋のバンガローなんて・・・。古さを考えれば気持ちいいような、馬を想像すると心地悪いような・・・。
ゲストブックもこのバンガローのものだけで3冊目。
バンガローの中は至極心地がいい。
キッチンもお鍋や食器もそろっていて・・・。ただ、水道がない。このバンガローは一番小さいタイプのバンガローだから、そこまで水をひくのは無駄なのかなぁ。キッチンで使う水は、共同で使う流しまで行かなくちゃいけない。ま、それほど遠くないからいいんだけどね。

これこれ。
何これ?共同の流しにもついてる。普通の流しの脇についてる。何か特別なものを洗うところかな。どうも私の想像力もノルウェイに関する知識も乏しくて、結局わからずじまい。
バンガローをケアしてるおばあちゃんはノルウェイ語とドイツ語と英語の混ざったようなものをしゃべっていて、最低限以上の会話が今ひとつなので聞くこともできない。

全部で8軒のバンガローがある。どれも違う形と大きさをしていて、もともとは家族が使っていたものを改装したもの。
大きなバンガローになると10人用なんていうのもある。こんなところで10人の友達と泊まったら楽しいだろうなぁ。
お隣にはまたしても牛。一日中もぐもぐ食べてる。
小雨が降ったりやんだりで天気がよくない。しかも風が冷たくて、外にあるベンチに座っていられない。
冷たい風を写真に撮ろうと思ったんだけど、うまく取れませんね~、風って。

今日の夕食はステーキ。魚ばっかりだったので、お肉大好き男のWolleはちょっとお肉が恋しくなったみたい。スーパーで、「お肉でいい?お肉でいい?」って5枚入りのポークステーキをかごに入れてた。今晩はそれ。
オニオンスープとタラモサラダとサーモンとセロリ。そしてステーキ。キッチンにあった食器を使ったらいつもとそれほど変わらない食事が格段に豪華になった。
21:00。日が陰ったと思ったら、気温が10℃から3℃に一気に下がる。
ヒゲを沿ってないせいでくまさんみたいになってきたぞ、Wolle。
眠らずに夜走る、というアイディアは、走ってるときは平気なんだけどその後にやっぱりドッと疲れが出るみたいだ。昼間、1日中眠かったみたい。

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