2009/04/08

東京 ~駅のホーム~

花見の後に、子連れチームは帰路につき、相変わらずシングルを守り通してる私ともう一人でもう一軒飲みに行く。二人とも帰りに便利な池袋。私は埼玉の祖母のところに帰ることになってる。
最後に東京に来たのは、半年ちょっと前。そのときにはなかった感触が沢山ある。そういえば前回はWolleと一緒だったからちょっと違うのかもしれないけど。
ホームで。少し酔っているせいもあったのかもしれない。

でもどうしてこんなに沢山の音が耳に入るの?
アナウンス。むこうのホームからもアナウンス。
隣のホームに入る電車の音。カタン。カタン。カタン。
「本日はJR東日本をご利用いただきましてありがとうございます。・・・・」
それと重なってまたカタン、コトン。
そして直後に生のアナウンス。「本日はJR東日本をご利用いただき・・・・。」機械音のアナウンスと同じことを繰り返す。続いて「・・・4両目と5両目は・・・」

ふらふらしそうなほど次々と音が耳にねじ込まれる。
周りから肉声も聞こえる。
ホームの端に座り込んでる青年。「だったらダイエットすればいいじゃん・・・」携帯電話が彼の耳に押し付けられてる。

カツン・・・かツン・・・かツン。私の前を女の子が通る。そして背後からは指定席を取る機械の声。「行き先を指定してください。」

東京の駅で、人はホームに立ち、乗り換え、電車を待つ。

この辺りに住むころ、アナウンスも、ホームに立つこともこれほど苦にはならなかった。
今久しぶりに駅に立ち、私の耳も頭もパンクしそう。
音にあふれた駅は、人にもあふれている。
こうして毎日東京の駅は明けていくんだ。

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