2009/04/13

イースター・エッグ

そういえばおととい辺りイースターだったらしい。

私には何のことやらさっぱりわからないお祭りだけど、毎年Wolleが大きなパーティーを開く話を聞くので、いつなのか毎年大体把握することになる。

昨日、Wolleとスカイプで話をしてるとき、「今マヤ(姪っ子)がイースター・エッグを見つけるのに走り回ってるよ」なんて言ってた。
そうそう。子供にとってイースターはその卵探しがお楽しみらしいんだ。
きれいに色を塗った卵を大人が隠す。庭でも、家の中でもOK。それを宝探しみたいに探すらしい。探し当てたところで、それはただのゆで卵なんだけど、子供にとってはお祭り騒ぎになるみたい。

そうだ。
ほのぼんにもしてあげよう。

ということで、朝早速ゆで卵を作る。
今朝は、昨夜置いていった車を取りにママとこのうちに来るはず。

なんて思っていたら、私が準備の整う前から来てしまった。
ほのぼんにとっては卵を探せ、って言ってもよくわからないはずだから、自分で卵に絵を描いてもらうことにした。
そうしたら、探しやすいし、もっと楽しい。

残念なことにうちの卵はみな茶色なんだけど、ひとつに書いて見せたら、他の卵に一生懸命お顔をかいていた。全部で4つ。
ひとつは、のちちの襲撃にあい、てっぺんがクシャっとつぶれた。のちち自身も卵がつぶれたことがショックだったらしく、卵にしきりに怒ってる。・・・ゆで卵でよかった・・・。

さて、ほのぼんがおじいちゃんと潮干狩りに出かけてる間に、卵を隠す。
1つはのちちの豆っこい靴の中。
1つはほのぼんの好きな紫色のパンジーの根元。
1つは庭にあるお砂場の中。
もうひとつは庭に転がってる植木鉢の上。

ちゃんと見つけられるんだろうか・・・。

潮干狩りから帰ってきたほのぼんは、早速「卵どこー??」。
最初のヒントは「お庭に3つ。おうちの中にひとつ。」

ほのぼんはいそいそとお庭へ。
どこから探し始めていいのやら困ってるらしく、私の顔をちらちら見ながら「どこかなぁ。」。
まぁ、どうしたって、それほど広い庭でもないので最初のひとつはすぐに見つかる。植木鉢の上。
次にヒント。「あれっ?さっきは閉まってたお砂場のふたが開いてるねぇ。」で、ふたつ。
パンジーの中は少し時間がかかった。
ヒント。「ほのぼんの好きな色のパンジーはどこかなぁ。」
「ピンクと紫が好き!!」
でもピンクのパンジーなんてないじゃん。
あ、そうか、ってことで紫のパンジーをひとつひとつ覗き込んでる。

あったーーーーっ!!

ゆで卵なんて大して珍しくもないものなのに、大事そうに両手で握ってる。
いいなぁ、こんなことで楽しそうで。

最後のひとつはおうちの中。
「今歩いてきたところで、のちちが先に見つけちゃうかもしれないよ」って、居間に入ってから言ったのがヒント。
玄関をうろちょろして、ちょっぴり静かになったと思ったら、にやーっとしながら卵を持って戻ってきた。
「くつのなかにあったぁ。」

かくして、ほのぼんのイースターエッグは4つとも無事に発見された。

ほのぼんには、どうして今日こんなことしたのかさっぱりわかってないと思うけど、楽しそうだったからいいよね。
来年は私がここにいるかどうかわからないから、できるかどうかわからないけど、いたら、また卵探ししようかな。

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