2009/01/15

おしり

最近ピピでは、かわいいものからセクシーなものまで、ビキニの数がそろってる。
通りを歩いていて、思わず立ち止まりたくなるようなデザインがぶらぶらしてる。でも私は立ち止まらない。
どうしてかって。
以前買ったことがあるのだ。

ビキニは基本的にワンサイズ。まあ、要はミディアムかなんかに統一されている。トップもボトムも全てひもで縛るようになってるから「ワンサイズ」なるものが可能なんだと思う。
ただそのワンサイズが私にはどうにも通用しない。
布の部分が明らかに大きすぎる。いくらひもを最短まで縛っても、もともとの布が大きすぎるんだからどうにもならない。

私は日本にいたら決して小さい人じゃない。たいていはミディアムで間に合う。
日本以外にいるときにも、特に大きい人たちの国にいるんでもなければ、背は少なくとも普通だと思う。スウェーデン人やドイツ人の中にいると豆みたいだけど。

先シーズン持ってた、、、って言っても買ってもらったんだけど、ビキニと同じものを欧米人のオネーチャンが着てるのを通りで見かけた。
「あ。同じビキニだ。やっぱかわいいじゃん。」
って、そこまではいい。そして気づく。
「なんか私が着たときと違う気がする。」

トップはオネーチャンのボリュームたっぷりのおっぱいを半分くらいしか隠してない。ボトムも然り。まぁるいおしりの真ん中くらいしか隠してない。
南の島の太陽の下、彼女はとっても健康そうに見え、すっごくキュートだ。
同じビキニを着てるんだから、私もそんな風に見える・・・わけない。

私が着ると、ボトムはまるでオムツなしにオムツカバーをしているみたいに見えるし、トップはとてもじゃないけど形容に値する言葉が見つからないほどみすぼらしい有様になる。
このビキニの三角は私の背中までカバーしてくれようとしているのか、とさえ思う。

私のおっぱいもおしりもどうしてこんなにぺったんこなのっっ!!

200歩譲っておっぱいは許そう。これだけしかなければ絶対に垂れることはないと思われる。年取ってもプリッとはいかないだろうけど少なくとも今とそう変わらない形を維持しそうだ。・・・二十歳の頃のことを思うとあんまり断言もできないけど。

だけど、おしり!!

自分じゃよく見えないから見た目の形容はうまくできないけど、この前Wolleが「やすこのお知りはどこからどこまでなの?」ッテ、フツーの顔をして聞いていた。
要するに隆起がほとんどないってことだ。

いつだったっけか、これもWolleとの会話。
突然Wolleが私の尾てい骨に気づいて「なんだこれは!!?」
なんだって・・・、今書いたばっかりだけど、尾てい骨じゃん。「昔の尻尾のなごりでしょ。Wolleにもあるでしょ?」って言うと、そんなものはないって言う。
うそつけ。尾てい骨ない人なんていないよ。ないわけないじゃん。
で、Wolleのおしりをさわると・・・ない。
ないっていうか、探せない。みつからない。

そうなんだ。この人のおしりは、ウェストのすぐしたから始まって、キュっと上がって丸く終わってる。お知りは小さいのにしっかりお肉が外に向かって付いてる。サロンが似合うのもそのせいだ。
「Wolleのおしりかっこいいよね。」って言ったら「よく言われる。」って、腹の立つ答えが返ってきたことがある。
でも尾てい骨はお肉に埋まってて触れない。ちなみに、私が硬いところにずっと座ってると痛くなる、おしりの下の部分の骨も見つからない。

いいよねー、こういうおしり。
これが女の子だときっとまぁるいかわいいおしりになるんだ。

私もビキニに飲まれないようなおしりが欲しいなぁ。
まぁ、でもこんなおしりだから余計な虫がよってくる心配もなく、ビキニでバタバタ走り回っていられるんだろうけどね。
それなりにいいところもあるさ・・・。
なんかちょっと寂しい終わりかただなぁ。

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