2009/04/09

ほのぼんのケーキ

ほのぼんの誕生日は3月頭。
誕生日にスポンジケーキを買ってきて、デコレーションを自分でした写真を見せてもらった。
ほのぼん自身はイチゴが嫌いなのに、イチゴをふんだんに使ったデコレーションケーキがとても気に入ったらしい。
で、この前、今度ぼん(わたし)がスポンジケーキを焼くから、デコレーションをほのぼんがするという約束をしてしまった。

で、きょう、なぜかすっぽりと午後の時間が空いたので、スポンジケーキを焼いた。
スポンジを2枚に切って、クリームを泡立てて待っていると・・・来た来た。

ケーキとクリームを見て、テーブルにすっ飛んできたのはのちち。なにやら口の中でごにょごにょいってるけど何を言っているのかは不明。
ほのぼんがべちょべちょとクリームをスポンジに塗り始めると、のちちは人差し指をクリームに突っ込んでなめ始める。
おなかすいてるの?
ケーキがクリームに覆われるころには、のちちの口とは言わず、まぶたから鼻までクリームがくっついてる。
あぁっっ。こらっ。そのまま鼻をほじるんじゃないっ。
って、いってるときにはもう遅くて、もちろんクリームは鼻先から鼻の穴へ押し込まれる。

もういいよ。好きなだけ舐めて。あなたたちのケーキだから。
イチゴがケーキの上に乗るころには、側面のクリームは穴だらけの筋だらけ。
調子に乗ってほのぼんものちちのまねをしてクリームを舐めてる。

そんなときにアラザンを出した父が悪い。
ほのぼんの目がきらりんと光る。そうだよね。アラザンって、きらきらしてて魅力的だ。私だって小さいころ、好きだった。
私がアラザンをケーキにかけるよう教える間もなく、二人はべたべたなままの指でアラザンをつかむ。もちろんアラザンはケーキよりも先に彼らの指にくっつく。
と、今度は二人で争うようにアラザンを口に運び始めた。指から離れないんだから、そうするしかないよね。床に撒かれるよりはずっと素敵だ。
おりこうさん、おりこうさん。

彼らの目を盗んで、私がケーキを他の場所へ移動したことにも、気づいたのかきづかないのか。彼らはアラザンで満足し、そのままお遊びへ突入。
いうまでもなくおもちゃはべたべた攻撃を受けていた。

さて、ケーキを食べる段階になったら。
のちちはイチゴ大好き男なのでママのケーキのイチゴをバクバク。
ほのぼんはクリームだけをベロベロ。
え・・・。スポンジ食べないの?
2段になってるスポンジもぱっくり開けて、イチゴを取り除いてベロベロ。イチゴもスポンジも食べない。
かくして、きれいな6等分に切られたケーキは破壊され、お皿の上に何が乗っているのかわからないほどになった。

せっかくデコレーションしたケーキの写真を撮るのは忘れ、ほのぼんの破壊したケーキは写真を撮る気もなくすようなものになり・・・。
カメラ持ってたんだけどねぇ。

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