私のベスト体重は47-48キロ。
それ以上だと、自分の体重を支えるのが億劫になるのか、動きが鈍くなる。
それ以下だと、ちょっとハードに動き回っただけでふらふらしてしまう。
ところが、このベスト体重を維持するのが意外と難しい。
たいていは、ピピ島でダイビングをしているシーズンの真ん中あたりと、ドイツにいるころに、この体重になることが多い。
私の体重は毎年、半年ごとに大きく変わる。10月ごろは53キロくらい。3月ごろは45キロくらい。この8キロをいつもいったり来たりしている。
もうひとつ、何が困るかといって服のサイズ。
ピピ島に帰ったときに毎回こまる・・・いや、笑われるのが、ウェットスーツのジッパーが自分で閉められないこと。「ちょっと、ちょっと、ダニエル、後ろ閉めて。」ってなことだ。
半年使わないでいるとウェットスーツは縮んでしまうらしい。しかも、先シーズンの頭に気がついたことだが、毎年その縮む割合が増えているような気がしなくもない。
島ではまぁ、短パンのボタンがひとつ外れていようが、シーズンの最後にその短パンがずり落ちていようが誰もそれほど気にする人はいないので、どうでもいい。
日本だともうちょっと困る。
タイから戻ってきたときに、新しくジーンズなんか買ってしまうと、ドイツから帰ってきたときにはもうボタンが閉まらない。
日本で服のサイズを見ていると、5号から11号近くをいったりきたりしているように感じる。だから、買うときにはできるだけ大き目の7号・・・メーカーによって同じサイズでも大きさって違うよね・・・あるいは小さめの9号を選ぶようにしている。
ところが今年、ピピ島にいたのにそれほど体重が落ちず、ベスト体重で日本に戻ってきた。
これはよい!
と、喜んでいたのもつかの間。たったの2週間ほどしか経っていないのに、すでに体重計は数字を増やし始めている。
私から見ると日本の女性はダイエットに懲りすぎているようにも見える。
痩せていればキレイってもんじゃない。そこそこセクシーさも必要だし、それにはボリュームが必要なんだし。
少しふっくら目くらいがかわいいようにも見える。
が、ふっくらがよく見えるのは他人の話。体重計に乗っているときには、ふっくらしたいなんて思えない。
とみに最近、筋肉が付きにくく、いや落ちやすくなっているのか。あるいは、人間が丸くなり、地球の重力という自然の摂理に従順になってきているのか。体重だけでは良し悪しが言えないようになって来た。
体重。
これは永遠に女性の課題・・・?いや、敵?
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