今年93歳になる祖母。
先月から調子がよくないと聞いていた。
元々歳のわりには元気な祖母。足も口も達者で今でも小さいながらも畑で鍬を振るう。
私の気持ちの中では、あと30年くらいはいけると思っていたのに・・・・調子が悪い・・・しかもそれを周りの人間が気にしている・・・。
それはよくない。
血圧が上がり過ぎだの。医者に体重が多すぎると言われたの・・・。
いや、歳を取るとどうしても血圧っていうのは上がるもんなんだ、って10年位前に自分で私に話したじゃん。忘れちゃったのかい、おばあちゃん。
しかもさらに、93歳のおばあさんに向かってダイエットをしろ、と・・・?
1ヶ月間その状態を苦にして、自分で血圧測ったり、食べるものを変えてみたりしてたみたい。
でも今日母が電話で話をしていたところ、その話は思わず喝采ものだった。
曰く、医者が血圧だなんだと、つべこべ言うから気になって仕方がなかった。だから気にせずに済むように、医者から渡された血圧の記録用紙も書類も全部捨てた。
なんたる・・・。
彼女の精神力は並みのものじゃない。
強さ、そしてその前向きな姿勢。
93歳にしてまだまだ健全な精神を持っている。
やっぱり後30年くらいはいけるでしょう。
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